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トップページ > 最新ニュース > 第26回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 3日目

第26回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
3日目

2016-02-28 更新

yubari26


 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016が開催中だ。3日目は、橋本環奈登壇『セーラー服と機関銃 -卒業- 』舞台挨拶、また注目の若手俳優・森川 葵、小関裕太登壇『ドロメ【男子篇】』『ドロメ【女子篇】』が舞台挨拶した。そのほか、本映画祭恒例となったゲスト大集合の雪上フォトセッションも行われた。

<歓迎セレモニー『セーラー服と機関銃 -卒業- 』舞台挨拶>

 「1000年に1人の逸材」との呼び声高い橋本環奈が、『セーラー服と機関銃 -卒業- 』を引っ提げてゆうばり映画祭に初登場! 人気ゲスト登壇の舞台挨拶付き上映ということで、会場前には上映前から長蛇の列ができ、500席の会場はあっという間に満席に。中には北海道外からの来客も見られ、注目度の高さがうかがえた。
yubari26 開演後は本作を監督した前田弘二に続いて、まるでゆうばりの美しい雪景色のような純白のドレスで橋本環奈が登場。夕張への来訪も本映画祭への参加も初めてという橋本は、「歴史ある映画祭に招待されて嬉しい」と感動している様子。この日は公開35周年記念特別上映として『セーラー服と機関銃』(1981)も上映されたが、撮影前にこの映画を観たという橋本は「今観てもスタイリッシュで、薬師丸ひろこさんが本当にかっこいい」と絶賛。新作 『セーラー服と機関銃 -卒業- 』ではそんな薬師丸が演じた主人公「星 泉」を橋本が演じるが、「作品のタイトルに恥じないように」との強い思いで撮影に挑んだという。
 本作の制作において「新しいものをつくる上でいろいろ挑戦した」と語る前田監督は、入念なリハーサルを重ねてきたにも関わらず、クランクイン前日にキャストへ「今までやったことを全部忘れて」「あとは現場で何が起きるか分からないよ」と伝え、ライブ感を重要視。橋本も最初こそ戸惑ったそうだが、現場でアイデアを出したりアドリブを入れたり、監督の思いに全力で応えたという。また舞台挨拶では、『セーラー服と機関銃』おなじみの名台詞になぞらえて橋本が「(機関銃のシーンは)快感でした」と答えるサービスも。これには会場からも歓声があがり、大盛況のうちに舞台挨拶が終了。余韻を残したまま本編の上映へと突入した。

豪華ゲストが大集合!<雪上フォトセッション>

yubari26 毎年恒例の雪上フォトセッションが、本映画祭の新たなメイン会場となった合宿の宿ひまわり前にて行われた。オフシアター・コンペティション部門の審査員長の柏原寛司をはじめ、ショートフィルム・コンペティション部門審査員の須賀貴匡や、森川 葵、小関裕太など個性豊かな面々が大集合! 快晴の中大盛り上がりのフォトセッションとなった。

【参加者】
■オフシアター・コンペティション部門/審査員
柏原寛司(監督)、森岡利行(監督)、山田キヌヲ(女優)、イブ・モンマユール(映画評論家)、ステン・クリスティアン・サルヴェール(映画評論家)
■ショートフィルム・コンペティション部門/審査員
前田弘二(監督)、須賀貴匡(俳優)、飯塚貴士(監督)
■その他
森川 葵(女優)、小関裕太(俳優)、鈴木直道映画祭名誉大会長(夕張市長)、澤田直矢映画祭実行委員長、メロン熊、スカッピーほか

<『ドロメ【男子篇】』『ドロメ【女子篇】』舞台挨拶>

yubari26 本作は、高校演劇部の合宿を舞台に、同じ時間軸で進行する男子と女子の物語を2つの視点、2本の作品として描く新感覚のダブル・アングル・ムービー。【男子篇】主演の小関裕太、【女子篇】主演の森川 葵が、2作品の舞台挨拶にそろって登場。また、本作を監督した内藤瑛亮も登場しトークを盛り上げた。
 26日(金)の【女子編】の舞台挨拶では、劇中に登場した“不味いカレー”が本当に不味かった話など制作の舞台裏が語られた他、観客からの質問に答えるなど、ゆうばり映画祭らしいほんわかとした雰囲気の中行われた。

yubari26 一方、翌日27日(土)の【男子編】上映前の舞台挨拶では、この日の昼食に内藤監督、小関、森川の3人で市内の寿司店を訪れたそうで、森川があまりの寿司のおいしさに思わず変顔をしてしまったエピソードを内藤監督が暴露。小関が観客に「見たいですよね?」と煽ると観客席からは盛大な拍手が。その様子に恥ずかしそうにしながら、内藤監督に対し「シー!」とジェスチャーをする森川に、会場から再び歓声と笑いが起こるなど盛り上がりを見せた舞台挨拶となった。


◆登壇者コメント

小関裕太(俳優)

 北海道は大好き! ゆうばり映画祭は初めてなのですが、この映画祭は空気感がすごく優しくて、アットホームですね。スケジュール的に他の作品が観ることができず悔しいです。今回は少ししかいられなかったので、今度はもっと長く堪能したいと思いました。

森川 葵(女優)

 (北海道の印象について)痛い! 外にでると肌が刺されるみたい。北海道に来たのが初めてで、こんなに痛いんだと思いました。この映画祭はいろいろな作品が上映されていて、気になる作品がいっぱいだった。ぜひ、来年は個人的にいろいろ観に来られたらなと思いました。

内藤瑛亮(監督)

 自分の作品では少年少女の主人公が多くて、大体人を殺したり、人を殺そうとする作品ばっかりだったのですが、「もうちょっと平和な少年少女をのんびりと見たいな」と思っていて、『ドロメ』はそうした気持ちで監督しました。これまでとちょっとテイストが違う、楽しげでピースフルで笑顔が溢れるホラー作品があってもいいんじゃないかな。そう思っていただけると嬉しいです。


 ■公式サイトhttp://yubarifanta.com (外部サイト)


▼ゆうばり国際ファンタスティック映画祭とは

 北海道夕張市において開催され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会によって組織、運営されるものである。この映画祭はSF、ホラー、ファンタジー、アドベンチャー、アクション、サスペンス等、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象としたものである。
 本映画祭の目的は、まだ見ぬ新しい才能の発見・育成や、映画による世界各国間の文化交流・相互理解の促進を通じて、市民、映画人、観客の三者のコミュニケーションによる出会いの場を映画祭が提供することで、日本国内のみならず世界各国におけるエンタテインメント映画の質の向上に寄与することを目指す。


(オフィシャル素材提供)



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