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『ホットロード』製作報告会見

2014-03-191 更新

能年玲奈、登坂広臣、三木孝浩監督

hotroad

配給:松竹
8月16日(土)より、全国公開
© 2014『ホットロード』製作委員会
© 紡木たく/集英社

 1986年から87年にかけて別冊マーガレットにて連載され集英社少女漫画史上最速で100万部突破、全4巻で700万部という驚異的な発行部数を誇った伝説的少女漫画「ホットロード」の待望の実写映画が8月16日(土)、全国公開となる。

 この度、コンラッド東京にて、主演の能年玲奈と登坂広臣、三木孝浩監督が登壇しての製作報告会見が行われた。初解禁の特報映像が上映された後、バイク音がなり響く中、スモークから能年・登坂が華々しく登場すると、監督も交えて原作についての印象や、撮影現場でのエピソードを語るなど、イベントは大盛況の中、終了した。

 また、本会見で、能年玲奈演じる和希と登坂広臣演じる春山の2バージョンのティザーポスタービジュアル、主題歌:尾崎 豊「OH MY LITTLE GIRL」<ソニー・ミュージックレコーズ>、公開日:8月16日(土)が初解禁となった。


原作を読んだ際の、世界観や印象は?

hotroad能年玲奈: 作品全体に流れている空気がキレイで、主人公の和希がすごくかわいらしくて頑張らなきゃと思いました。

登坂広臣: 僕も原作を読ませていただいてファンになったんですけれど、本当に家族の愛だったり恋人の愛だったり家族の愛だったり、命の尊さや人間としての飢えている部分を感じました。このような形で、参加させて頂いて幸せでした。「ホットロード」の原作を愛してくれている皆さんもたくさんいますので、春山の不器用ながらもまっすぐで思ったことも言えなかったり、そういう姿を自分なりに演じらればいいなと思いました。

三木孝浩監督: 連載当時に伝説的な漫画だということは知っていましたし、それに対してのプレッシャーはありましたけれど、この物語を読んだ時に、時代関係なく10代の子たちが抱えている物は何も変わらないので。その時に10代で原作を読んでいる人たちが、子供を産んで、親になって大人になった今、やる意味があったんだなと思っています。


現場の雰囲気はいかがでしたか?

能年玲奈: 夏の衣装でアイスを食べるシーンの撮影で、時期が寒かったのに、美味しくてたくさん食べてしまったら、寒くてしょうがなくなって、反省しました。

登坂広臣: 今回初めての映画だったので、不安な気持ちで現場に行ったんですが、とてもやりやすい環境で安心して撮影に入れました。寒い中、半そでのシーンも多くて大変でしたが、海の景色がとてもキレイで、印象に残っています。


お互いの印象は?

能年玲奈: 私はとても口下手で、登坂さんが現場を明るくしてくれたので、閉じこもって打ち込むことができました(笑)。ありがとうございました。

登坂広臣: (能年さんのコメントに笑いながら)初めて和希とのシーンを撮影した時に、能年さんが本当に原作の和希になっていて、「うわー原作の和希のままだー」とずっと思っていました。


監督、2人をキャスティングした理由は?

hotroad三木孝浩監督: 原作の紡木たく先生が、今でもとても大切にしている作品で、能年さんの和希と、登坂くんの春山だったら見てみたいとおっしゃられて、すんなり決まりました。
 僕に話がきた時は、1年ぐらい前だったので、今より2人共まっさらだったし、だから演じられたんだと思います。能年さんは「あまちゃん」のイメージがあって、元気で明るくて活発で、でも和希の内に秘めている影のある役をやったら魅力を放つ女優さんだと思ったんです。演じてもらってピッタリでした。
 登坂くんは、やったことのない演技の世界へ飛び込んでくれて、この役を受けてくれたことがすごいなと思っていて。春山の持っているしなやかさを見出したんじゃないかと思います。


キャスティングされた時の気持ちは?

能年玲奈: 一役者として選んでくれたのは嬉しいなと。えっと……嬉しかったです(一同笑)。

登坂広臣: 話がきた時はビックリしたし、なんで自分なんだろうと考えたりしたんですが、きっと紡木先生は、自然で普段の僕がいいと思ってくれたんだと信じています。


原作では能年さんの役は髪を染めたりするシーンが印象的ですが、能年さんが印象をガラッと変えられたんでしょうか? また今まで能年さんのイメージは黒髪ですが、髪を染めた経験はありますか?

三木孝浩監督: この作品は和希の成長を描いているので、成長する過程で自分を変えるために、茶髪にはしました。

能年玲奈: 今まで髪を薄く……(笑)、茶色くしたことはないです。初めてです。見ている人がどう思うか心配です。


主題化は尾崎 豊さんということですが、尾崎さんや楽曲への印象は?

能年玲奈: すごくステキな曲で、こんなにステキな曲が主題歌に選ばれて嬉しかったです。

登坂広臣: 自分も普段歌を歌っていて、尾崎さんの歌もカラオケで歌ったりして、影響を受けていたので、自分の初出演映画の主題歌が尾崎 豊さんの曲で、とても光栄です。

三木孝浩監督: 原作も主題歌も、現代になっても色褪せていないところが、昔と今をつなげているんじゃないかと思っています。主題歌は尾崎さん以外考えられなかったですね。


能年さんの役は14歳ということですが、14歳の時はどんなことをしていましたか?

能年玲奈: 私が14歳の時は、友達と後輩とバンドを組んで演奏していました。ずっとそれに打ち込んでいた14歳でした(笑)。


登坂さんの役は、不良少年ということですが、役作りで苦労した点や、共通する部分はありますか?

登坂広臣: クランクインの前日に監督からメールを頂きまして、「全て受け止めますので、信じて、役者としてぶつかってきてください」という内容で、素っ裸になる覚悟を決めました。紡木先生は、自分らしく自然体なところをキャスティングしてくれたと思っているので、役作りはしませんでした。春山と共感する部分は、素直になれなくて真逆なことを言ってしまったりするところですかね。バイクは好きで昔よく乗っていたので、また乗れて嬉しかったです。


どんな方にこの作品を観て欲しいですか?

能年玲奈: 原作のファンの方も観て欲しいですが、私のことを好きになってくれた人も観て欲しいです。必死に頑張ったので、気になった人は観て欲しいです(笑)。

登坂広臣: 中高生や、原作ファンの方、大事な人がいる方、愛している人がいる方、幅広い方に観て欲しいです。

三木孝浩監督: 恋愛映画ではありますが、親子の魂を見出している作品でもあります。親子に観て欲しいですね。


(オフィシャル素材提供)



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