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作品紹介

トップページ > 作品紹介 マッキー

2013-10-08 更新

原題:Makkhi
マッキーmakkhi
© M/s. VARAHI CHARANA CHITRAM.

イントロダクション

 小さなハエが人間と戦うという、誰も考え付かなかった設定のコミカルかつダイナミックな映画が日本上陸。ハエは日常生活で決して主役になることはないが、小ささを充分に武器にした勇敢なヒーロー映画として、世界中を驚嘆させている映画がこの『マッキー』だ。オリジナルはインド南東部のテルグ語で作られた『Eega』だが、地方映画としては珍しく、タミル語、ヒンディー語、マラヤーラム語の他言語バージョンを前提に制作された。ストーリーは共通だが、一部ゲスト出演者(声の出演含む)を変えるなど、マーケットに合わせた工夫もされている。ちなみにマッキーはヒンディー語でハエを指す。

 ピクサーのアニメーションを彷彿とさせる明るくてお調子者のハエが、愛する彼女を守るため、そして自分を殺したマフィアまがいの悪徳実業家と必死で戦う様子には、誰もが拍手を贈りたくなる!そしてきっとマッキーを好きになる!

makkhi 本作を作り上げたのは、テルグ語映画界きってのスター監督S.S.ラージャマウリ。監督する作品は軒並み大ヒットを飛ばしているが、観客を飽きさせないストーリーのうまさとクレーン撮影を駆使したカメラワークが非常に優れ、辛口のメディアからも観客からも高い評価を得ている。

 今回ハエを相手に怪演を見せてくれたのが、カンナダ語映画の大スター、スディープだ。コワモテの悪徳社長をクールに演じる一方で、ハエ一匹に異常なまでに翻弄される役どころも同時にこなし強烈な悪役ぶりを見せつける。彼の熱演がなければ、今回の映画の成功はなかったといえるほど。ヒロイン役ビンドゥを演じるのは若手女優のサマンサ。日本人好みする可愛らしい顔立ちでモデルとしても活躍していたが、本作のヒットでいまや押しも押されぬ超人気女優に上り詰めた。

ストーリー

 ジャニは、家の向かいに住む美人のビンドゥのことが好きだった。ビンドゥは小さなサリーなどを作るマイクロ・アーティストで、慈善活動を行うNGOにも参加している。彼女もジャニのことが気になっていた。一方、建設会社社長のスディープは野心家で自信家、そして無類の女好き。裏の世界にも通ずるマフィアの顔も持ち、金と権力とルックスでこの世に落とせない女はいないと思っている。彼はNGOとして寄付を募りに来た美しいビンドゥに釘づけになる。

makkhi ある日、ついにジャニはビンドゥに想いを伝えた。するとビンドゥもジャニのことを好きだという。彼女がすっかり自分の手に落ちたと勝手に思っていたスディープは怒り狂い、ジャニを呼びだし、なぶり殺しにしてしまう。死んだジャニが生まれ変わったのは、なんとハエだった。

 ハエになったジャニは前世でのスディープへの恨みを思い出し、大復讐を誓うのだった。


(2012年、インド、上映時間:125分)

キャスト&スタッフ

監督:S・S・ラージャマウリ
出演:ナーニ、スディープ、サマンサ・ルス・プラブ

配給
アンプラグド
10月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開!

オフィシャルサイト
masala-movie.com/makkhi/

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