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トップページ > 最新ニュース > 『キャプテンハーロック』豪華声優キャスト&9月7日(土)公開日が決定!

『キャプテンハーロック』
豪華声優キャスト&9月7日(土)公開日が決定!

2013-05-12 更新

herlock
© LEIJI MATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners

 日本のアニメ史上に輝くエポックである巨匠松本零士。「銀河鉄道999」に代表されるSFアニメの中でも多くの少年の胸を打った「宇宙海賊キャプテンハーロック」が総製作費3000万ドル(東映アニメ史上最高額)、日本のトップクリエイターとともに、世界市場に挑戦する壮大なる映像プロジェクトとして蘇る。

herlock そして、この度、かつて英雄と呼ばれ政府に叛旗を翻した男・キャプテンハーロック役の声優を小栗 旬、本作『キャプテンハーロック』に伴って新たに加えられた新キャラクターであり、政府に叛旗を翻す呪われた宇宙海賊「キャプテンハーロック」(小栗 旬)の暗殺を政府に命じられ、彼の艦(ふね)アルカディア号に仲間として潜入して密かに命を狙う青年・ヤマ役を三浦春馬(声優初挑戦)、ハーロック率いる宇宙海賊クルーに蒼井 優、古田新太、福田彩乃が担当することが決定した!

 実は、公式HP上で解禁されている特報映像には小栗旬の声が使われており、「全ては自由のために!」と力強く語りかけるその声に、映像を視聴したファンの間で“この声は誰?”と話題を呼び、注目を集めていた。遂に、その答えが明らかに。新生『キャプテンハーロック』に期待が高まる!


【小栗 旬 コメント】

 カンヌ映画祭のコンペティション部門という最高の舞台で『そして父になる』のワールドプレミアを行えるのは本当に嬉しいですし、光栄に思います。選んでいただいた映画祭関係者の皆さまに感謝します。産まれたばかりのこの映画がどんなふうにあの場所で受け止められるのか? カンヌを出発点にどこまで遠く世界を旅出来るのか? 今は期待と不安と半々ですが、福山さんはじめ、スタッフ・キャストと一緒にその一歩目をきちんと見届けて来たいと思います。


【三浦春馬 コメント】

 以前から声優のお仕事をしたいと思っていたので、初めての作品がこのような大作で、喜びと同時に不安な気持ちもありました。実際の収録は、威厳があり心に響くハーロックを小栗さんが力強く演じられていたので、ヤマとして、負けない強い気持ちで臨みました。想像を超える迫力の映像に是非注目してください。


【松本零士からも絶賛コメント!!】

 凄いクオリティーの作品。涙が出るほど嬉しい。製作スタッフに感謝をしたい。


◆小栗 旬、三浦春馬 起用理由について(池澤良幸プロデューサー)

 この規模の映画を作ろうとしたのですから、悩み続けるのは覚悟していました。この映画のそもそもの始まりは荒牧監督と福井晴敏さんとで社会の行き詰まり感を話していたことでした。情報フロンティアの行き着いた果てが、行き場のない世界になってしまったのかなと。そう思ったときに、ハーロックのテーマは普遍的なんだなと再認識しました。
 ハーロック、という孤高の男は時代に抗い、自由のために生きてきた。そんな大人もいるんだ、と『宇宙海賊キャプテンハーロック』を知らない方々にも伝わればいいなと話していました。それを突き詰め、同じ思いを共有する主役の二人には、そんな現代を体現している方でないと説得力がないであろうと議論しました。
 今回の製作は5年にも及び、いちばん最初の仮アフレコやモーション・キャプチャー撮影などの段階を含めると、合計二百数十人にも及ぶ方々にオーディションにご参加いただきました。そして、その段階ごとで、各シーンのキャラクターたちの感情がどんどん積み上げられていきました。
 そして、最後のアフレコ。かつての栄光に甘えることなく、時代の脆弱さに流されることのないテーマを体現できる演技者。そんな方々に最後の命を吹き込んでもらいたい。キャスティングの議論と調整は半年近くにも及びました。ただ、娯楽大作を作り上げていくという命題のなかでも、この積み上げてきた底辺のところだけは守っていきたいというのが、製作スタッフ全員の想いでした。
 この映画はハーロックとヤマが主役だということもできます。だから、小栗 旬さんと三浦春馬さんのお二人のコンビに出会えたことで、作品の説得力が本物になったのだと思います。何回にも及ぶリハーサルや収録にもめげることなく、監督や福井さん、スタッフの厳しい注文にも応えながら、小栗さんと三浦さんだからこそ成熟させられたキャラクターになりました。
 ハリウッドのヒーロー映画のほとんどがそうであるように、『キャプテンハーロック』もまた、「リブートである」とご説明させていただいております。おふたりの演技をご覧になったとき、その意味がいちばんわかるのではないでしょうか。
 どうぞお楽しみに!


(オフィシャル素材提供)


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