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舞台挨拶・イベント

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『痛み』ジャパン・プレミア

2011-11-30 更新

クォン・サンウ

痛み

配給:エスピーオー
2012年2月11日よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー!
(C)2011 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

 映画『痛み』のジャパンプレミアが中野サンプラザにて行われ、主演のクォン・サンウが新作映画を撮影中の北京から駆けつけ登壇し、つめかけたファンを熱狂させた。

 サンウが映画のPRのために来日するのは、キム・ハヌルと共演した『青春漫画 僕らの恋愛シナリオ』以来5年ぶりとあって、会場には多くの女性ファンが集結。会場の外にもチケットが手に入らなかったファンが溢れていた。
 サンウが登場し、「こんにちは、クォン・サンウです」と日本語で挨拶すると、客席からは大きな声援と拍手、「かっこいい~!」という声が飛んだ。

 本作に出演を決めた理由を聞かれたサンウは、まず「メロウな感じのするタイトルが気になった」と明かし、「シナリオを読んで、相手役の女性としっくりこない男女の関係性に興味を持った。そして彼が、異なる痛みを知るという物語の展開に惹かれ出演を決めた」と説明した。「皆さんは、あまりカッコよくない僕を観ることになるかもしれないけど、それは新しい挑戦です。どんなふうに演じているか観てほしい」と新境地に挑んだ意気込みを語った。そして、「僕がこれまで撮った作品のなかでも、『痛み』は特別な作品のひとつだと言えます。楽しんでご覧ください」と同作をアピールした。


 当日は、公式サイトで募ったという、ファンからの質問に答えるコーナーも設けられており、「女性のどの部分が好きですか?」という質問に、「外見では、だいたいの男性がそうだと思いますが、ヒップラインかな(笑)」と照れながら回答。司会者がさらに突っ込んで尋ねようとすると「詳細はちょっと……」とはにかんだ表情をみせた。42歳のキャリア・ウーマンから寄せられた「40を過ぎてまだ独身でいる女性についてどう思いますか?」という質問には、「まったく問題ありません。結婚できないのではなく、しないのですから。韓国でも“オールドミス”なんていう言い方はなくなってきていて、仕事を続けている独身の女性は多いです。45歳くらいまでは大丈夫ですよ(笑)」と答えて会場を沸かせた。

 今は、北京でジャッキー・チェンとの共演作を撮影中というサンウ。憧れの存在であるジャッキーとの共演について「驚くほどの超人的なアクションを披露し、歳は一切感じさせない。“素晴らしい!”のひと言です」と大絶賛。加えて、「ウィットにとんでいて、とても楽しいかたです」と順調な撮影を報告した。
 また撮影はフランスでも行われたことを明かし、そこで以前にTVドラマ「シンデレラマン」で共演したK-POPグループ「少女時代」のユナと再会したことを告白。「彼女たちもフランスで公演があって来ていたので、連絡を取りあって一緒に食事をしました」と現在も交流が続いていることを明かしていた。

 客席のファンから以前、ファン・ミーティングで披露したという、少女時代の代表曲「Gee」の振り付けを見せて! というリクエストがあったが、「マスコミの方も来ているので、次の機会に……」と笑顔で辞退する場面もみられた。

 本作のメガホンをとったのは、映画『友へ チング』『タイフーン TYPHOON』など、男くさい作風という印象が強いクァク・キョンテク監督。初のラブ・ストーリーに挑戦している。


(文・写真:Sachiko Fukuzumi)


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