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作品紹介

トップページ > 作品紹介 愛と誠

2012-04-01 更新

愛と誠aitomakoto
(C)2012『愛と誠』製作委員会

イントロダクション

 誰にも止められない超不良・太賀 誠、正真正銘のお嬢様・早乙女愛。天と地ほどに何もかも違う<天使と悪魔>ともいうべきふたり……。だがそこには運命の恋があった――。愛の、惜しみない愛情は、かたく閉ざされた誠の心の扉を開けることができるのか!?

 老若男女すべての者の胸を焦がした、梶原一騎・ながやす巧による伝説のコミックが、『クローズZERO』『十三人の刺客』など、ジャンルのボーダーを軽々と超えて精力的に作品を発表し続ける天才監督、三池崇史によって完全映画化!

 太賀 誠を演じるのは、日本映画界を牽引する俳優、妻夫木聡。クールで皮肉屋、常に何かに苛立ち、鋭い眼光を放ちながらも心の奥底には優しさを隠し持つ不良役で新たな魅力を炸裂させる。そんな誠に常軌を逸した献身を捧げる、空回りすらも愛おしいヒロイン・早乙女愛役に、CM・ドラマなど今最も注目を集めている新時代のスター、武井 咲。映画初出演とは思えない存在感で見事なコメディエンヌぶりを発揮している。また「君のためなら死ねる―!」とエネルギッシュに叫ぶ強烈なキャラクター、メガネ優等生・岩清水役に斎藤 工、静かな迫力を醸し出す女子高生役に大野いと、恋するスケバン役の安藤サクラなど、その存在感に注目が集まる若手から、市村正親、余 貴美子、伊原剛志ら実力派ベテラン俳優、さらには加藤清史郎、一青 窈など、豪華キャストが結集した。

 この豪華キャストが魅せるのは、奇跡の歌と踊りだ。まるでこの映画のためにあつらえたかのように登場人物たちの心情をヴィヴィッドに伝える「激しい恋」「空に太陽があるかぎり」「あの素晴しい愛をもう一度」など、世代を超えた名曲の数々。これらをアレンジし蘇らせたのは日本を代表する音楽プロデューサー、小林武史。躍動感溢れるパパイヤ鈴木の振付けが加わり、ドラマチックな物語がすさまじいテンションで加速してゆく――。

 日本映画屈指のスタッフとキャストが揃い、心揺さぶるアクションとドラマが融合、ハードな描写のなかにロマンチックが息づく、究極の純愛エンタテイメントが完成した!!

ストーリー

 ブルジョア一家の令嬢・早乙女愛は幼少期、雪山で見知らぬ少年に助けられた。その出来事は、彼女の心に“白馬の騎士との出会い”として、強烈な思い出となり刻み込まれた――。

 それから11年後の1972年、新宿地下街。愛(武井 咲)の前に現れたのは、超不良の太賀 誠(妻夫木聡)。それは運命の再会だった。不幸な少年時代の復讐を胸に東京へやって来た誠は不良グループとの殴り合いのケンカの果て、上京早々少年院送りに……。運命の人との再開を果たした愛は、誠を更生させるため、両親(市村正親、一青窈)に頼みこみ、名門青葉台学園に誠を編入させる。さらにはアパートや学費を用意し「私は彼を立ち直らせる義務があります! 私は誠さんを愛しています」と宣言。遂には、校則を破ってあやしい喫茶店でアルバイトまで始める。

 愛の献身もむなしく、たちまち青葉台学園を退学処分となった誠は、不良たちの掃き溜めである花園実業に転入。愛も誠を追って花園実業へ。さらに一方的な想いで愛を追いかけるメガネ優等生、岩清水弘(斎藤工)も「きみのためなら死ねる!」とばかりに花園実業へ転がり込んだ。そんな中、スケバングループのガムコ(安藤サクラ)は、ガラの悪い女子軍団に全くひるまない誠に一目惚れ。一方、誠は静かな迫力と暗さを感じさせる女子高生、高原由紀(大野いと)と心を通わせていく。由紀を一方的に愛する用心棒・蔵王権太(伊原剛志)は嫉妬に燃え、ケタ外れの破壊力で誠に大怪我を負わせる。常に場違いな言動で空回りしながら誠を助けようとする愛、猛烈な一途さで絡んでくる岩清水。遂には影の大番長=裏番までもが動き出し、学園中を巻き込んだ大乱闘へと発展していく――。

 学園を裏で支配しているのは一体誰なのか。そして誠が東京にやってきた理由とは……? 全ての争いが終わった時、愛と誠に本当の幸福は訪れるのか!?

(2012年、日本、上映時間:134分)

キャスト&スタッフ

監督:三池崇史
原作:梶原一騎・ながやす巧「愛と誠」(講談社プラチナコミックス所載)
音楽:小林武史
出演:妻夫木聡、武井 咲、斎藤 工、大野いと、安藤サクラ、伊原剛志ほか

配給
角川映画・東映
6月16日(土) 新宿バルト9他 全国ロードショー!

オフィシャルサイト
http://aiandmakoto.jp/

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