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作品紹介

トップページ > 作品紹介 14才のハラワタ

2009-09-21 更新

14才のハラワタ
(C)トリウッドスタジオプロジェクト

イントロダクション
 平坦な日常をマイペースで生きるハラワタ。彼女にとっては、勉強で一番になることも、オシャレで注目を集めることも、とくに興味がない様子。
 ナンバー1とか、いいんです。
 クラスでの自分のポジションを探すみんな、いつもバタバタと忙しそうなお母さん、なんだかちょっと振り回されぎみな塾長……。
 ちょっとだけ急ぎ足のみんなを、まっすぐに見守るハラワタは、オンリー1ってわけでも、ないんです。
 みんなそれぞれ違うこと。それはきっと、当たり前のこと。だからこそ簡単にはうまくいっちゃくれない。
 だけど、ひとりひとりに、ピカピカした何かを見つけられたとき、なんだかちょっぴり嬉しくなるんだな。
 ハラワタに身をゆだねて追体験する中学生の日常は、私たちの胸の奥の思い出に、不思議と鮮やかな色をつけてくれます。

 マイペースな主人公、ハラワタを演じるのは、映画、CMでも活躍中の長野レイナ。
 ハラワタのクラスメイトを、五十嵐令子(『アフタースクール』)と水嶋瑞希(『血と骨』)が演じ、ハラワタの日常を彩ります。
 そして、映画、舞台、声優など幅広く活躍する実力派、松田洋治をはじめ、北野 武映画の常連、大家由祐子、浅野忠信の下で演技を学んだ池上幸平(『リトルカントリー』09年公開)らが周囲の愛おしい大人たちを演じています。
 また音楽を「栗コーダーカルテット」など様々なバンドで活動し、映画音楽も多数手がける関島岳郎が担当。関島本人や「栗コーダーカルテット」のメンバーによって演奏された生の楽器の音が優しく響き、“ハラワタ”の世界を温かく演出しています。
 本作は、「学生による商業映画製作」というコンセプトを持つトリウッドスタジオプロジェクト第4弾作品。
 監督は19歳の学生、佐山もえみ。彼女が日常を見つめる視線には、普段は見えづらい可笑しさ、切なさ、暖かさが溢れていて、彼女が描くハラワタという愛すべきキャラクターが、私たちに大切な何かを思い出させてくれるでしょう。


ストーリー
 マイペースな14才、原田ワタル。自分の事をハラワタと呼んでいる。
 学校では成績を競うナツキと青木さんを尻目に授業をサボってひなたぼっこ。
 塾でも勉強に身が入らないハラワタだが、塾長や青木さんの弟・祐輔とのさりげないやりとりは、なんだか和やかで、ちょっぴり楽しい。
 家には、仕事帰りのお母さんと囲む、スーパーのお惣菜が並ぶ食卓。
 今日も帰らないお父さんは、ハラワタに輪をかけたマイペース。
 お父さんとお母さんの関係も、寝室に転がる風船の謎も、ハラワタはありのままを受けとめる。
 肩肘はってるクラスメイトのことも、塾の先生や祐輔のことも、ハラワタは、みんな大好き。
 そして、今日も寝ぐせ頭のまま、学校へと駆けていく。

(2009年、日本、上映時間:60分)

キャスト&スタッフ
監督・脚本:佐山もえみ
製作:トリウッドスタジオプロジェクト(短編映画館トリウッド/専門学校東京ビジュアルアーツ)
制作:専門学校東京ビジュアルアーツ映画学科
音楽:関島岳郎(「栗コーダーカルテット」他)
出演:長野レイナ、水嶋瑞希、五十嵐令子、武田勝斗、池上幸平、橘ゆかり、大家由祐子、松田洋治ほか

トリウッドスタジオプロジェクト第4弾作品
10月17日(土)より 下北沢トリウッドにてロードショー決定!

オフィシャルサイト
http://haradawataru.jugem.jp/(『14才のハラワタ』 公式ブログ)

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