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『君は彼方』ジャパンプレミア

2020-11-12 更新

松本穂香、瀬戸利樹、土屋アンナ、大谷育江、木本武宏(TKO)、竹中直人、夏木マリ、瀬名快伸監督

君は彼方kimikana 配給:エレファントハウス、ラビットハウス
11月27日(金) TOHOシネマズ池袋ほか全国ロードショー!
© 「君は彼方」製作委員会

 めまぐるしく変化をみせる街・池袋を舞台にしたオリジナル長編アニメ映画『君は彼方』が11/27(金)TOHOシネマズ池袋ほか全国ロードショーとなる。

 監督・脚本・原作を務めるのは長編劇場アニメーション作品が本作で初となる瀬名快伸。主人公・澪(みお)を演じるのは、アニメーション初の主役となる注目女優の松本穂香。そして、主人公の幼馴染の新(あらた)にはブレイク若手俳優の登竜門「仮面ライダーエグゼイド」で仮面ライダーブレイブ役を演じ、人気を集めた瀬戸利樹を抜擢。その他、不思議な世界に迷い込む澪を助ける謎の少女・菊ちゃん役に早見沙織、澪の友人・円佳役を小倉 唯、さらに声優界のレジェンド山寺宏一と大谷育江がヘンテコなガイド・ギーモン役でキャリア初となる2人1役で出演。そして、澪を支える優しい駄菓子屋の森おばあちゃん役に夏木マリ。さらに、<世の境>の番人・殯(もがり)役を竹中直人、怪しい占い師・織夏役に土屋アンナ、澪の母親・宮益沙智役に仙道敦子、忘れ物口の係員役をTKOの木本武宏が担当。劇中には西武百貨店にPARCO、ビックカメラ、そして東京さくらトラム(都電荒川線)も登場し、マンガとアニメーションの地・豊島区、池袋が全面バックアップで描く青春ファンタジー。

 この度、本作の完成を記念して松本穂香、瀬戸利樹、土屋アンナ、大谷育江、木本武宏(TKO)、竹中直人、夏木マリが、映画の舞台・池袋に集合したジャパンプレミアが実施された。映画にも登場するIKEBUSに乗ってイベント会場に登場したキャスト陣と監督。順番に挨拶し、夏木は「また、おばあちゃん役をやらせていただきました。今日は私の地元の池袋で皆さんにお会いできてハッピーです!」、竹中は「監督の指示の元、テンション上げて、もっと、もっとと……貧血を起こすぐらい役を務めさせていただきました」、木本も「スタジオに入って監督から細かい指示はなく、木本さんと分からないようにだけしてくださいと。いかに自分を覚えてもらうことしか考えてないのに(笑)」と場を和ませながらイベントはスタート。

 豪華キャストが集結した本イベントを迎えて松本は「とても緊張しています。夏木さんや土屋さん、木本さんは今日が初めましてだったので……」と打ち明けると、木本が「仲いい感じにやらんでええのね(笑)」と笑いを誘った。瀬戸も「去年、この作品に参加できると聞いてから、やっとお披露目できるのが嬉しいのと、この豪華なメンバーの中に立てることを光栄に思います」と今の気持ちを語った。


kimikana

 瀬戸の印象について聞かれた松本は「イケイケな方なのかなと思っていましたが、天然さんなのか、抜けたところがあったりして、人見知りな私でもすぐに仲良くなれました!」と話すと、瀬戸も松本について「大人っぽくてクールな方と思っていたら、不思議でつかめない方でした(笑)」とお互いについて語り合った。


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 「どうせ無理だろう」と言うのが口癖な主人公・澪に関連して、壁にぶつかったときにどう乗り越えてきたのか聞かれた夏木は「10代、20代の時は(上手くいかなくて)ふてくされて仕事してました。たっぷり時間があると思わないで、夢に向かって動いてほしい!」と話し、大谷も「自分の中に刻んでいる言葉があって“1日1ミリでも前に進めば、1年で36.5センチ前に進めると思って、昨日の自分に負けないように1ミリだけ前に進もう”と皆さんに届けばいいなと思います」と若者たちにアドバイスを投げかけた。それを受けて瀬戸は「大谷さんが言ったとおり、00.1センチ……でしたっけ? 1ミリ! 1ミリずつ進んでいきたいなと思います!」と瀬戸らしい回答で会場は笑いに包まれた。続けて竹中は「僕は10代、20代のときは遠い昔過ぎて全覚えてないっていうか~」と若者言葉風に話すと、すかさず木本が「なんで赤ちゃん返りしてるんですか(笑)」とツッコミ!

 さらに夏木は「映画ファンの方、『鬼滅の刃』を観た方に。ぜひこの映画を観てもらいたいと。観なきゃならない映画です!」と話すと、土屋も「夢がない、先が見えないと言う方もいると思います。絶対そんなことはないと思います。一瞬の時間ってこんなに切なくて、なくなっちゃうものだけど、大事にしないといけないんだと、この映画を観て思ってほしいです。だから観て!」と“思いを伝えることの大切さ”がテーマとなる本作に絡めて、今伝えたい思いを語った。


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 イベント終盤にさしかかると、本作がアニメーションの新たな聖地と評されたことを記念して、高野 豊島区長から聖地認定の「ときわ荘クリスタルオブジェ」が授与された。代表して受け取った松本は「電車のラッピングなどもやっていただいて、公開に向けて池袋全体で盛り上げていただいてありがたいです。これからもよろしくお願いいたします!」とコメント。高野区長も「豊島区は昨年から中国と韓国と文化交流をしています。この2都市にこの作品を持っていきたいと思うほど、素晴らしい映画です!」とエールを送った。


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 最後に、瀬名監督、瀬戸、松本からコメント。瀬名監督は「この映画は“想い”の映画です。すごいCGがあるわけでも、派手なアクションがあるわけでもありません。ですが、この豊島区に住んでいる普通の女の子が、人生を変えるために自分自身に全力で向き合う映画です。ぜひとも、スクリーンでご覧ください」と熱く語り、瀬戸も「大事な人、これからそういう人ができる人、そんな方に何か感じとってもらえると思います。ぜひ見てほしいです!」と映画をPR。松本は「瀬名監督やいろいろな人の気持ちを受け取って、自分なりに澪を演じさせていただきました。自分に自信を持てなかった澪が大切な人や好きなものに向き合っていく姿を見て、私自身、改めて大切なものについて考えることができました。いろんな人に届けば嬉しいなと思います」と締めくくり、イベントは終了した。



(オフィシャル素材提供)



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