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「連続ドラマW 名刺ゲーム」第一話完成披露試写会

2017-12-02 更新

堤 真一、岡田将生、鈴木おさむ(原作者)

名刺ゲームmeishi

制作・提供:WOWOW

 人気放送作家・鈴木おさむがエンタメ業界の裏側を描いた同名小説を実写ドラマ化したWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」が、12月2日(毎週土曜午後10:00 全4話 ※初回無料放送)よりスタートする。その放送を直前にした11月30日(木)に東京・スペースFS汐留にて第一話完成披露試写会が行われ、主演の堤 真一、共演の岡田将生、原作者の鈴木おさむが出席した。


 主人公の神田達也を演じた堤 真一より「お忙しい中、こんなにたくさんの方に来ていただいて本当に幸せです」と挨拶があり、続けて本作の鍵を握る謎の男Xを演じた岡田将生が「今日は来ていただいて本当にありがとうございます」、原作者の鈴木おさむが「僕が書いた小説をこのようなキャストとスタッフでドラマにしていただき、本当に感激しております」と話した。

 まず、エンタメ業界の裏側を舞台にした理由を聞かれた鈴木は「僕が若いころに名刺を置いていかれた経験があって、10年くらい経って自分が名刺をもらう立場になった時に、申し訳ないけど一枚一枚の名前を覚えられなくなっていて、ある時、昔自分がやられたことと同じことをしてるんじゃないかと思った時があったんですよ。名刺を渡したりもらったりする時間は、イコールじゃないなと思って、もらっている状況にいろいろなパワーバランスがあるなと思ったので、どこかで物語にしたいなと思った。バラエティをつくっていると表面上面白いことを言わないといけないけれど、その裏にはたくさんの汗とか涙が流れていて。バラエティの裏側をサスペンスに出来たらなと思い、つくりました」と作品が生まれた経緯を語った。本作のドラマ化については、「びっくりしました。正直、こんなストーリーなのでドラマに出来ないと思ったんですけど、WOWOWがやると言ってくれて、勇気ある役者さんが出てくれて、本当に嬉しかったです」と喜びを語った。

 脚本を読んだ印象を聞かれた堤は「準備稿の段階から楽しくて一気に読めたし、出演が決まって読み込んでいくと、(自身が演じた神田について)一生懸命頑張って番組を作っていった結果、一本番組が当たるだけで、こんなに変わってしまう人いるの?と思いました。でも、モデルがいるそうで(笑)」と話し、鈴木が「名前は言えないけど、第一話の脚本を読んでいる時にモデルになった人物の記憶がフラッシュバックしました」と本作に実在のモデルがいるというエピソードを明かした。岡田は「単純に面白いなと思ったし、バラエティの世界って怖いんだなって。自分が毎週見ている番組の裏側もこの作品と同じなのかなと思うくらい引き込まれた脚本でしたね」と語った。

 今回の撮影で地下室のシーンが続いたことについて堤は「最初は圧迫感もあったけど、一週間くらいすると物凄い居心地が良かった」と語り、岡田が「家みたいに檻の中でくつろいでましたよね(笑)。でも、2~3ページの長セリフのシーンの前でも堤さんがずっと話しかけてくるから、ずっと聞かなきゃいけなくて、そのストレスをお芝居にぶつけました(笑)。ただ、先輩が本当にリラックスさせてくれるので、楽しくお芝居できた」と本作のイメージとは違った和やかな撮影現場を振り返った。

 本作にちなみ、数々の人気番組を手がける放送作家の鈴木がいま、名刺交換をしたい人物について聞かれると「やっぱりドナルド・トランプじゃないですか。名刺って結構飲み会で盛り上がるんですよ。この人の名刺って言うと、ウケるし面白いんですよ」と語り会場の笑いを誘った。今まで一日でもらった名刺の最高枚数については「70枚とかもらう時もあります。向こうは僕のことを覚えてるけど、こっちは覚えてないから、話しながらヒントを探ってますね。名前は言わないけど(笑)」とも語り、会場からは驚きの声があがった。

 最後に、鈴木が本作を「自分が気づかないところでいろいろなドラマがあるということを、皆さんが普段一番目にしていて、正義でもあるバラエティを通して描きたかった。最高のキャストとスタッフで本当に面白くなっているので、ぜひ見てください」と熱く語り、岡田も「本当にエッジがきいた作品だと思いますし、自分も一話をみて、本当に人って多面的なんだなと思うところがあったので、最後までぜひ、いろいろな方に見てもらいたい」とアピールし、堤が「僕も一話以降を観るのを楽しみにしているし、今回のスタッフとまたいつか一緒にお仕事したいと思える作品になっている。最後の最後、見終わった後に皆さんがどう感じるのか楽しみにしています」と締め、舞台挨拶は終了した。




 ■番組名:「連続ドラマW 名刺ゲーム」

 ■放送日時: 12月2日(土) スタート 毎週土曜日 夜10:00~
 ■原作:鈴木おさむ「名刺ゲーム」(扶桑社文庫)
 ■脚本:渡部亮平
 ■監督:木村ひさし、瀧 悠輔
 ■出演:堤 真一、岡田将生、大友花恋、落合モトキ、柳ゆり菜、河井青葉、夏菜、田口トモロヲほか

 ■ストーリー: 見知らぬ地下のボイラー室で、人気クイズ番組のプロデューサーでヒットメーカーの神田達也(堤 真一)は目覚める。首には謎の首輪がはめられていた。床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられた娘・美奈(大友花恋)が貼り付けられている。2人は密室に捕らわれてしまったのだ。
meishi そんな中、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現われる。Xが神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を捜し当て、その持ち主に“正しく返す”こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首輪が爆発し、命を落とすという過酷なゲームだった。
  完全な密室で、美奈を救うために“名刺ゲーム”に挑む神田。だが、ゲームが進むにつれて、彼が犯した数々の非情な行ないと真の人間性が、次第に暴かれていく。そして、その“名刺ゲーム”には、驚くべき秘密が隠されていた。


 ■特設サイトhttp://www.wowow.co.jp/dramaw/meishi/ (外部サイト)


(オフィシャル素材提供)



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