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トップページ > 記者会見 > 『そして父になる』第66回カンヌ国際映画祭 記者会見オフィシャル・リポート

『そして父になる』
第66回カンヌ国際映画祭
記者会見オフィシャル・リポート

2013-05-19 更新

是枝裕和監督、福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー
二宮慶多、黄 升炫

そして父になるchichi

配給:ギャガ
10月5日(土) 新宿ピカデリー他全国ロードショー
© 2013『そして父になる』製作委員会

 2013年15月18日(土)12:30(現地時間)より、第66回カンヌ国際映画祭にて、是枝裕和監督最新作、福山雅治主演映画『そして父になる』の記者会見が実施され、監督と福山雅治ほか出演者が出席した。

chichi 会見に入る前のフォトコールでは、あいにくの打ち付ける雨と冷たい風の中ではあったものの、白いジャケットとスーツという爽やかないでたちで登場した福山をはじめ、是枝裕和監督と出演者らが、総計50台以上の世界から集まったスチールカメラマンたちの前で笑顔で応えた。

 続いて始まった記者会見では、終始穏やかな雰囲気で質疑応答がかわされた。小さな慶太君の顔が見えないと記者たちから声があがると、隣にいた福山が抱きかかえて、顔が見えるようにしてあげる一幕もあった。


chichi是枝裕和監督: 私の作品全てが家族をとらえているわけではありませんが、両親が亡くなり、子供も生まれて自分のあり方を考えるにあたって、この作品は家族をテーマにして描きました。
 カンヌのような映画祭は、上映が終わるまでなかなか落ち着けませんが、カンヌだからこそ様々な方ともお会いできますし、お話もできます。滞在中はできるだけ映画をめぐる豊かな時間を過ごしたいと思います。
 子供たちにセリフを言わせたり、ここに感情をこめてといったシーンは基本的にはつくっていません。彼らは言ったことすら覚えていないかもしれません。セリフを書いて渡したりもしません。オーディションする前はこういう子を撮りたいと思ってから選ぶのではなく、会って、この子を撮りたいと思った子にお願いします。その子たちの個性が良くでるように考えてやります。
 この作品をこう観てほしいというのはまだ正直ありません。私は作品に強いメッセージを入れたりするタイプではなく、観た方たちの感想を聞いて受け止めながら、自分のつくったものを確認する作り手です。映画祭は特に、そういう点において重要な場所だと感じています。

chichi福山雅治: 僕は実際に父親になったことがありませんので、このお話をいただいた際に自分には似合わないのでは?父親には見えないのでは?と不安になり、監督と相談しましたが、「この作品はまさにそういう作品だから、撮影が進むにつれて少しずつ父に見えてくればよいのでは」というお言葉をいただき、そのようなことを心において撮影に挑みました。
 カンヌという土地は初めてです。朝から取材などスケジュールがたてこんでいます(苦笑)。日本だとイライラしちゃうスケジュールですが、土地のせいか穏やかな気持ちでいられます。日本でもそうありたいと思います(笑)。  この作品は監督の方針で子供たちに台本を見せていません。子供たちにとってはある設定の中で我々と遊んだ記憶として刻まれているのかもしれません。今回は、子供たちの感性に導かれて自分たちの中から出てきたものを監督に切り取っていただいた感じです。お芝居をしたという感覚とはちょっと違いましたね。この作品はそれが良かったのかなと思います。

chichi 升炫からは本番が始まる直前で「いつスターになろうと思ったの?」と声をかけられてとまどったかな(笑)。是枝監督の現場はライブと同じです。即興のものがそのまま映像に収められている。現場で見た人でないと、この感覚だったりその凄さは分からないかもしれません。是枝さんというのはすごい人だなと感じました。
 カンヌに来たことで自分に何か変化があるのかは僕にはよく分かりません。今回は監督に連れてきてもらえたと思っていますので、感謝しています。また来られたら、是非来たいですね。

chichi尾野真千子: カンヌは2度目です。どんなに頑張って仕事をしていてもなかなか来られない場所です。今回この作品でみんな一緒にここに来られたことをすごく嬉しく思います。

リリー・フランキー: カンヌは思っていた以上に華やかで、いるだけで高揚する場所ですね。ご飯に行って全員が帰ったあとも自分だけ残って飲んでました。眠れませんでした。監督をはじめみんなでここに来られたことを嬉しく思います。

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