インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート！
『モヒカン故郷に帰る』ヒット祈願イベント
2016-02-14 更新
松田龍平、柄本 明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督
配給：東京テアトル＜東京テアトル70周年記念作品＞
2016年3/26(土) 広島先行、4/9(土) テアトル新宿他全国拡大！
© 2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会
現代版究極のホームドラマ『モヒカン故郷に帰る』のヒット祈願イベントが開催され、松田龍平、柄本 明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大の“モヒカン一家”が東京に大集合！ 映画に込めた想いや撮影秘話を披露し、ロケ地・広島の名物で、実際に宮島で祈祷された“特大しゃもじ”で、本作のヒットを祈願した。
●松田龍平 コメント
オヤジ（柄本さん）が白いスーツというスタイルを持っているので、親子で形から入るところは同じでした。そういう点ではやりやすかったです。千葉君は作品の中でもかわいさが出ていると思います(笑)。僕が演じたお兄ちゃんは、ところどころ気が利かないところがあって、千葉君演じる弟はしっかりしているので、その兄弟のギャップが良かったのかもしれません。前田さんは、初めて会った気がしないぐらい、やりやかったですね。映画はとても素敵な雰囲気で、観終わった後にほっこりすると思います。家族と向き合ういい映画ですので、ぜひ劇場でご覧ください。
●柄本 明 コメント
役作りは特にしていないですね。もたいさんとはもう長いので、夫婦役も自然でした。龍平君とは親子をやらせていただいて、感慨深いものがありました。自分の映画は観ないんですけど、これは観ないとダメだと言われて見観ました。善意だけではない悪意もある面白い映画です(笑)。
●前田敦子 コメント
まさこさま（もたいさん）は、撮影中もいろいろ話しかけてくれて、嬉しかったです。松田さんは、初めてのシーンで「夫婦の役なんだから仲良くやろう」と言ってくれて、人見知りをしていたんですけど、一気に打ち解けました。
●もたいまさこ コメント
まさこさんと言われたのは初めてなんですけどね(笑)。前田さんは役柄と一緒で素直で明るくてストーンと入ってくるので、嫁と姑ではなく、友達のように楽しく過ごせました。作品の中でもだんだん仲良くなっていく姿が見られると思います。
●千葉雄大 コメント
僕は長男なので、初めてお兄さんができて嬉しかったです。撮影中もごはんを食べたり、遊んだり楽しかったですね。
●沖田修一監督 コメント
息子と父親はあまり話すことがなかったりしますが、今回は疎遠な父と息子が距離を埋めていくところを描きたくて、家族のホームドラマを作りました。とても好きな俳優さんばかりだったので、緊張しながらも気持ちを伝えていった感じです。長くこの映画を追いかけてきまして、やっと皆さんの前にお披露目することができました。たくさんの方に観ていただきたいです。
最後にロケ地・広島の名物で、実際に宮島で祈祷された“特大しゃもじ”が登場。監督が受け取り笑い出し、キャスト全員も大笑い。前田さんは感想を聞かれると「撮影中に半日ぐらい宮島に行く時間があったんですけど、しゃもじがたくさんありました」と答え、会場中が温かい笑いに包まれた。
それぞれ映画の感想を聞かれると、全員が面白いとても良い映画と語り、監督を囲みとても和やかな雰囲気の中、大ヒット祈願イベントが終了した。
（オフィシャル素材提供）
関連記事
・第18回ウーディネ・ファーイースト映画祭 ヨーロッパ・プレミア上映
・第18回ウーディネ・ファーイースト映画祭 ２冠達成の快挙！