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作品紹介

トップページ > 作品紹介 > 何も変えてはならない

2010-07-19 更新

原題:NE CHANGE RIEN

何も変えてはならない

イントロダクション
 鮮烈な日本公開となった『ヴァンダの部屋』、驚きと感動をもって迎えられた『コロッサル・ユース』から2年――。
 ポルトガルの俊英が、フランス人女優ジャンヌ・バリバールの歌手活動を記録した、これまでにない至高の音楽ドキュメンタリーが誕生。
 『そして僕は恋をする』(アルノー・デプレシャン)や『恋ごころ』『ランジェ公爵夫人』(ジャック・リヴェット)などに主演し、若手から巨匠まで現代フランスにおける映画作家たちのミューズとして知られるフランス人女優ジャンヌ・バリバール。歌手としても知られるバリバールの音楽活動の軌跡を、『ヴァンダの部屋』『コロッサル・ユース』で世界中の気鋭の映画作家たちやアーティストたちを刺激し続ける、今最も注目を集めるポルトガルの鬼才ペドロ・コスタが独自の視点で映画にした。
 ライブ・リハーサルやアルバム・レコーディング、ロック・コンサートや歌のレッスン、曲は《ジョニー・ギター》からオッフェンバックの《ペリコール》まで、そして舞台をフランスのサンマリー・オーミーン村の屋根裏部屋から東京のカフェへと移しながら、ひとりの女優の持つ様々な表情を、ペドロ・コスタがモノクロの美しく力強い映像で見事に捉える。5年にわたり撮影され、完成した本作を見たバリバールは、「私のポートレート以上」とのコメントを寄せている。
 原題の「NE CHANGE RIEN」(何も変えてはならない)は、ジャン=リュック・ゴダール『映画史』からの引用で、『何も変えてはならない』においても、サンプリングされたゴダールの声を聞くことができる。ゴダールはこの言葉を、ロベール・ブレッソンの「シネマトグラフ覚書」から引用している。
 2009年のカンヌ国際映画祭を始め、世界各地の映画祭で好評を博した本作は、ペドロ・コスタとジャンヌ・バリバールが紡ぐ密やかな愛の歌である。

(2009年、ポルトガル・フランス、上映時間:103分)

キャスト&スタッフ
監督:ペドロ・コスタ
出演:ジャンヌ・バリバール、ロドルフ・ビュルジェ、エルヴェ・ルース、アルノー・ディテリアン、ジョエル・テゥーほか

配給:シネマトリックス
7月31日(土)、ユーロスペースにてロードショー!

オフィシャルサイト
http://www.cinematrix.jp/nechangerien

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