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作品紹介

トップページ > 作品紹介 一枚のハガキ

2011-07-15 更新

一枚のハガキ
(C)2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス

イントロダクション

 戦争末期に招集された兵士100名のうち、94名が戦士し6名が生きて帰ってきた。その生死を分けたのは、上官が彼らの任務先を決めるためにひいた“クジ”だった――。

 モスクワ、ベルリン、モントリオールなどの海外の映画祭をはじめ、国内でも日本アカデミー賞、東京国際映画祭など国内外で数々の栄誉に輝く、日本最高齢の巨匠・新藤兼人。彼が自ら「映画人生最後の作品」と語る本作は、自身が生き残った兵士6人のうちの1人である新藤監督の実体験を元に作られた。

 人の命が“クジ”に左右され、兵士の死は残された家族のその後の人生をも破滅に導く。そんな戦争の愚かさを、新藤兼人は体験者ならではの目線で、特に激しく、時に笑い飛ばすように描いてみせた。

ストーリー

 戦争末期に召集された100名の中年兵は、上官によるクジ引きによってそれぞれ次の戦地が決められた。宝塚に赴任する松山啓太(豊川悦司)は、フィリピンへ赴任することになった森川定造(六平直政)に妻・友子からの一枚のハガキを託される。

 ――今日はお祭りですがあなたがいらっしゃらないので 何の風情もありません――

 「お前が生き残ったら、このハガキは読んだと妻に伝えてくれ」と、啓太は定造から依頼された。そして、終戦。100名の内、生き残ったのはたった6名だった。

 ハガキを書いた友子(大竹しのぶ)は夫の亡き後、次々と家族を失い、古い家屋とともに朽ち果てようとしていた。

 そんな友子のもとに啓太がハガキを持って訪ねてきた……。

(2011年、日本、上映時間:114分)

キャスト&スタッフ
原作・脚本・監督:新藤兼人
企画・製作:近代映画協会
出演:豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政、大杉 漣、柄本 明、倍賞美津子、津川雅彦ほか

配給
東京テアトル
8/6(土) テアトル新宿、広島・八丁座にて先行ロードショー、8/13(土)より全国ロードショー

オフィシャルサイト
http://www.ichimai-no-hagaki.jp/

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