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作品紹介

トップページ > 作品紹介 遠くでずっとそばにいる

2013-06-14 更新

遠くでずっとそばにいるzusoba
© 2013「遠くでずっとそばにいる」製作委員会

イントロダクション

 あなたにはありますか? 身体だけが憶えているほどの記憶が……。

zusoba 交通事故で突然記憶を失ってしまった志村朔美、27歳。失ってしまった10年分の記憶に隠された残酷な過去。しかし記憶を失くしたことを楽しむ彼女の明るさは、10年という時を遡ってしまった17歳の朔美。無邪気な彼女は、自分の過去と向き合うことで苦しみ、葛藤し、そして自分を見つめ直し、再び27歳の朔美へと成長していく。

 透明感溢れる映像で綴られる本作は、オール秋田ロケで撮影された。原作・脚本は、デビュー以来一貫して恋愛をテーマに男女の関係性を描き続ける小説家・狗飼恭子の同名小説(幻冬舎文庫刊)。メガホンをとったのは、『天国はまだ遠く』(出演:加藤ローサ・徳井義実)以来5年ぶりの長編作となる長澤雅彦監督。

 また、『ニューヨーク、アイラブユー』『ヴァンパイア』などの監督作品で世界的に活躍している岩井俊二が、自らの作品以外で初めて長編劇場映画の音楽を手掛けている。

 主人公・朔美を等身大で演じきったのは、映画『夢売るふたり』やドラマ「dinner」(CX)など話題作で注目を集める、倉科カナ。共演には、中野裕太・伽奈・清水くるみ・徳井義実(チュートリアル)、六角精児・岡田奈々など多彩な俳優陣が顔を揃えた。

ストーリー

 志村朔美(倉科カナ)、27歳。交通事故で記憶障害が起こり、10年分の記憶を失ってしまった。

zusoba 頭の中だけが17歳に逆戻りしてしまった朔美は、自分の周辺で突然起こった変化に戸惑いながらも、その状況を楽しんでいた。それでもやはり、10年の出来事が気になり始め、恋人と思われる細見良彦(中野裕太)や、高校時代の同級生で性同一障害のため男の子になりかけている大島 薫(伽奈)に助けられながら失われた記憶を辿り始める。

 17歳の朔美にとって見覚えのない鍵、半分だけの絵、そして10年分の写真の束……。

 記憶をたどりながら明らかになる不可解な事実――。

 果たして、失われた記憶は、27歳の朔美にどんな未来をもたらすのだろうか……。


(2013年、日本、上映時間:108分)

キャスト&スタッフ
監督:長澤雅彦
原作:狗飼恭子「遠くでずっとそばにいる」(幻冬舎文庫刊)
音楽:岩井俊二
出演:倉科カナ、中野裕太、伽奈、清水くるみ、徳井義実(チュートリアル)、六角精児ほか

提供・配給
ソニーPCL
6月15日(土) ユーロスペースほか全国順次ロードショー
6月8日(土) TOHOシネマズ秋田ほか先行上映

オフィシャルサイト
http://遠くでずっとそばにいる.com

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