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2020-07-23 更新

私をくいとめてkuitomete
© 2020『私をくいとめて』製作委員会

イントロダクション

 高校在学中の2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー後、芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた綿矢りさ原作の小説「私をくいとめて」が、主演にのん、共演に林 遣都を迎え実写映画化決定、今冬に全国公開される。

 監督は、『恋するマドリ』(07)で劇場長編デビュー以降、『東京無印女子物語』(12)、『でーれーガールズ』(15)、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』(17)などで、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子。近年では、映画『美人が婚活してみたら』(19)をはじめ、テレビ朝日系「時効警察はじめました」(19)、テレビ東京系「捨ててよ、安達さん。」(20)、『甘いお酒でうがい』(20)などの作品も手掛ける。

 脳内に相談役「A」をもつ31歳おひとりさま黒田みつ子を演じるのは、女優・創作あーちすと のん。劇場アニメ『この世界の片隅に』(16)で第38回ヨコハマ映画祭「審査員特別賞」受賞、YouTube Originalsドキュメンタリー「のんたれ」で『おちをつけなんせ』(19)の脚本・監督・編集・主演他を務め、『星屑の町』(20)ではヒロインを務めた。のんが演じるおひとりさまヒロイン・黒田みつ子は、何年も恋人がおらず、脳内の相談役「A」と一緒におひとりさま生活を満喫していた。そんなおり、取引先の年下営業マンに恋をする。みつ子が恋をする多田くんには、映画『バッテリー』(07)でデビューし、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数多くの新人賞を受賞。その後、日本のみならず中国映画『青禾男高』(17)にも出演。そして、近年はNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(19)、連続テレビ小説「スカーレット」(19)、ソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」(CX/20)など話題作への出演が絶えず、今最も注目を集める実力派俳優・林 遣都。みつ子の勤める会社の取引先の若手営業マンであり、密かにみつ子に恋心を抱く年下男子・多田くんを演じる。

 今冬、31歳おひとりさまと年下男子による、あと1歩近づけないむずがゆい恋模様を描いたわかりみが深すぎる!!!!!(=共感度が高めの)崖っぷちロマンスが《爆誕》!!


kuitomete

ストーリー

 30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)。みつ子がひとりきりでも楽しく生活できているのには訳がある。脳内に相談役「A」がいるのだ。人間関係や身の振り方に迷ったときはもう一人の自分「A」がいつも正しいアンサーをくれる。

 「A」と一緒に平和なおひとりさまライフがずっと続くと思っていたそんなある日、みつ子は年下の営業マン多田くん(林 遣都)に恋をしてしまう。

 きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へふみだすことにする。


(2020年、日本)

キャスト&スタッフ

原作:綿矢りさ「私をくいとめて」(朝日新聞出版)
監督・脚本:大九明子
出演:のん 林 遣都ほか

配給
日活
今冬 全国ロードショー

■ 公式サイトkuitomete.jp (外部サイト)



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