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ジョン・カーペンター監督の傑作
『遊星からの物体X』、36年ぶりに公開決定!

2018-08-16 更新

遊星からの物体Xthething
© 1982 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
配給:アーク・フィルムズ、boid


 SFホラーの傑作として熱狂的な人気を誇り、全世界的に多大な影響を与えてきたジョン・カーペンター監督『遊星からの物体X』(82)がデジタル・リマスター版として復活、36年ぶりにスクリーンで公開されることが決定、ポスタービジュアルが完成した。

 南極基地に現れた恐怖の宇宙生物と12人の隊員たちの死闘を描く本作は、巨匠ハワード・ホークス製作『遊星よりの物体X』(51)のリメイクで、原作はジョン・W・キャンベル・JrによるSFスリラー小説「影が行く」。『ハロウィン』(78)、『ニューヨーク1997』(81)、『ゼイリブ』(88)など数々のSF、ホラーの名作で知られるジョン・カーペンター監督が、映画製作を志すきっかけとなった古典の名作をリメイクした。

 物語の舞台は冬の南極基地。宇宙より飛来し墜落、10万年もの間氷漬けになっていた未知の生命体が永い眠りから解き放たれ人類へと襲い掛かる。人間の体内に侵略し擬態をする“物体X”は、南極隊の仲間へと次々に姿を変え孤立した基地内に潜む。やがて疑心暗鬼に陥った隊員たちは死と隣り合わせの混乱の一夜を迎える――。

 主演は『バックドラフト』(91)、『エグゼクティブ・デシジョン』(96)で知られるカート・ラッセル。『ザ・シンガー』(79)以来カーペンター監督との親交は厚く、本作がきっかけでハリウッドの第一線で活躍するようになった。

 未知の生物の造型を手掛けたのは、後に『ロボコップ』(87)、『セブン』(95)、『ミッション:インポッシブル』(96)などを手掛けることになる当時弱冠22歳のロブ・ボッティン。おぞましく斬新なクリーチャーデザインは今なお高い評価を受け、後進のクリエーターに大きな影響を与えた。音楽はイタリアの名匠エンニオ・モリコーネ。

 『E.T.』(82)と同時期の公開だったということもあり、全米公開時に興行的な成功を収めたとは言えない本作だが、長年に渡り熱狂的な人気を誇り、今やSFホラーの傑作として君臨する本作。スクリーンでの公開は実に36年ぶりとなる。

 デジタルリマスター版公開にあたり、日本ホラー映画の代表的存在・黒沢 清監督からコメントが到着した。

 凄い特殊造形と、凄い俳優と、凄い音楽があれば凄い映画ができ上がる。他は何もいらない。それは、1982年カーペンターのこの作品によって実証された映画の基本原理だ。――黒沢 清(映画監督)

 映画『遊星からの物体X』デジタルリマスター版は10月19日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!



映画『遊星からの物体X』

(原題:THE THING、1982年、アメリカ、上映時間:109分)

 ■監督:ジョン・カーペンターbr />  ■脚本:ビル・ランカスター
 ■原作:ジョン・W・キャンベル・Jr 「影が行く」
 ■音楽:エンニオ・モリコーネ
 ■出演:カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、T・K・カーター、デヴィッド・クレノン、キース・デヴィッド、リチャード・ダイサート、チャールズ・ハラハン、ピーター・マローニー、リチャード・メイサー、ドナルド・モファット、ジョエル・ポリス、トーマス・ウェイツほか


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 ■ストーリー
 南極基地に現れた一匹の犬。
 それは10万年前に地球に墜落し、氷の下で眠っていた宇宙生物だった。接触した生物の細胞に同化、擬態を行うその生命体は、隊員へと次々と姿を変え、基地の中に侵入する。
 およそ2万7000時間で地球上の全人類と同化が完了するという試算結果に怯えた生物学者ブレアの手により、通信手段、交通手段を断たれ孤立した基地。誰が本物で、誰が“物体X”か分からないという究極の状況下で、疑心暗鬼に陥る12人の隊員たちは果たして生き残ることが出来るのか――。そして人類の運命は一体――。


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 ■公開表記:配給:アーク・フィルムズ、boid
 10月19日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー


オフィシャル・サイト
thething2018.jp (外部サイト)




(オフィシャル素材提供)



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