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作品紹介

トップページ > 作品紹介 シネマ歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』

2012-08-20 更新


籠釣瓶花街酔醒kagotsurube
(C)松竹株式会社

イントロダクション

豪華共演で贈る吉原の世界。あの「かごつるべ」が映画館によみがえる!

花魁に全てを捧げた田舎商人―佐野次郎左衛門

悲哀を背負う吉原一の花魁―八ツ橋

花魁の身請けを責める情夫―繁山栄之丞


kagotsurube この作品は吉原で実際に起きた事件をもとに書かれ、1888年に初演された。

 歌舞伎ならではの豪華絢爛な花魁道中での見染めに始まり、「縁切りの場」での八ツ橋の悲哀と、次郎左衛門の「そりゃあんまり袖なかろうぜ」に始まる名台詞など見どころ多い名作。

 十七代目中村勘三郎二十三回忌追善、歌舞伎座さよなら公演ならではの豪華顔合わせで堪能できる。

ストーリー

kagotsurube 上州佐野の絹商人、佐野次郎左衛門と下男の治六は、江戸で商いをした帰りに、話の種にと桜も美しい吉原へやってくる。初めて見る華やかな吉原の風情に驚き、念願の花魁道中も見ていよいよ帰ろうとするところへ、吉原一の花魁、八ツ橋の道中と遭遇。この世のものとは思えないほど美しい八ツ橋に次郎左衛門は魂を奪われてしまう。

 それから半年、あばた顔の田舎者ながら人柄も気前も良い次郎左衛門は、江戸に来る度に八ツ橋のもとへ通い、遂には身請け話も出始める。

 しかし八ツ橋には繁山栄之丞という情夫がおり、身請け話に怒った栄之丞は次郎左衛門との縁切りを迫る。それを知らない次郎左衛門は八ツ橋を身請けしようと同業の商人を連れて吉原へやってくるが、浮かぬ顔をした八ツ橋に突然愛想づかしをされ、恥をかきうちひしがれて帰っていく。

 それから4ヵ月が過ぎ、次郎左衛門は再び吉原に現れ、わだかまりなく振舞うが……。


(上演月:2010年2月、上演劇場:歌舞伎座)

配役
佐野次郎左衛門:中村勘三郎
八ツ橋:坂東玉三郎
九重:中村魁春
治六:中村勘九郎
七越:中村七之助
初菊:中村鶴松
絹商人丈助:片岡亀蔵
絹商人丹兵衛:片岡市蔵
釣鐘権八:坂東彌十郎
おきつ:片岡秀太郎
立花屋長兵衛:片岡我當
繁山栄之丞:片岡仁左衛門

配給
松竹
9月29日(土) 全国公開

オフィシャルサイト
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/20/

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