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作品紹介

トップページ > 作品紹介 いなくなれ、群青

2019-08-13 更新


いなくなれ、群青inakunare-gunjo
©河野裕/新潮社
© 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

イントロダクション

 謎だらけの島を舞台にした唯一無二の世界観と、心に深くくさびを打つような美しい文章で、広く熱く愛されている河野 裕の小説「いなくなれ、群青」。第8回〈大学読書人大賞〉を受賞し、〈読書メーター〉読みたい本ランキング第1位を獲得するなど、その評価と人気はとどまるところを知らない。

  そんな原作の空気感を大切に再現したのは、舞台「おそ松さん」で大ヒットを記録した菅原大樹プロデューサー。監督には、アメリカの高校在学中にバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞した新鋭・柳 明菜を抜擢。「不幸じゃなければ、幸福だと言い張ることだってできる」と考える悲観的な主人公の七草には、今最も観たいと熱望される存在となった横浜流星。彼の幼馴染で「真っ直ぐで、正しく、凛々しい」真辺由宇を体現するのは、飯豊まりえ。

 映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』、TVアニメ「化物語」など数々の作品で知られる神前 暁が音楽を手掛け、さらに新しい才能たちの挑戦に刺激を受けた小林武史が主題歌のプロデュースを担当、ピュアなSalyuの歌声による「僕らの出会った場所」が、思いがけない結末への驚きを感動の高まりへと誘う。切ないほど美しい映像で綴る、これは世界にひとつの青春ファンタジー。


inakunare-gunjo

ストーリー

 ある日突然、僕は〈階段島〉にやって来た。

 ここは捨てられた人たちの島で、どうして僕たちがこの島に来たのか知る人はいない。この島を出るには、失くしたものを見つけなければいけない。だが、疑問さえ抱かなければ、島の日常は安定していた。幼馴染の彼女に再会するまでは──真辺由宇。

 この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。「納得できない」と憤慨する真辺は、島から出るために、僕と周囲を巻き込みながら島にまつわる謎を解き明かそうとするのだが──。

 やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。


inakunare-gunjo

inakunare-gunjo

(2020年、日本、上映時間:105分)

キャスト&スタッフ

原作:河野 裕「いなくなれ、群青」(新潮文庫nex)
監督:柳 明菜
脚本:高野水登
音楽:神前 暁
主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」
主題歌プロデューサー:小林武史
出演:横浜流星、飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、伊藤ゆみ、片山萌美、君沢ユウキ、岩井拳士朗、黒羽麻璃央ほか

配給
KADOKAWA/エイベックス・ピクチャーズ
9月6日(金) 全国ロードショー

■ オフィシャル・サイトinakunare-gunjo.com (外部サイト)



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