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インタビュー

トップページ > インタビュー > 『セブン・デイズ・イン・ハバナ』ベニチオ・デル・トロ オフィシャル・インタビュー

『セブン・デイズ・イン・ハバナ』
ベニチオ・デル・トロ
オフィシャル・インタビュー

2012-08-04 更新

監督をしてみたいと思ったきっかけは、故・新藤兼人監督と出会い、影響されたこともあった

セブン・デイズ・イン・ハバナhavana
(C) FullHouse/MorenaFilms

ベニチオ・デル・トロ BENICIO DEL TORO

 1967年2月19日、プエルトリコ生まれ。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校にて演技クラスに参加をきっかけに演技に魅了され、中退。その後ロサンゼルスの伝説的演技指導者ステラ・アドラニーに師事、またニューヨークのサークル・イン・ザ・スクエア演技学校で演技を学ぶ。

 テレビシリーズ「マイアミ・バイス」にて注目を浴び、その後数々の映画に出演し数々の賞を受賞し、最も評価の高い個性派俳優の一人である。

 主な作品は『ユージュアル・サスペクツ』(95)、『ラスベガスをやっつけろ』(98)、『トラフィック』(2001)、『21グラム』(03)、『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』(08)。『チェ~』の演技でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。

 世界でもっとも美しい島”と評されるキューバの首都ハバナの7日間を、国際的に活躍する7人の監督が、情緒豊かに描く、至福のアンソロジー。その7人の監督の一人として、これが記念すべき商業映画監督デビュー作となった、アメリカ映画界きっての個性派俳優ベニチオ・デル・トロがインタビューに応えた。


デル・トロさんは元々監督になりたかったんですか?

 プロデューサーから、「これからの数年間で、ハバナは急速に変化するはずだ。歴史的に重要な時期を迎えたハバナという街の魅力を残すのは今しかないから、キューバを舞台にした映画を作ろうと思うんだけど、今回は監督として参加しないか」と誘われたんだ。以前から監督することに興味があったので、じゃあやってみようかと。他の監督によっては、自分でストーリーを変えた人もいるらしいが、僕の話は脚本家であるレオナルド・パデューラが書いたものに沿って撮影したんだ。

この映画に関わったきっかけを教えてください。

 プロデューサーから、「これからの数年間で、ハバナは急速に変化するはずだ。歴史的に重要な時期を迎えたハバナという街の魅力を残すのは今しかないから、キューバを舞台にした映画を作ろうと思うんだけど、今回は監督として参加しないか」と誘われたんだ。以前から監督することに興味があったので、じゃあやってみようかと。他の監督によっては、自分でストーリーを変えた人もいるらしいが、僕の話は脚本家であるレオナルド・パデューラが書いたものに沿って撮影したんだ。

どんな内容の作品なのでしょうか?

 ジョシュ・ハッチャーソンが演じるテディは、初めてキューバに降りたったアメリカの俳優という役なんだ。僕自身も、初めてキューバに来たアメリカの俳優なので、自分と主人公には多くの類似点がある。言葉の障壁や、カルチャーショックなどだね。テディは最初は戸惑いながらも徐々にキューバ人の気質を受け入れ、キューバのことを好きになっていくんだ。

 たとえ経済的に厳しかったりいろんな問題を抱えていたとしても、キューバに住む人々は、それを踏まえながらも皆で一緒に生きようとしている。僕は、それは多くの国が失ってしまった大切なものが、まだキューバにはあるのではと思う。


(オフィシャル素材提供)


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