インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

記者会見

トップページ > 記者会見 > 『携帯彼氏』完成発表記者会見 & ヒット祈願イベント

『携帯彼氏』完成発表記者会見 & ヒット祈願イベント

2009-08-31 更新

川島海荷、朝倉あき、石黒英雄、船曳真珠(監督)、柴田一成(脚本・プロデューサー)

TAJOMARU

共同配給:GONZO・シナジー
10月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
http://k-kare.jp(外部リンク)

 社会現象となった『恋空』『赤い糸』を生んだ「魔法のⅰらんど」で、ケータイ小説アワード「ジャンル賞」「Hana*chu→賞」をW受賞し、異色のサスペンスタッチが女子中高生の間で話題となり爆発的に拡がったケータイ小説が原作の映画『携帯彼氏』の完成発表記者会見、および[携帯電話・ITの神様]でもある神田明神でヒット祈願を行った。
 盛大な拍手に迎えられ、主演・里美役の川島海荷、親友・由香役の朝倉あき、里美が憧れる先輩・直人役の石黒英雄、脚本家兼プロデューサーの柴田一成、船曵真珠監督が登場。

まずは、ご挨拶をお願いします。

川島海荷: 本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。主人公の里美役を演じさせていただきました川島海荷です。実際に原作を読んでいたので、主演が決まったときはビックリしました。とても楽しみだったし、自分が出られるのがすごく嬉しかったです。この間完成した作品を観たんですが、スピード感があってドキドキハラハラして、特に最後は、自分が出てるんですけど、自分までドキドキしちゃいました。ぜひいろんな人に観てほしい。特に私と同じ歳くらいの人には観てほしいです。
朝倉あき: 由香役を演じました朝倉あきです。完成品を観て、本当に女子高生が共感できるような、怖さと恋愛が混ざってスリルのあるいい作品です。この作品に関われて嬉しいです! ぜひ観に来てください!
石黒英雄: 台風とかいろいろある中で、お越しいただきありがとうございます。撮影は4日間と短かったですが、凄く濃い4日間でした。ほとんど川島さんと一緒で、朝倉さんとは打上げで一度会って、今日で(会うのは)2回目。テンポのよい映画なので気楽に観てほしい。早く公開してほしいですね。
柴田一成: 地震やいろいろニュースがある中で、お越しくださりありがとうございます。「魔法のiらんど」のコンセプトが面白い原作を脚本にしたのですが、映画もかなり面白く仕上がっていると自負しています。
船曳真珠: 今日は、たくさんのお客様に来てもらえて嬉しいですね。

川島さん、映画初主演はいかがでしたか?

川島海荷: 最初にお話を聞いたときには、嬉しいというより戸惑いました。本当に私でいいのかな……とか。でも、今の自分にできることを精一杯やろうと思いました。スタッフさんや共演者の方がみんないい人だったので、感謝しています。

楽しかったシーンや、大変だった思い出はありますか?

川島海荷: 今まで、あまり同年代の方と共演することがなかったのですが、今回は(朝倉)あきちゃんとずっと一緒だったのでいろいろ話せて楽しかったです。大変だったのは、ラストの方に、強風でモノが飛ぶシーンがあるんですが、顔に当たって大変でした(笑)。

まさに体を張った撮影だったんですね。それでは、朝倉さんはいかがだったでしょうか。

朝倉あき: 由香役は、本当に体を張ったシーンが多くて、やりがいがありました。

怖がるシーンも多かったですが、大変ではありませんでしたか?

朝倉あき: スタッフさんにひかれるくらい怖がりました(笑)。原作を読んでイメージがあったので、だいぶ原作に助けられましたね。あと、海荷ちゃんの怖がるところを、私も女子高生なんですが、リアル女子高生の怖がるところを参考にしたりしました。

石黒さんは、役作りはどうでした?

石黒英雄: そんなに大変ではないですね。普通の高校生を、普通に演じました。携帯画面の中のシーンでは、ゆっくり表情を動かしながら最新技術を使って、というのは初めてでしたね。

柴田さん、今回のキャスティングはかなりこだわったそうですが、どのように決めたのですか?

柴田一成: 役者の魅力というのはいろいろあると思いますが、この作品はキャラクターが変化するんですね。主人公の里美ははじめはおとなしいが、どんどん強くなっていくし、反対に由香ははじめはお姉さんっぽかったのがどんどん追い詰められていく。直人はいい奴なのか悪い奴なのか分からない、というように。これをできるのはこの3人だけだと思いました。「恋空」など、ケータイ小説は純愛、実録ものが多いですが、この作品は、ラブ・ストーリーを入れつつサスペンス・タッチに書きました。原作はホラーなんですが、ハリウッド的なサスペンスを目指しました。

船曳監督は「東京藝術大学 大学院映像研究科映画専攻」の教授でもある黒沢 清監督からは、何かアドバイスはありましたか?

船曳真珠: 具体的なアドバイスはないのですが、黒沢 清監督から芸大で学んだことは映画をつくる心構えになりましたね。

「携帯彼氏」が実際にあったら、やってみたいですか?

川島海荷: やってみたいですね。映画のようになったら怖いけど……。ゲームとしてだったらやってみたい!
朝倉あき: うーん、私はやらないと思うけど……。(恋愛シミュレーションの)勉強のためにやってみたいですね。あと、皆がどんな携帯彼氏をつくるのかは、興味あります(笑)。
石黒英雄: どこまでリアルか、ですね。アニメだったらやりたくないかな。

川島さんは、叫ぶシーンが多かったと思いますが、演じるにあたって工夫されました?

川島海荷: サスペンスは初めてだったし、驚く表情をやったことがなかったので、監督とお話して研究しました。それから、ラブ・シーンも初めてだったので緊張しました。 石黒英雄:高校生独特の淡いラブ・ストーリーなんです。 川島海荷:恐怖の表情は、ゴキブリとか、自分の怖いものがあると思ってやりました。あとホラー映画を観て研究したり。監督が「怖い顔集」みたいな恐怖の顔を集めたものを持ってきていて、それを見て絶叫してました(笑)。

演じるにあたって、里美役に共感するところはありましたか?

川島海荷: 回想シーンのところは、中学のときに先輩に憧れていたことを思い出して共感しましたね。

それでは最後に、主演の川島海荷さんから一言、見どころをお願いします。

川島海荷: 本当にドキドキハラハラする、スピード感のある映画です。いろんな人に観に来てほしいです!!


(オフィシャル素材提供)


関連記事
船曳真珠監督 単独インタビュー
初日舞台挨拶

Page Top