インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 連続ドラマW「株価暴落」完成披露試写会&舞台挨拶

連続ドラマW「株価暴落」
完成披露試写会&舞台挨拶

2014-10-07 更新

織田裕二、高嶋政伸、板尾創路、瀬戸康史、石橋 凌

kabukaboraku

 この度、池井戸潤原作の銀行を舞台にした金融エンターテインメントドラマ、連続ドラマW「株価暴落」が10月19日(日)より放送開始となる。

 WOWOWと池井戸作品とのコラボレーションは連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」、連続ドラマW「下町ロケット」に続く第3弾。経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業、彼らの生殺与奪の権を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、そしてそれらを取り巻く人々の複雑に絡み合う思惑を通して、銀行と巨大企業にはびこる闇に鋭く切り込む。金融ドラマ、企業サスペンス、警察ドラマとさまざまな顔を併せ持つエンターテインメント作品が誕生した!

 主演はWOWOWドラマ初出演となる織田裕二。組織の論理に染まらず、自らの信念に忠実に突き進む熱き孤高のバンカー・板東を演じます。そんな板東に対し、上昇志向が強く銀行内の派閥形成に余念のないエリート行員・二戸を演じるのは、連続ドラマW「血の轍」での冷淡な公安警察官役が印象深い高嶋政伸。ほか、爆破事件現場に遭遇する青年に瀬戸康史、その恋人に川島海荷、爆破事件を追う刑事に板尾創路、経営再建中の巨大スーパーマーケットで独裁的経営に立ち向かう取締役・財務部長に石黒 賢、会長の懐刀と言える存在で様々な裏仕事に従事してきた取締役・広報室長に石橋 凌など、豪華キャストが名を連ねる。

 この度、本作の完成披露試写会が行われ、キャストの織田裕二、高嶋政伸、瀬戸康史、板尾創路、石橋 凌が登壇し、舞台挨拶を実施した。完成披露には約200人の観客が集まり、第1話の上映が終わると、会場では興奮の拍手が巻き起こった。

 上映後の舞台挨拶には、最初に織田が姿を見せ、共演の4人を拍手で迎え入れて握手を交わした。板尾はひとりだけトレードマークの白スーツで登場。これには織田も「撮影中はハードボイルドな刑事だったのに、まさかこんな格好で出てくるとは」と驚きを隠せない様子だった。

 織田は「同じ池井戸潤さん原作の連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」と「下町ロケット」を見て、今回はこのチームとやれるということにすごく興奮しました。銀行員役は初めてで、台本を一読したとき、板東はものをはっきり言う人だと感じたけれど、実は銀行という大企業の中でがまんにがまんを重ねた末、『これだけは言わなきゃいけない』ということを言っているのだと分かりました。『あー、息苦しいな』という思いを毎日していましたね」と撮影時を振り返った。

 劇中で火花が散るような攻防戦を展開する高嶋政伸とは初共演。高嶋は「織田さんと最初に演技を合わせた瞬間、織田さんが板東という役をどれほど愛しているかが一発でわかったので、そこから僕が演じる二戸というキャラクターも生き生きとしだしました」とコメント。「織田さんとは現場のトイレでよく鉢合わせしましたが、トイレの中でもセリフを暗唱している人は、“僕以外に”初めて見た」とマル秘エピソードも明かし、織田を苦笑させた。それを聞いた瀬戸も「僕は役柄上、現場ではほとんどひとり。孤独だったので、今の話がうらやましかったです。でも、こんな素晴らしい先輩方と共演させてもらって、僕自身の株も上がりました」と笑顔を見せた。

 石橋は「原作の池井戸さんが元銀行員だけあって、実にリアルな内容。視聴者の皆さんも『こういう上司いるいる』と思いながら最終回まで楽しんでいただけたらと思います」と原作へ敬意を表した。板尾も「この連続ドラマWは、映画でもなく民放地上波ドラマの1クールでもない。全5回という話数がちょうど良くて、池井戸さんの原作が一番活きると思います」と真面目に語りつつ、第1話では高嶋さんの気持ち悪い演技がよかった。僕は3回巻き戻して見ました」と会場の笑いを誘った。

 最後に織田が代表して「秋にふさわしく、大人のエンターテインメントに仕上がりました。このドラマを見終わると、『いっちょやってやろう!』という力が出ると思いますので、全5話必ず最後まで見てください」と自信に満ちた表情であいさつした。


WOWOW連続ドラマW「株価暴落」

 ■放送表記:WOWOWプライムにて10/19(日)夜10時スタート。全5回。第1話は無料放送

 ■原作:池井戸潤「株価暴落」(文春文庫刊)
 ■脚本:吉本昌弘
 ■監督:鈴木浩介
 ■音楽:村松崇継
 ■出演: 織田裕二、高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、平山浩行、竜 雷太、鶴田真由、板尾創路、石黒 賢、石橋 凌ほか
 ■プロデューサー:青木泰憲、内丸摂子
 ■製作:WOWOW 東阪企画

 ■オフィシャルサイトwowow.bs/kabuka

 ■ストーリー:メガバンク白水銀行では、経営再建中の巨大スーパー・一風堂への追加融資について議論が紛糾していた。審査部審査役の板東洋史(織田裕二)は「融資の要諦は回収にあり」を信条とし、再建の努力をしない一風堂への融資に異議を唱える。一方、破綻の余波が銀行に及ぶことを恐れる企画部副部長の二戸哲也(高嶋政伸)は融資の断行を主張。板東の存在を疎ましく感じていた二戸は、板東を陥れようと画策する。
 そんな中、一風堂の店舗で爆破事件が発生。届いた犯行声明では、独裁的経営を行う一風堂会長・風間耕造(竜 雷太)の辞任と会社の清算が要求され、受諾しなければ爆破を継続すると脅迫を受ける。
 株価下落を懸念する一風堂の財前知春(石橋 凌)と友部勇作(石黒 賢)は声明を隠匿しようとするが、板東は被害拡大を避けるため公表すべきと猛反対する。
 同じころ、捜査一課の野猿宏満(板尾創路)は、現場にいた青年・犬鳴黄(瀬戸康史)に疑いの目を向け始める。


(オフィシャル素材提供)


関連記事
WOWOW連続ドラマW「株価暴落」放送決定!

Page Top