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雑誌「SWITCH」2017年9月号:特集 現代俳優考

2017-08-05 更新

switch201709
© Switch Publishing

 8月20日発売の「SWITCH」の特集は、「現代俳優考」と題した映画特集。表紙巻頭を飾るのは、ヴェネチア国際映画祭への正式出品が決定した是枝裕和監督最新作『三度目の殺人』。映画監督が俳優に求めるものとは。俳優にとっての役作りとは。「俳優」という職業の知られざる部分に向き合った映画特集だ。

 「現代における俳優論」を特集テーマに、『三度目の殺人』ほか、今秋公開予定映画への総力取材を敢行。今作の主人公「福山雅治」と「役所広司」のスペシャルフォトストーリー「FACE TO FACE」では、作中の拘置所の接見室でガラス一枚を隔てて正面から向き合う弁護士と犯人の心理戦をなぞるように、日本を代表する両俳優が“演じる”巧みな表情を、一本のサスペンス映画を撮るかのごとく撮影。その圧巻の結末に期待だ。

 さらに福山雅治、役所広司、是枝裕和それぞれの単独ロングインタビュー&鼎談を掲載。二人の「俳優」としての在り方、そのルーツや過去出演作について、是枝作品で役を演じることの思いなどを語る。また是枝の新境地とも言える心理サスペンスで、「俳優」という存在が是枝作品にもたらしたものとは。鼎談では、かつてないほどの混迷を極めたという撮影現場での様々なエピソードを二人の俳優が激白。それに対する是枝監督の反論(?)は。

 そして今作の重要な鍵を握る少女を演じた広瀬すずの撮り下ろし&インタビューを敢行。かつて是枝監督に見出された俳優・柳楽優弥のように、彼女の女優としての才能を開花させた是枝作品『海街diary』から3年、2度目となる是枝組の参加に、彼女はどう応えたのか。さらに斉藤由貴、満島真之介といった主要キャストへの撮り下ろし&インタビューも掲載している。


 第2特集では、今秋公開予定の4作品の監督と俳優のインタビューを掲載。

 1. 黒沢清&長澤まさみ『散歩する侵略者』

 2. 阪本順治&オダギリジョー『エルネスト』

 3. 白石和彌『彼女がその名を知らない鳥たち』

 4. 大根仁『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』


SWITCH Vol.35 No.9(2017年9月号)
特集 現代俳優考 何故その役は彼でなくてはならなかったのか

 2017年8月20日発売 1,000円(税別)

 公式サイトURLhttp://www.switch-store.net/SHOP/SW3509.html (外部サイト)

 ※上記オンラインストアからのご購入で表紙A2ポスターをプレゼント!


出版元: 株式会社スイッチ・パブリッシング



(オフィシャル素材提供)


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