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2022-03-03 更新

蜜月mitsugetsu
©2022「蜜月」製作委員会

イントロダクション

 『捨てがたき人々』など、これまで社会の片隅で生きる男たちを描き定評のある榊 英雄監督が、7年越しに取り組み、リアルな親としての感情をぶつけ、“家族の愛”という新境地を切り開いた。

 『MOTHER マザー』など一貫して社会的抑圧や差別を題材にした作品を生み出した脚本家・港 岳彦によるオリジナル脚本。

 ヒロインを演じたのは、自身の監督作を発表するなどマルチに活躍する佐津川愛美。傷つきながらも愛を求め一線を越えてしまう17歳、秘密を抱えながら夫を愛し平穏な暮らしを望む32歳、過酷な家族環境下、懸命に生きる一人の女性の成長という難役を見事に演じきった。

 美月の母五十鈴役に、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作『淵に立つ』(16/深田晃司監督)で第71回毎日映画コンクール女優主演賞など多数の賞を受賞した演技派女優筒井真理子。

 美月の義父・靖男役には独特な存在感が光る俳優・板尾創路。美月の義弟・伊織役に、大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の子ども時代を愛嬌たっぷりに演じお茶の間の人気者となった濱田龍臣。伊織の恋人・香澄役にネクスト・クリエーターから引手数多な森田 想。陶芸家で美月の夫・哲郎役に、ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』(16)などで日本人俳優として初めて出演作が3年連続でカンヌ国際映画祭出品となった国際派俳優永瀬正敏。


mitsugetsu

ストーリー

 山奥の古民家。優しい陶芸家の夫と穏やかに暮らす美月32歳。弟が15年ぶりに現れ、母の死を告げる。封印していた家族の過去があふれ出す。愛する夫との暮らしを守るために美月は過去の黒歴史と対決する――。

 母親は、ある“事件”がきっかけで離婚し心にトラウマを抱える。美月は子どもながらに不安定な母を支え、母子で必死に生きてきた。母が新たな伴侶を得て、四人家族となったとき、美月は、やっと温かな居場所ができることを期待した、美しい17歳に成長していた。

 だが、その『女という性』に対し、母はかつての事件のトラウマから、嫌悪・嫉妬し、激しく抑圧する。

 美月は母への反抗心から、義父に接近する。ささやかな反抗心だったが、次第に深みにはまっていく。再び“事件”が起こり、家族が崩壊していく……。

 15年ぶりに故郷の実家へ戻る美月。義弟から15年間にわたる過酷な義母の介護も知らされ、その代償の重さに押しつぶされそうになる。目を背けてはいけない。夫に封印した「秘密」を告白する。その切なすぎる真実に涙する――。


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(2022年、日本、上映時間:130分、R15+)

キャスト&スタッフ

監督:榊 英雄
脚本:港 岳彦
音楽:和(IZUMI)
出演:佐津川愛美、筒井真理子、板尾創路、濱田龍臣、森田 想、永瀬正敏ほか

配給
アークエンタテインメント
3月25日、テアトル新宿ほか全国ロードショー

■ オフィシャル・サイトmitsugetsu.com (外部サイト)



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