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舞台挨拶・イベント

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『恐竜を掘ろう』完成披露試写会

2013-03-15 更新

大和田伸也監督、松方弘樹、内山理名、入江甚儀、小野花梨

恐竜を掘ろうkyoryu

配給:東京テアトル
3/30(土)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー
© 「恐竜を掘ろう」製作委員会

 「映画を監督することは子供の頃からの夢だった」と語るベテラン俳優・大和田伸也が、65歳にして自らの故郷である福井を舞台に映画監督初挑戦。そして、これまで150本以上の映画に出演してきた日本映画界を代表する俳優・松方弘樹が、「過去に体験したことのない役柄」に挑戦し新境地を開く。

 “ふるさと”で生きる人々の絆を愛情たっぷりに瑞々しく描き出す感動のヒューマンドラマ『恐竜を掘ろう』は、全国に先駆けて2月23日より福井にて先行上映がスタートし、現在も大ヒット上映中。そしていよいよ3月30日より全国公開となる。その全国公開記念イベントとして、監督&キャスト登壇の完成披露試写会が実施された。

登壇者を代表して大和田監督からご挨拶をお願いいたします。

大和田伸也監督: 皆様、本日はありがとうございます。胸がいっぱいです。映画監督になるのが子供の頃からの夢でした。 私の生まれ故郷である福井県の自治体や同級生を中心とした多くの地元の方々の協力により、65歳にしてついに夢を実現することができました。それぞれの世代の方々に観ていただき、温かい気持ちになってほしいです。そして現代のメルヘンだと思って観ていただきたいと思います。

松方さんは心にぽっかり穴があいたような孤独を感じる美術店店主を演じられましたが、演じてみていかがでしたか?

kyoryu松方弘樹: これまで150本以上の作品に出演してきましたが、今回のような役を演じるのは初めてでした。実は脚本を読む前、監督から手紙をいただいたんです。そこには監督のこの映画にかける熱い思いがつづられており、アニキと一緒にやりたいと。男性からラブレターをもらったのははじめてでした(笑)。

大和田伸也監督: 私も初めてでした(笑)!

松方弘樹: たくさんの方に観ていただき、お友達やお知り合いに宣伝してほしいです。

内山さん、この映画は大和田監督のふるさとである福井県オールロケで約1ヵ月間撮影が行われたそうですが、福井での撮影はいかがでしたか?

内山理名: 今回のロケは福井県のいろいろな場所で撮影したのですが、どこに行っても地元の方々に本当に温かく迎えていただきました。撮影のお昼休みには地元のお母さん方が郷土料理をふるまってくださり、とても美味しかったです。そして、大和田さんという尊敬する役者さんに演技指導してもらえて、大変貴重な体験でした。この映画を観て温かい気持ちになっていただきたいです。

入江さんにとっては大先輩たちに囲まれての撮影だったかと思いますが、印象に残っている撮影中のエピソードを教えてください。

入江甚儀: 監督と相談しながら義明のキャラクターを作っていきました。松方さんには一度晩御飯を食べに連れていっていただいたのですが、「甚儀は若いんだからこれくらい食べられるよな」と一番でっかいステーキが出てきて、生まれて初めてあんなに厚い肉を食べました! 食べきるのに必死でしたがめちゃくちゃ美味しかったです。ごちそうさまでした。

小野さんについては、監督も松方さんも「あのこは宇宙人みたい。そして女優として今後の活躍が楽しみ」とおっしゃってします。そんなことを言われた感想はいかがですか?

小野花梨: ありがとうございます。宇宙人……そうですね。喜んでいいのか気になるお言葉ですが、大大先輩のみなさんに囲まれてついていくのに精いっぱいでした。不甲斐ないなぁと思うことばかりでしたが、偉大な大先輩の方々が教えてくれたことを胸に、恥ずかしくない今後を過ごしていきたいです。

監督はどうして小野さんを宇宙人だと?

大和田伸也監督: 映画を観ればわかります。彼女の不思議少女っぷりが凄くよかったです。宇宙人自体を僕は見たことはないのですが……(場内爆笑)。

最後に大和田監督からメッセージをお願いいたします。

大和田伸也監督: この映画は観光映画にしたくなかったです。とても美しいところでロケをした人間の心を描いたヒューマン・ドラマになっています。それぞれの世代の方がそれぞれの想いで観ていただき、温かい気持ちになって欲しい。明日からの生きるヒントにしてほしいと思います。


(オフィシャル素材提供)


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