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作品紹介

トップページ > 作品紹介 シャニダールの花

2013-05-04 更新


シャニダールの花shanidar
© 2012「シャニダールの花」製作委員会

イントロダクション

 本作の主演には、数々の話題のドラマ・映画に出演し、ミステリアスで独特の雰囲気を放つ人気絶頂の綾野 剛と、蜷川幸雄、野田秀樹、長塚圭史ら、名高い演出家から高い評価を受け、今後は『ちいさいおうち』(山田洋次監督)など話題作を控える、若手実力派No.1の黒木 華。そのほか、刈谷友衣子、山下リオなどのフレッシュで独特の個性を放つ顔ぶれに続き、伊藤 歩、古舘寛治など実力派が集結。

shanidar そして、本作は、石井岳龍監督が、“聰亙”の時代から温め続けてきた入魂の一作。監督自身、「花はエロスと死の象徴であり、それに侵される男女を見つめなおすことは、生命力のあり方をとらえなおすこと」と語るように、人間と花の関係性を通して、世界の新たな見方を大胆に表現。そして、物語のラストは、一見破滅へ向かうように描かれながらも、エネルギーに満ちた世界の永遠を感じさせてくれる――。

ストーリー

 極少数の限られた女性の胸にだけ、見たこともない世にも美しい花が咲くという不思議な現象が起こっていた。満開時に採取されたその花の成分は、画期的な新薬の開発に繋がるとされ、億単位で取引されていた。

shanidar シャニダール研究所に勤務する植物学者の大瀧とセラピストの響子。日々、研究に追われている彼らの使命は、提供者の胸に芽吹いた花を育て、一番美しい形で採取させることであった。一途に研究に没頭する大瀧、人を惹きつける不思議な魅力を持つ響子、花の成長に誘われるように、次第に恋に落ちていく二人……。

 しかし、花を採取する時に、提供者の女性が謎の死を遂げる事件が相次ぎ、大瀧は、研究所に不信感を抱き始める。一方、響子はそれが危険な花だと知りながらも、その花の魅力にのめり込んで行く。互いに惹かれ合っていた二人の運命の歯車が、少しずつ、狂い始めていた……。


(2012年、日本、上映時間:105分)

キャスト&スタッフ

監督:石井岳龍
脚本:じんのひろあき、石井岳龍、田中智章
出演:綾野 剛、黒木 華、刈谷友衣子、山下リオ、古舘寛治、伊藤 歩ほか

配給
ファントム・フィルム
7月20日(土)、テアトル新宿ほかロードショー

オフィシャルサイト
shanidar-hana.com/

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