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第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭開催

2012-08-25 更新

gay21
(C)Rolf Konow

 昨年、記念すべき第20回を迎えた東京国際レズビアン&ゲイ映画祭。1992年より毎年劇場公開される機会の少ないLGBTをテーマにした映画を上映し、観客動員数においてアジア最大規模を誇るまでに成長した。昨年の来場者数は、のべ4000名以上に上ったという。

 第21回の本年は、当映画祭にとって新たな門出となる。オバマ米大統領の同性婚容認発言などでLGBTを取り巻く世界の状況が変わる中、当映画祭はLGBTの“現在(いま)”を映すフレッシュな作品が届けられる。長編作品はすべて日本初上映。ベルリン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、モントリオール世界映画祭など、世界中から厳選した話題の作品ばかりだ。

 ※LGBT…レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)

第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 開催概要

 ■期間  9月14日(金)から9月17日(月・祝)までの全4日間

 ■会場  スパイラルホール
     〒107−0033 東京都港区南青山5−6−23 3F
     MAP http://www.spiral.co.jp/a_map

 ■主催  東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会
     〒171−0033 東京都豊島区高田3−10−18 東ビル401

 ■FAX:020-4666-6983

 ■URLhttp://tokyo-lgff.org

海外ボーイズプログラム(全4作品)

『ノース・シー 初恋の海辺』 (原題:Noordzee, Texas)

■ベルギー、2012年、96分

■監督:バヴォ・ドフュルヌ
■作品概要:ベルギーの小さな海辺の町。内気で夢見がちな少年ピムは、空想の世界を絵に描いたり、ささやかな“宝物”を集めながら、退屈な日々をやり過ごしていた。やがて16歳になったピムは、隣に住む年上の少年ジーノと恋に落ちる。二人は思春期特有の好奇心からセックスに夢中になるが、蜜月は長くは続かなかった。ジーノは自分を偽ってガールフレンドを作り、町を去る。ところが、離ればなれになった二人に運命のいたずらが……。

■開催日時:9/17(月・祝) 19:25~
         ※クロージング作品


『彼と彼女のゲイビー大作戦』 (原題:Gayby)

■アメリカ、2012年、89分

■監督:ジョナサン・リセッキ
■作品概要:ジェンとマットは大学時代からの親友同士。30代になった今、ジェンはヨガ講師として、マットはコミックストアの店員として、シングルライフを送っていた。人生に物足りなさを感じた二人は、一緒に子どもを持つという大学時代の約束を果たそうとする。それも“昔ながらの”方法で。ところが、子づくりに励む二人に次々と恋愛や仕事の問題が降りかかり……。本作の原案である同監督の短編映画は、世界の100以上の映画祭で上映された。

■開催日時:9/17(月・祝) 14:05~


『ウィークエンド』 (原題:Weekend)

■イギリス、2011年、96分

■監督:アンドリュー・ヘイ
■作品概要:金曜日の夜、ストレートの友人たちのパーティーを抜け出したラッセルは、ゲイクラブでグレンと出会う。こうして二人の週末は始まった。バーで、ベッドで。酒に酔って、ドラッグでハイになって。語り合い、セックスをする。一夜限りの関係だったはずの二人に、いつしか特別な絆が芽生えていく。しかし週末が終わりに近づくにつれ、二人の別れの時も迫っていた……。ゲイ版『ビフォア・サンライズ』とも言うべき、奇跡の出会いを描く。

■開催日時:9/15(土) 11:45~
         9/16(日) 20:50~


『ベルリン・ラブ・パニック』 (原題:Men to Kiss)

(C)Ente Kross Film
■ドイツ、2012年、83分

■監督:ロベルト・ハスフォーゲル
■作品概要:お堅い銀行員のエルンストと自由奔放なトビアスは、正反対の性格ながらも深く愛し合っているカップル。付き合って1年半、二人はどんなカップルにも付き物の “忍耐”と“信頼”という課題に直面していた。そんな時、二人のアパートにエルンストの幼なじみのウタが転がり込んでくる。実はウタには、エルンストをモノにしようとする邪悪な計画があった。あの手この手で二人の仲を引き裂こうとするウタに、トビアスは勝てるのか?

