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作品紹介

トップページ > 作品紹介 モヒカン故郷に帰る

2016-02-14 更新


モヒカン故郷に帰るmohican
© 2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会



イントロダクション

 愛すべき家族が繰り広げる、最高で最強のホームドラマ『モヒカン故郷に帰る』。

 メガホンを取るのは、『南極料理人』、『キツツキと雨』、『横道世之介』、『滝を見に行く』などコンスタントに作品を撮り続ける、沖田修一。くすりと笑うユーモア、ゆるやかに流れる日常の中に人との絆や温かさを描く沖田節はそのままに、親不孝者の息子に訪れた大切な親との別れを描く本作は、沖田監督の真骨頂といえる。

mohican 日本映画界に欠かせない豪華キャストが沖田のオリジナル脚本に惚れ込み集結! 7年ぶりに故郷に帰るという親不孝息子・永吉を演じるのは松田龍平。余命わずかな父のために奮闘する姿がときに情けなく、ときに可笑しくもあり、胸が締め付けられるような切ない演技で、新境地を切り拓いている。永吉の父・治を演じるのは名優・柄本 明。「死」を迎える父というシリアスになってしまいがちな役柄を、悲哀と滑稽さを織り交ぜた熱演で魅せる。また明るく永吉を支える彼女・由佳を演じるのは、映画や舞台、音楽と幅広く活躍中の前田敦子。素朴な優しさと厳しさをあわせ持つ母親の春子役には、もたいまさこ。由佳と春子の嫁姑が友達のような関係を築き上げていくさまは、これまでのホームドラマにある嫁姑像とはひと味違っている。また、弟の浩二を演じるのは期待の若手俳優・千葉雄大。クランクイン前から広島弁を練習、永吉とは真逆で人の好い次男を好演している。

mohican 永吉がボーカルを務めるデスメタルバンド断末魔の「死に方いろいろ」、吹奏楽部の中学生が演奏する矢沢永吉の名曲「アイ・ラヴ・ユー,OK」など、キャラクターたちに寄り添う個性豊かな音楽にも注目。エンディングを彩るのは、巨匠・細野晴臣による4年ぶりのオリジナル楽曲「MOHICAN」。沖田監督のメモからインスピレーションを受けて書き下ろした最新曲はまさに映画の世界観そのもの。

 本作は広島・瀬戸内海に浮かぶ四島を架空の島「戸鼻島」(とびじま)としてオールロケで撮影。海の向こうにまた島が見える場所が良いと監督が選んだ島々から映し出される風景は、誰にとっても故郷と想えるようなノスタルジーを醸し出している。

 また沖田作品といえばの食事シーンも見どころのひとつ。治の希望を叶えるためにと大量に食卓に並んだピザ、料理が苦手な由佳に春子が教える最強のめんつゆ料理、瀬戸内海のビタミンたっぷりの夏みかんの砂糖漬け――食卓を囲んで暮らす大切な時間が、新たな家族の日々を築いていく。誰しもに訪れる大切な親との別れ。家族が集まれば最高で最強! 現代版究極のホームドラマが、この春日本を熱く盛り上げる!

ストーリー

mohican モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉が恋人の由佳を連れ、結婚報告のため7年ぶりに故郷・広島に帰ると、矢沢永吉をこよなく愛す頑固親父のガンが発覚。

 「どうする、俺!?」何をやれば良いのか分からないけど……親父の願いをかなえてやりたい!


(2016年、日本、上映時間:125分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:沖田修一
音楽:池永正二
主題歌:細野晴臣「MOHICAN」(Speedstar Records)
出演:松田龍平、柄本 明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、木場勝己、美保 純、小柴亮太、富田望生ほか

配給
東京テアトル<東京テアトル70周年記念作品>
2016年3/26(土) 広島先行、4/9(土) テアトル新宿他全国拡大!

オフィシャルサイト
mohican-movie.jp (外部サイト)

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