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舞台挨拶・イベント

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『真田十勇士』ファーストピッチイベント

2016-07-20 更新

中村勘九郎

真田十勇士sanada10

配給:松竹・日活
9月22日(木・祝) 全国超拡大ロードショー!
© 2016『真田十勇士』製作委員会

 映画やテレビドラマ、舞台、漫画、ゲーム等、様々な分野で描かれ続ける真田幸村。歴史に名を刻んだ<大坂の陣>から400余年、“真田イヤー”と呼ばれる今年、全国各地で大きな盛り上がりを見せている中、ついに大本命が出陣!

 2014年に大ヒットを記録したスペクタクル超大作舞台「真田十勇士」が、同作品の演出を手がけた奇才・堤 幸彦により映画化され、9月22日(木・祝)に全国公開となる。

 更に、全国公開と同時期に、堤監督演出で舞台が再演されることも決定し、<映画>と<舞台>を同時期に公開・上演するという、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試み、<世紀のビッグプロジェクト>としてエンターテインメント界の歴史を塗り替える!

sanada10 映画の公開に先駆け、映画・舞台の初演・再演と3作共に堂々主演を務める演劇界の若き至宝・中村勘九郎が伝統の阪神×巨人戦のファーストピッチに登板! 本作の猿飛佐助は歴史を変える大嘘で真田幸村を天下一の武将に仕立て上げる。明るく、お茶目で、戦になると本来の強さを発揮する魅力満点の佐助がスクリーンから飛び出し、劇中の衣装そのままにマウンドに降り立った! 鍛錬された身体を使ったアクション・シーンで見せる忍びのような素早い動きで、伝統の一戦の幕開けにふさわしい一球を投じ、スタジアムを大いに盛り上げた。



おみごとなピッチングでしたね。

中村勘九郎: ありがとうございます。自分でも驚きです。嘘偽りなく本当に、こういたイベントで投げるのは初めてだったので……。


見事なノーバウンドでした。

中村勘九郎: よかったですね。僕初めてなんですよ。子供の頃も野球やってなかったので。実は野球部に入りたかったんですけど、学校で忘れ物を、あの、ぞうきんを忘れてですね、それが原因でうちの母親とトラブルになって、入部届けにサインしてくれなかったっていう苦い思い出があるんです。それで、いやぁどうなるかなと思ったんですけど、よかったです。


結構練習とかはされたんですか?

中村勘九郎: いえ、昨日一日だけです。「明日、ファーストピッチ・セレモニーがあるんですよ」と言ったら「練習しておかないのは無謀だよ」と言われて、そこで練習しました。


その時も結構いいボール投げられてたんですか?

中村勘九郎: いえ、18メートルなかったので、ちゃんと投げたのは今までで初めてで。いや、でもうれしいです。人生で初めての経験ですし、甲子園ということで、うれしかったですね。


改めて、甲子園のマウンドに立った感想を。

中村勘九郎: いや、もうそりゃ感動ですよ。ラッキーちゃんに連れられて入ったんですけれども、本当にもう、いつも見ているところですし、甲子園といえば高校球児が「立ちたい」って願っているマウンドなんでね。そこに足を踏み入れることができたのは本当に幸せですね。これはもう、素人が歌舞伎座の舞台に立つのと同じくらい神聖なことだと感じました。


今日は9月22日より全国公開の『真田十勇士』の猿飛佐助役の劇中の扮装で登壇されましたが、結構重たいようで。

中村勘九郎: ええ。もうこれ本物なのでね。本革なので。地獄ですね(笑)。暑いです!(記者一同、笑い)


最後、家康様を斬るところは、あれは初めから決まっていたんですか?

中村勘九郎: そうですね、斬ろうと思って。で、あのやっぱり僕は豊臣方の真田幸村方なので、言ってみれば「西」じゃないですか。今日は「東」の巨人戦なのでね、まぁ、斬ってやろうと思いまして(笑)。どうせだったらオレンジ着ててほしかったんですけどね。


今回は猿飛佐助ということで西軍、阪神側なんですけれど、ご自身はどちら側でしょう?

