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舞台挨拶・イベント

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『裏切りの街』初日舞台挨拶

2016-11-14 更新

三浦大輔監督、池松壮亮

裏切りの街uragiri

配給:エイベックス・デジタル
新宿武蔵野館にて11月12日(土)~25日(金) 2週間限定公開中
© BeeTV

 劇作家・演出家としてだけではなく映画監督としても高い評価を受け、今秋の注目映画『何者』の脚本・監督も務めた三浦大輔が、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を自らの手で映像化した『裏切りの街』。11月12日(土)より新宿武蔵野館にて公開の本作、三浦大輔監督・池松壮亮による初日舞台挨拶が開催された。


uragiri三浦大輔監督: 監督の三浦です、今日は初日にお越しいただきありがとうございます。この作品は僕の舞台作品の中でも最も映像かしたかった作品なので、こうやって皆さんにスクリーンでご覧いただけることが本当に嬉しいです。

池松壮亮: 今日は初日から本当にありがとうございます。綺麗になりましたね、武蔵野館(笑)。そこで上映出来て嬉しいですし、この作品は2週間限定レイト公開で、夜の初日に登壇するのは僕は初めてなんですけど、見逃されがちな作品かもしれませんが、とてもいい作品なんだということを伝えたくて、そこそこ多忙な中、やってきました。(開場笑い)

三浦大輔監督: 最初はもちろん、舞台用に書いた作品ですが、書く際に風景やシチュエーションをイメージして舞台化したので、とても映像化しやすい作品だと思っていました。僕と池松くんとのズブズブの関係で……(笑)。自分のオリジナル作品で、思い入れの強い作品なので、今まわりにいる役者さんの中で一番信頼がおける、僕のことをよく知ってくれていることで、池松くんにお願いしました。

uragiri池松壮亮: 『裏切りの街』が三浦さんにとってどれだけの作品かということは重々承知していましたので、やらせてもらえるというのは本当に嬉しかったです。劇場で公開するからって口説かれたのですが……なかなか公開されなくて(笑)。だから、今日は嬉しいです。

三浦大輔監督: 今僕は東中野に住んでいるんですが、この映画では荻窪が重要な場所で、荻窪にも住んでいたことがあって、その頃はものすごく不遇な時代で、いろいろな思い入れがある街なので、あの街の雰囲気がこの映画にはとてもよかったです。

池松壮亮: 僕は当時、高円寺に住んでいまして……住所で言うと梅里なんですが(笑)、撮影に行く時は楽でしたね。でも高円寺とか中央線を知らない方でも、映画を観たら雰囲気で分かるんじゃないかなと思います。中央線で撮影した、公開はレイトショーだと聞くと、サブカルチャーだと思われるかもしれませんが、心意気は『デスノート』と変わらないんです(笑)! 『何者』と変わらないんです!

三浦大輔監督: 僕も『何者』と全然変わらないです。この作品は思い入れが強いので他の役者さんも、思い入れの強い方たちに出ていただきました。寺島さんはじめ、皆さんにお声がけさせていただきました。集大成です。

uragiri池松壮亮: 寺島さんと共演出来たことは本当に楽しかったです。素晴らしい女優さんで、いろいろ目に見えないところで助けてもらいました。

三浦大輔監督: この作品は元々映画化しようという思いで作ったものなので、スクリーンでお披露目出来るということは本当に幸いで、僕にとっては貴重なことで、多くの方々にご覧いただきたいと思っています。エンドロールの最後までご覧下さい。その後に……(笑)。

池松壮亮: 不倫の話なので、一緒に観る人の人選を考えて(笑)、是非皆さんに観ていただきたいです。



(オフィシャル素材提供)



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