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作品紹介

トップページ > 作品紹介 チョコレートドーナツ

2014-03-31 更新

原題:Any Day Now
チョコレートドーナツchoco
© 2012 FAMLEEFILM, LLC

イントロダクション

 1970年代のアメリカ・ブルックリンでの実話をもとに生まれた『チョコレートドーナツ』。本作はモデルになった男性と同じアパートに住んでいたジョージ・アーサー・ブルームによってシナリオ化された。2011年、トラヴィス・ファイン監督はこのシナリオを読み、崩れ落ちて涙を流したという。トラヴィス自身はゲイではない。だが、愛するわが子を奪われる苦しみに普遍性を感じたという。出会うこと、求めること、守ること、愛すること……ゲイもダウン症も関係なく、魂のレベルで求め合う愛はすべての人の心に届く。そして、『チョコレートドーナツ』は全米中の映画祭を感動の渦に巻き込み、各地で観客賞を総ナメにする快挙を成し遂げた。

choco 舞台「キャバレー」での演技によりトニー賞を受賞し、日本でも放映されているテレビドラマ「グッド・ワイフ」で人気を不動のものにしたアラン・カミングがルディ役を大熱演。本作の演技により、いくつもの主演男優賞を受賞、彼が歌うボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」は観る者を圧倒する。ポール役には『ノーカントリー』のギャレット・ディラハント。初共演とは思えぬ息のあった演技を見せている。
chocoマルコを演じたのはアイザック・レイヴァ。実際にダウン症の彼は職業俳優になる夢を持ち、本作で見い出された。

 また、全米ディスコチャート1位を記録したフランス・ジョリの「Come To Me」のほかBGMとして流れるT.REXなど1970年代という時代を映し出す楽曲が映画に彩りを添える。2012年度のアカデミー賞®オリジナル楽曲賞候補にもなったルーファス・ウェインライトによる書き下ろし曲「Metaphorical Blanket」が切ないエンディングを飾る。

ストーリー

 1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。

choco そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。

 しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。


(2012年、アメリカ、上映時間:97分)

キャスト&スタッフ

監督:トラヴィス・ファイン
脚本:トラヴィス・ファイン、ジョージ・アーサー・ブルーム
出演:アラン・カミング、ギャレット・ディラハント、アイザック・レイヴァ、フランシス・フィッシャーほか

配給
ビターズ・エンド
4月19日 シネスイッチ銀座ほか全国公開

オフィシャルサイト
bitters.co.jp/choco/

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