インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート！

トップページ　＞　最新ニュース　＞　第75回ヴェネチア国際映画祭 ヴェネチア・クラシック部門

第75回ヴェネチア国際映画祭
ヴェネチア・クラシック部門

2018-08-14 更新

　第75回ヴェネチア国際映画祭が、イタリア・リド島にて８月29日(水)～９月８日(土)まで開催される。

　ヴェネチア・クラシック部門では、修復されたばかりの旧作や、映画または映画作家に関するドキュメンタリー作品が紹介される。

　当部門では、イタリアの映画監督サルヴァトーレ・メレウによって、最優秀修復映画賞と最優秀ドキュメンタリー賞の受賞作が選出される。

　ヴェネチア・クラシック部門のラインナップは以下の通り。邦画では、溝口健二監督の『赤線地帯』と内田吐夢監督の『恋や恋なすな恋』がエントリーしている。

ヴェネチア・クラシック部門

巨人ゴーレム　（DER GOLEM, WIE ER IN DIE WELT KAM、プレ・オープニング作品）
■ドイツ、1920年、76分
■監督：パウル・ヴェゲナー

ゼイリブ　（THEY LIVE）
■アメリカ、1988年、94分
■監督：ジョン・カーペンター

愛の嵐　（THE NIGHT PORTER）
■イタリア、1974年、120分
■監督：リリアーナ・カヴァーニ

裸の町　（THE NAKED CITY）
■アメリカ、1948年、96分
■監督：ジュールス・ダッシン

KHESHT O AYENEH　（THE BRICK AND THE MIRROR）
■イラン、1964年、130分
■監督：エブラーヒーム・ゴレスターン

赤線地帯
■日本、1956年、86分
■監督：溝口健二

IL POSTO
■イタリア、1961年、95分
■監督：エルマンノ・オルミ
© Cineteca di Bologna

去年マリエンバートで　（L'ANNÉE DERNIÈRE À MARIENBAD）
■フランス＝イタリア、1961年、94分
■監督：アラン・レネ

EL LUGAR SIN LÍMITES　（THE PLACE WITHOUT LIMITS）
■メキシコ、1977年、110分
■監督：アルトゥーロ・リプスタイン

アデュー・フィリピーヌ　（ADIEU PHILIPPINE）
■フランス＝イタリア、1962年、103分
■監督：ジャック・ロジエ
© A17

処刑の丘　（VOSKHOZHDENIYE）
■ロシア、1976年、110分
■監督：ラリーサ・シェピチコ
© Mosfilm Cinema Concern 1976

殺人者たち　（THE KILLERS）
■アメリカ、1964年、102分
■監督：ドン・シーゲル

殺人者　（THE KILLERS）
■アメリカ、1946年、95分
■監督：ロバート・シオドマク

サン★ロレンツォの夜　（LA NOTTE DI SAN LORENZO）
■イタリア、1982年、107分
■監督：パオロ＆ヴィットリオ・タヴィアーニ
© Archivio della Cineteca Nazionale

恋や恋なすな恋
■日本、1962年、109分
■監督：内田吐夢

ベニスに死す　（MORTE A VENEZIA）
■イタリア＝フランス＝アメリカ、1971年、130分
■監督：ルキノ・ヴィスコンティ

無責任時代　（NOTHING SACRED）
■アメリカ、1937年、74分
■監督：ウィリアム・Ａ・ウェルマン

お熱いのがお好き　（SOME LIKE IT HOT）
■アメリカ、1959年、121分
■監督：ビリー・ワイルダー

ヴェネチア・クラシック・ドキュメンタリー部門

THE GREAT BUSTER
■アメリカ、102分
■監督：ピーター・ボグダノヴィッチ

WOMEN MAKING FILMS: A NEW ROAD MOVIE THROUGH CINEMA
■イギリス、240分
■監督：マーク・カズンズ

HUMBERTO MAURO
■ブラジル、90分
■監督：アンドレ・ディ・マウロ

LIVING THE LIGHT – ROBBY MÜLLER
■オランダ＝ドイツ、86分
■監督：CLAIRE PIJMAN

24/25 IL FOTOGRAMMA IN PIÙ　（24/25 THE EXTRA FRAME）
■イタリア、50分
■監督：ジャンカルロ・ロランディ、フェデリコ・ポンティッジャ

NICE GIRLS DON'T STAY FOR BREAKFAST
■アメリカ、90分
■監督：ブルース・ウェーバー

FRIEDKIN UNCUT
■イタリア、106分
■監督：フランチェスコ・ズィッペル

（オフィシャル素材提供 - © La Biennale di Venezia 2018）

関連記事
・コンペティション部門
・アウト・オブ・コンペティション部門
・オリゾンティ部門
・栄誉金獅子賞決定