■開催日時:9/15(土) 20:50~
         9/16(日) 14:00~
         ※両日とも、主演兼監督によるQ&Aを予定


海外ガールズプログラム(全3作品)

『夕立ちのみち』 (原題:Cloudburst)

■アメリカ=カナダ、2011年、93分

■監督:トム・フィッツジェラルド
■作品概要:ステラとドティは31年もの間人生を共に歩んできた70代の老カップル。ほとんど目の見えないステラが孫に老人介護施設に入れられそうになった時、二人は同性婚のためにカナダを目指すことを決意する。途中でヒッチハイクをしていた若いダンサーのプレンティスを拾い、珍道中を続ける二人。しかし、思わぬことがきっかけでケンカになり、二人の旅に暗雲が立ち込める。ステラを演じるのは、オスカー女優オリンピア・デュカキス。

■開催日時:9/14(金) 21:00~
         9/15(土) 16:05~
         ※オープニング作品


『マルガリータ』 (原題:Margarita)

■カナダ、2012年、90分

■監督:ミニク・カルドナ&ローリー・コルバート
■作品概要:カナダに不法滞在しながらナニー(乳母)として働くメキシコ人のマルガリータ。彼女にはジェーンという法学生の恋人がいるが、ジェーンは真剣な関係を恐れている。ある日、マルガリータは財政的な理由から一家に解雇されてしまう。さらに、それがきっかけで移民局に調査され、強制送還されるハメに。一家や友人たちがマルガリータをカナダに引きとめようと画策する中、彼女はジェーンの態度に傷つき帰国を決意するが……。

■開催日時:9/15(土) 14:00~
         9/16(日) 18:45~


『キス・ミー』 (原題:Kiss Me)

(C)Rolf Konow
■スウェーデン、2011年、105分

■監督:レクサンダー・テレーセ・キーニング
■作品概要:ミアは父ラッセルの婚約パーティーに参加するため、フィアンセのティムと共に故郷に帰省する。そこで彼女が出会ったのは、ラッセルのフィアンセの娘であるスペイン語教師のフリーダ。レズビアンであることをオープンにしているフリーダは、ミアへの好意を隠さない。やがてミアもフリーダに心を奪われていくが、ティムの愛情やラッセルの親心を裏切ることに躊躇する。果たして彼女は“約束された幸せ”を手放すことができるのか?

■開催日時:9/16(日) 16:25~
         9/17(月・祝) 11:45~


海外ドキュメンタリープログラム

『VITO/ヴィト』 (原題:VITO)

(C)Rick Gerharter
■アメリカ、2011年、93分

■監督:ジェフリー・シュワルツ
■作品概要:今から約40年前、ストーンウォール事件をきっかけに、自らの権利を求めて声を上げ始めたアメリカの同性愛者たち。その中に23歳の学生ヴィト・ルッソはいた。権利運動の盛り上がりと共に、彼は同性愛者たちを率いるリーダーとなっていく。ハリウッド映画における同性愛表現を検証した著書『セルロイド・クローゼット』を上梓し、テレビでも活躍したヴィト。44歳の若さでエイズに倒れるまで闘い続けた彼の半生を追う。

■開催日時:9/15(土) 18:15~
         9/16(日) 20:50~
         ※本編終了後に大阪・神戸 米国総領事館 総領事パトリック J.リネハン氏によるトークイベント開催


アジアボーイズ短編集

■開催日時:9/16(日) 11:45~

『ミッドナイト・ドライブ』 (原題:FROM HERE TO NOWHERE)

■香港、2012年、29分

■監督:ノリス・ウォン
■作品概要:同級生の結婚式で10年ぶりに再開した二人。酔っ払った相手を送る途中に過去の記憶が蘇る。


『夜間飛行』 (原題:Fly by Night)

■韓国、2011年、21分

■監督:ソン・テギョム
■作品概要:金欲しさにカラダを売る少年がやっと見つけたものとは?


『アンコール』 (原題:ENCORE)

■台湾、2011年、32分

■監督:アンソニー・レン
■作品概要:卒業公演に願いを託し、カミングアウトしようとする息子と 母親の気持ちを繊細に描く。


『スマイル』 (原題:You Used to Smile That Way)

■韓国、2009年、13分

■監督:パク・ソン
■作品概要:浮気性の彼氏の笑顔をひたすら思う男が下した決断……。


レインボー・リール・コンペティション

日本の才能を発掘する短編コンペティション。観客投票によりグランプリが決定!

■開催日時:9/17(月・祝) 16:25~

『失恋スプリンター』 (英題:Heart Break Sprinter)

■日本、2011年、25分

■監督:浅沼直也
■作品概要:100メートル走にかける二人の女の子の恋の行方は?


『ノイズが言うには』 (英題:Thus A Noise Speaks)

■日本、2010年、38分

■監督:小田 香
■作品概要:私たちの永遠のテーマ、両親へのカミングアウト。監督が選択した方法は、家族で映画を作ることだった!


『TSUYAKO』 (英題:TSUYAKO)

■日本、2011年、25分

■監督:宮崎光代
■作品概要:監督の祖母の人生経験を映画化。世界中の40の映画祭で上映され、24もの賞に輝いた秀作。


『ごくごくふつーのっ!』 (英題:Quite Ordinary)

■日本、2011年、16分

■監督:Studio LUNCHBOX
■作品概要:ゲイの高校教師に、男子生徒が「同性を好きになってしまった」と悩みを打ち明ける。



(オフィシャル素材提供)


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