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トップページ > 最新ニュース > 『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』第51回台北金馬影展 記者会見&舞台挨拶

『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』
第51回台北金馬影展
記者会見&舞台挨拶

2014-11-12 更新

saihatenite

 永作博美、佐々木希主演の『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が東映配給で2015年2月28日に公開となる。バンクーバー国際映画祭ほか、釜山、ロンドン、ハワイ、とこれまで様々な国際映画祭に出品され、海外での評価も高いことで話題となっている本作がこの度、中華圏のアカデミー賞と称される第51回台北金馬影展(11/6~11/27)の「アジアの窓」部門に正式招待され、永作博美と姜秀瓊(チアン・ショウチョン)監督が会見、舞台挨拶ティーチインに登壇した。

saihatenite 記者会見は、台湾の新聞週刊誌TV媒体などメディアが多数集まる中、和やかに行われた。卓上に置かれた、本作で使用された珈琲器具などを見るとすかさず感嘆の声を上げた永作はまず、台湾語で「ありがとう」と挨拶した後、台湾はRibbon時代に訪れて以来であることを明し、「謝謝!21年ぶりに台湾に来られました!」と喜びを語った。台湾人の監督との出会いについては、「最初話を頂いたときに本当に楽しみでした。監督は慣れない日本という土地での演出、日本人の演技レベルを察するのは非常に困難だったと思います。ただ監督のやり方は非常に魅力的に見えましたので、演出の指し示す方向を探ろうと一生懸命に聞いて演じようと思いました」と嬉しさをアピールした。

 チアン監督は、この作品のきっかけが5年前の台北金馬影展であることを語り、「永作さんと仕事ができて嬉しかったです。最初話を頂いたときは『あなたの作品を観て、妙に気に入りました。雰囲気が好きです』とその場で伝えてきた男性プロデューサーのことを、一体何を話しているんだろう。といぶかしく思ったものですが」と当時のことを感慨深く振り返った。

saihatenite 舞台挨拶では、登場すると永作が中国語で流暢にタイトルと自己紹介をし、会場から称賛の声が上がった。「珈琲は飲むばかりだったので、焙煎の仕方から勉強しました。役には愛情の深さ、優しさも感じてます。21年ぶりの台湾は全然違う街になったような印象です」と台湾への想いを述べた。

 観客からのティーチインでは、ファンだという男性観客からの熱烈な歓迎の言葉と、芝居をどう捉えているかという質問に、「ファンでいてくれて謝謝。芝居は人生勉強の場、修行の場と思っています。人間、日々何が起こるか分かりません。役をやる度に毎日楽しもうと思っています」と答え、観客から温かな拍手を受けた。


映画『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』


■ストーリー

saihatenite 生き別れの父を探して、ひとりの女性が帰ってきた。
 日本の“さいはて”、美しい奥能登を舞台に、一杯の珈琲が紡ぐ、あたたかな奇跡。


■監督:姜秀瓊(チアン・ショウチョン)
■脚本:柿木奈子
■音楽:かみむら周平
■出演:永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱清、臼田あさ美、イッセー尾形、村上 淳、永瀬正敏(友情出演)、浅田美代子ほか
■配給:東映

 2015年2月28日(土) 劇場公開

 © 2014「さいはてにて」製作委員会

オフィシャルサイト: saihatenite.com/


(オフィシャル素材提供)


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