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『マイ・バック・ページ』大阪記者会見

2011-06-13 更新

妻夫木聡、松山ケンイチ、山下敦弘監督

ベスト・キッド

配給:アスミック・エース
全国大ヒット上映中!
http://mbp-movie.com/

 日本映画界を代表する屈指の若き才能たちが<実在した事件>を基に作り上げた衝撃と感動のドラマ、映画『マイ・バック・ページ』。全国公開に先駆けて、大阪・堂島ホテルにて記者会見が行われた。
 妻夫木 聡×松山ケンイチの豪華2ショットに山下監督が登壇し、神戸で行われた撮影の裏話や大阪の印象などを語り、会場を大きく盛り上げた。また、会見の最後には映画の大ヒットを祈願して“ダルマ”に目を入れた。


山下敦弘監督: 大阪には8年住んでいて、とても慣れた土地。今回、関西(神戸)でも撮影してお世話になったので、こういう形で帰ってこれて嬉しいです。クランクイン後の最初2週間は神戸で撮影したんですが、スケジュールに余裕があったので、妻夫木君とは食事に行って話し込み、沢田というキャラクターを作り上げました。すごく重要な期間でした。

妻夫木聡: 大阪は、どこの場所よりも距離感が近いのが嬉しいです。どんな作品でも温かく迎えてくれて、「この人たちが一緒に作ってくれたのかな?」と思うほど。いつもありがたく感じます。食も楽しみで、食い倒れたいなと思っています(笑)。

 神戸撮影中、監督と話し合った内容は濃かったです。その頃の人たちは何を考えていたか?ジャーナリズムとは何だろう?など大枠での話をしていました。あと、お肉が美味しかったですね。
 監督の映画は人間の良いところばかりではなく、悪いところも見せて、その「人間ってダメだな」と思うところが逆にかわいく見えてきます。撮るのがすごく上手い方で、この方の演出を受けてみたいと思っていました。山下監督は、見た目がおもしろくて、かわいらしい(笑)。映画を観てコメントを求められることが多いですが、自らコメントを出させて下さいと言ったのは、監督の『天然コケッコー』だけ。
 1960-70年代は、今の時代を生きる僕としては、個人で物事を見てしまうような、もっと大きなものと戦っていたと思う時代です。今よりパワーがありました。この間の中国万博もすごかったですが、大阪でやった万博はあの時代にあの技術を持っていて、とても誇れると思いました。岡本太郎展に行って分かったのですが、人間の可能性って限りない。想像は自由でいいと思います。何かに向かっていく、何かを見据えた上でのはじめの一歩が60~70年代は感じます。

松山ケンイチ: 大阪ではキャンペーンが印象に残っていて、舞台挨拶をいつもやらせていただくのですが、お客さんのパワーがすごく熱いです。山下監督の作品は2作目ですが、『リンダ リンダ リンダ』の時はお芝居が分からなくて、付いていくのが必至でした。監督には助けていただいたので印象に残っています。すごい力だなって思いました。

 1960-70年代は、この時代のマンガ原作(『カムイ外伝』『銭ゲバ』)の仕事をやらせてもらう機会がありましたが、今のマンガと違う。大きな物に向かって戦いに挑んで行く、勝ち取っていく。当時の若い人たちは見ている方向が違います。とても興味がありました。


(オフィシャル素材提供)


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