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トップページ > 最新ニュース > 「ちちぶ映画祭2015」オープニング作品『KANO 1931海の向こうの甲子園』

「ちちぶ映画祭2015」
オープニング作品
『KANO 1931海の向こうの甲子園』

2015-11-15 更新

chichibu2015 © ちちぶ映画祭2015


 本年度第3回を迎える「ちちぶ映画祭2015」が、折しも秩父が紅葉シーズンピークを迎える11月14日(土)、秩父市内2会場にて開催となった。

 ≪観光地の王道/映画祭の王道≫を目指し過去2回開催より格段にスケールアップを果たした本年度ちちぶ映画祭のオープニング作品は、台湾空前の大ヒットを記録した≪歴史に埋もれていた感動と奇跡の実話≫=『KANO 1931海の向こうの甲子園』。そして、ストーリー同様、≪国境・国籍を超えて志を一つにしたチーム≫として結ばれた本作品スタッフ・キャストの映画人同士としての熱い絆を象徴するように、本作で長編初監督デビューを果たしたマー・ジ―シアン、『海角七号 君想う、国境の南』(09)、『セデック・バレ』(13)など監督として大ヒットを生み出してきた製作総指揮のウェイ・ダーション、さらには多忙なスケジュールの中、主演の永瀬正敏がオープニング・セレモニーにスぺシャル登壇! 観る者全ての胸を熱くさせる本作で描かれた≪国境を超えた友情≫そのままの、感動的なオープニング・セレモニーで今年のちちぶ映画祭が幕を開けた。映画祭側からは、秩父市科観光大使として林家たい平、後藤高志 西武鉄道取締役会長、持永末広 秩父副市長も登壇。熱狂と感動に、笑いと格式も加わった盛大な舞台挨拶で、満員となった場内を大いに沸かせた。

 映画祭公式サイトhttp://www.chichibufilmfestival.com (外部サイト)


【永瀬正敏のコメント】

 第3回目を迎える、≪ちちぶ映画祭≫おめでとうございます! 秩父は、まだ着いたばかりで、実は蕎麦を食べた後、すぐにこの会場に向かいましたので、余りまだ観光できていません(笑)。ですので、来年ゲストにまた呼んでいただき、出来れば1週間ほど前倒しで現地に入らせていただければと(笑)。
 自分でも思いの強いこの作品を上映、そして台湾から、マー・ジーシアン監督、ウェイ・ダーションさんを呼んでいただけたことが先ず何より本当に嬉しいです!
 この作品で、台湾への旅行客が、10倍、50倍、100倍?になったらしいですけど(笑)、ぜひお二人には、この秩父を舞台にした作品も撮って欲しいですね、秩父への集客のために(笑)。
 『KANO 1931海の向こうの甲子園』という作品で、この3人が同じステージに立つのはこれが最後かもしれませんので、そういった場を頂けたことでも、≪ちちぶ映画祭2015≫に感謝します。
 そして、(野球の映画ということで)実は自分は、野球の上手い子供たちを数人知っているんですが(笑)、西武鉄道さん、未来のプロ野球選手として、如何ですか?(場内爆笑)

【ウェイ・ダーション(製作総指揮)のコメント】

 日本に来るといつも嬉しい気持ちになります。そして今日こうして我々の作品を上映して下さることに感謝します。今回、初めて訪れたこの秩父は、特別な街という印象を受けました。なぜなら、市内を案内していただいたのですが地元の皆さんが街の魅力をPRする姿、観光に取り組む努力・熱意に感銘を受けたからです。その熱意はぜひ、母国の台湾の観光に携わる方々にも見習って欲しいと感じました。

【マー・ジーシアン監督のコメント】

 初めまして。私はマーです(日本語で)。緊張していますが、私も日本に来るといつも嬉しい気持ちで一杯です。プロモーションで何度か訪れた東京で見かけ顔を覚えた方も、今日は何名かいらっしゃって下さってますね(笑)。山の上で育った自分にとって、この秩父の風景はとても懐かしい感じがします。そして、今日は、この会場に来る途中で鹿を見ました! 大感動です(笑)。台湾に帰ったら、“ぜひ秩父へ”とPRしますので、皆さんも台湾へいらっしゃって下さい。

【林家たい平 秩父観光大使のコメント】

 秩父が、映画が大好きな西武鉄道・後藤会長のおかげで、今年も秩父で映画祭を開催できたことに感謝します。私が育ったこの秩父には、子供のころ映画館が3館あり、映画は日常でした。しかし、いつしかその全てが無くなってしまった現在、文化が傍にあることの大切さをあらためて感じます。
 本日、西武鉄道、秩父市、集まっていただいた皆さんのおかげで、この≪ちちぶ映画祭2015≫開催によって、秩父に映画館とたくさんの人と映画を一緒に楽しむあの懐かしい雰囲気が戻ってきました! ありがとうございます!
 ぜひ皆さん、映画祭と共に、様々な魅力に溢れた秩父という街も楽しんで下さい

【後藤高志 西武鉄道取締役会長のコメント】

 12月3日から開催の秩父秋祭の準備で忙しい中、尽力下さった秩父市に感謝いたします。私も拝見しましたが、オープニング作品の『KANO 1931海の向こうの甲子園』は、素晴らしい感動的な作品です。そんな素晴らしい作品と共に、永瀬正敏さんやはるばる台湾からお越しいただいたマー・ジーシアン監督/ウェイ・ダーションさん、林家たい平さん、素晴らしいゲストをお迎えし、盛大なオープニング・セレモニーを開催することが出来ました。
 観光地としての魅力を全て備えた秩父は、≪観光立国≫を日本が一丸となって目指す中、西武鉄道にとっても旗印となる場所だと思っております。そして、そんな観光地としての秩父の魅力を大いにアピールする場としてこの「ちちぶ映画祭2015」を開催出来たことに感謝しております。

【持田末広 秩父副市長のコメント】

 西武鉄道様のご尽力により今年も≪ちちぶ映画祭≫をこの地で開催できたことに感謝しております。
 特に、今年のこのオープニング作品『KANO 1931海の向こうの甲子園』は、秩父の魅力を世界に発信できるそんなスケール感のある作品と思っております。


映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』

■イントロダクション

 甲子園に、台湾代表が出場したことを知っていますか? 弱小チームが起こした奇跡の実話!
25ans 1929年、日本統治下にあった台湾で、高校野球の名門・松山商業で監督経験のある近藤兵太郎は、弱小チーム嘉義農林野球部の新監督に就任する。近藤は鬼監督と呼ばれながらも打撃力のある台湾育ちの漢人、俊足の台湾原住民、守備に長けている日本人と、3民族のそれぞれの強みを生かし、選手達を分け隔てなく独自の方法で特訓した。近藤の猛特訓によりチームの絆は深まり、それまで連敗続きだったチームは少しずつ成長を遂げ、部員たちは甲子園を夢見るようになる。
 『海角七号 君想う、国境の南』(09)、『セデック・バレ』(13)を監督したウェイ・ダーションが歴史に埋もれていた感動の史実を発掘、長編映画初監督となるマー・ジーシアンにメガホンを託した、台湾空前の大ヒット作品。

 (2014年、台湾、上映時間:3時間5分)

■監督:マー・ジーシアン
■製作総指揮:ウェイ・ダーション
■出演:永瀬正敏、坂井真紀、ツァオ・ヨウニン、大沢たかお ほか
■配給:ショウゲート

 © 果子電影


(オフィシャル素材提供)



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