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舞台挨拶・イベント

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『逆転裁判』完成披露イベント

2012-01-27 更新

成宮寛貴、斎藤 工、桐谷美玲、中尾明慶、石橋 凌、柄本 明、三池崇史監督

逆転裁判

配給:東宝
2012年2月11日(土・祝)全国東宝系ロードショー
(C)2012 CAPCOM/「逆転裁判」製作委員会

 映画『逆転裁判』完成披露イベントが都内ホテルにて行われ、出演者の成宮寛貴、斎藤 工、桐谷美玲、中尾 明慶、石橋 凌、柄本 明、そして三池崇史監督が出席し、“異議あり!”なトークで盛り上がった。

 最初の挨拶で成宮は、「去年の暮れあたりから、書類とかの職業欄にようやく役者と書けるようになりました」と役者としての自信が出てきたことを告白。すると、三池監督も「去年の暮れくらいからでしょうか。ようやく職業欄に映画監督と書けるようになりました。最近、ちょっと映画を作るのが上手になってきたと思っているんです……」とコネタを披露、会場を笑わせた。

 三池組に初参加だったという成宮は「監督は、見た目が怖いので最初はドキドキしていたんですが……」と前置きしてから、「一言で言うなら天才ですね。カット割りを細かく撮ったり、大胆に1カットで撮ったりして、毎日何が起こるかワクワクしていました」と語った。

 本作では、それぞれがキャラクターに合ったメイクやコスチューム姿を披露しているが、成宮は「完全にコスプレでした(笑)。(自分自身に)説得力を持たせるために一生懸命、鏡を見て“これがオレだ”と言い聞かせていました」と話し、監督から「君はビジュアルとの勝負だね」と言われたことも明かした。斎藤も「単体でいるとキツかった」と苦笑い。柄本は「(つけ)髭がかゆかった」と素直な感想を漏らしていた。


 桐谷は、原作ゲームの大ファンだったことを明かし、「オファーが来たときはびっくりするくらい嬉しくて歓声をあげました。みなさんの衣裳を着たキャラクター姿を見たときは、“(ゲーム)そのままだ”と感動しました」と興奮気味に語った。

 三池組の常連、石橋は「三池さんがやると聞いて、ぜひやりたいと(出演を)すぐに決めました」と語り、「法廷のセットが素晴らしくて感動しました」と細部にわたって原作の世界を再現した監督の力量を絶賛した。

 当日は、会場の中央に設置された証言台に成宮、斎藤、桐谷が立ち、“異議あり”と思った過去の思い出をそれぞれが披露し、他のキャスト陣でその内容が審議されるというコーナーが設けられていた。

 桐谷は「小学校のころ、クラスで人気の男の子にバレンタイン・デーに手作りのクッキーをあげたいと思って渡しに行ったのですが、女の子の行列ができていて、私は最後尾で結局渡せなかったんです」とバレンタイン・デーの思い出話を披露。斎藤は「レンタル・ビデオ屋で、自分がかかわった作品を必ず目立つところに置くようにしています」と証言、これには成宮をはじめ石橋も同調。特に石橋は「以前、三池監督の『オーディション』を嫌いな監督の作品の上に重ねておいたことがあります」と述懐。成宮は「好きだった女の子に喜ぶ顔が見たくてサプライズでプレゼントをあげたのに、“くれると分かっていたので驚かない”と言われた」と哀しい恋の思い出を証言。同情を集め、全員から「異議なし」の札を勝ちとっていた。

 最後に成宮が「ゲームファンだけでなく万人に楽しんでいただける超ド級のエンターテインメントになっています!」と映画を熱くアピールしてイベントを締めくくった。

(文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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