中村勘九郎: これを言ってしまうと戦争なんですけれど(笑)。特にひいきのチームはないですね。「ファミスタ」でもいろんなチームを使っていました。けれども、なぜか野球場に試合を観に行くのは阪神戦が多いんですよね。この間の休みも息子と観に行ったんですけれど、その時がたまたま阪神・巨人戦でしたね。


青山学院時代、阪神の田淵祐勝選手とはご学友でしたよね?

中村勘九郎: そうですね! でしたらそれを理由に阪神ファンになります(笑)! それに偉大なる掛布雅之先生とは私、本名が同じで「まさゆき(雅行)」ですので、阪神ファンですね(笑)。断言してしまいましょう!


掛布さんとはお会いしたことはありますか?

中村勘九郎: ないんですけれど、私の叔父の(中村)福助さんが大の阪神ファンでして、そこからいろいろ教えは受けました。


掛布さんを「偉大なる」とおっしゃいましたが、やはりリスペクトはあるのですか?

中村勘九郎: それはもう、完全に叔父の教育の賜物ですね! お前は一緒の名前なのだから、立派な男になるのだ、と言われていましたね。


四方八方からみられるというのはどうでしたでしょうか?

中村勘九郎: 本当に緊張しました。普段とは比べ物にならないですね。ただ、甲子園の土を踏めて、しかも生まれて初めての「ファーストピッチ」で。ラッキーちゃんに手を引かれてる間もずっと「すごいね! これ甲子園だよね! あそこに立つんだよね! すごいよね!」と興奮気味に話しかけてました(笑)。たぶんラッキーちゃんは「うるさいなぁ」と思っていたと思うんですよね(笑)。


今回衣装を着てのピッチングでしたが、いかがでしたか?

中村勘九郎: 今回の衣装は作中で「大坂冬の陣」の場面で着させていただいている衣装なんです。生地はレザーで、金属でできている部分もありますので、非常に暑いです。ですが衣装の方が中はノースリーブにしてくださったので、そこは非常にありがたかったですね。


ファーストピッチが病みつきになったりしましたでしょうか?

中村勘九郎: 病みつき!? もういいですよ(笑)! 今回はファーストピッチでしたけど、始球式となるともっと人がいますよね? そんな緊張するのは無理ですよ。あ、でも始球式なら今日、能見選手が隣にいたかもしれないんですよね………。それならやってみたいかもしれないですね(笑)!


能見さんの名前がすぐに出てこられるということはやはり阪神ファンですか……?

中村勘九郎: よし、では公言しましょう! 「阪神ファンです!」(記者一同、爆笑)


映画のコピーも「不可能に、挑め。」ですがまさに阪神の現状と重なるかもしれませんね。

中村勘九郎: いや、そんなことはないですね。阪神なら不可能じゃないです! 15ゲーム差、ひっくり返してやりましょう!


最後に、映画のアピール・ポイントをいただいてよろしいでしょうか?

中村勘九郎: 映画『真田十勇士』、9月22日公開です。ものすごいことになっています。というのも、今の日本でこんなに派手なものを作っていいんだろうか?怒られないんだろうか?というくらい、豪華で派手な作品になっております。お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる娯楽大作になっておりますので、アクションだけではなく、親子の愛やロマンス、いろんなものが詰まっておりますので、ぜひぜひ劇場へお越しくださいませ!
 わたくし今こんな風にまじめにやっておりますが、映画の中で演じさせていただいております猿飛佐助は本当に馬鹿なので、笑ってやってください。映画だけではなく舞台も9月11日から東京公演が始まり、10月14日からは大阪でも公演があります。映画と演劇が同時期に観られるという史上初の企画となっておりますので、初物好きの方はぜひぜひ、ご覧くださいませ!



(オフィシャル素材提供)



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