インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

作品紹介

トップページ > 作品紹介 オー!ファーザー

2014-05-22 更新


オー!ファーザーoh-father
© 2014吉本興業

イントロダクション

 『重力ピエロ』『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など独自の世界を展開し続ける人気実力派作家・伊坂幸太郎の同名小説が原作。本作は、伊坂ファンの間でも人気の高い一作で、待望の映画化となる。

oh-father 知事選が過熱している地方都市の高校生、由紀夫はどこにでもいるフツーの高校生。ただひとつ、生まれた時から4人の父親と同居していることを除けば……。複雑すぎる家庭環境ゆえにそれなりに面倒くさいが、それなりに楽しい毎日を過ごしてもいた。そんな彼の日常が、にわかにキナ臭い空気に包まれてゆく。同級生の謎の不登校、町のフィクサーがハメられたという詐欺事件、そしてフィクサーのカジノでの鞄すり替え現場の目撃。奇妙な心中事件の現場に居合わせ、家を荒らされるにおよび、由紀夫にとってそれは他人事ではなくなってきた。意を決して行動を起こす彼だったが、何者かに拉致監禁されて危機一髪! はたして由紀夫の運命は? 4人のオヤジたちは、この非常事態にどう動くのか? そして複雑に絡み合った事件の真相とは?

oh-father スリルとユーモア、感動のタペストリーは伊坂作品の醍醐味。張り巡らされた伏線はスリルを醸し出し、一筋縄ではいかないキャラクターがユーモアを生み、最後には、家族の絆が感動を呼び起こす! そんな完璧な物語にふさわしく、精力的に活動する実力派の俳優たちが集められた。

 由紀夫役に『悪人』『宇宙兄弟』等でメキメキと頭角を現した人気俳優、岡田将生。愛情とウザったさがブレンドした家族への思いや、抑えきれない好奇心といった思春期特有の感情がナイーブな存在感にマッチして、スクリーンに存分に映える。ヒロイン・由紀夫の秘密を知るクラスメイトには忽那汐里。本作でも、CM・ドラマ・映画などで幅広く活躍する演技派女優のはつらつとした好演が光る。

 佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上 淳という、父親役4人の濃い存在感からも目が離せない。個性はバラバラで、どこかヌケたところはあるが、特定の分野ではとてつもなく頼りになる4人の父親像はあまりにも魅力的で、“こんな家族も悪くない”と思わせるに十分だ。一見温厚だが凄むとコワい町のフィクサーを演じた柄本 明の妙演も、さすがともいえる存在感を放つ。

 生みの親伊坂自身がこの映画化版に「幸せな気持ちになれた」と感想を口にした本作。ついに、究極の伊坂流サスペンスコメディが誕生した!

ストーリー

 知事選挙が過熱している、とある地方都市。高校生の由紀夫(岡田将生)は、どこにでもいるフツーの高校生。両親と自分の“6人家族”であることを除けば……。由紀夫には4人の父親がおり、生まれた時からひとつ屋根の下で暮らしていた!

oh-father その4人とは、博学の大学教授・悟(佐野史郎)、気さくなギャンブラーの鷹(河原雅彦)、関西弁ではっきりとモノを言う体育教師の勲(宮川大輔)、そして元ホストのジェントルマン、葵(村上 淳)。未婚の頃の母は二股どころか、彼らと四股をかけており、由紀夫が誰の子か分からないという。4人の父親候補者が“我こそは!”と名乗りを上げ、その結果、特殊な家庭環境が出来上がった次第。

 親がやたらと多いのは思春期の少年には面倒だが、賑やかに食卓や麻雀卓を囲むのはそれなりに楽しくもある。しつこくまとわりつく同級生、多恵子(忽那汐里)がウザったかったり、仲の良い同級生の不登校が気になったりと、小さい問題はあるものの、由紀夫の生活はとりあえず穏やかだった。あの時までは……。


(2014年、日本、上映時間:103分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:藤井道人
原作:伊坂幸太郎「オー!ファーザー」(新潮文庫刊) 製作総指揮:奥山和由
主題歌:スガシカオ「LIFE」(スピードスターレコーズ) 出演:岡田将生、忽那汐里、佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上 淳、柄本 明ほか

配給
ワーナー・ブラザース映画
5月24日(土) 角川シネマ新宿 テアトル梅田他 全国ロードショー

オフィシャルサイト
www.oh-father.com

関連記事
完成披露試写会

オフィシャル・インタビュー

Page Top