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記者会見

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『タイタンの戦い』来日記者会見

2010-04-19 更新

サム・ワーシントン、ルイ・ルテリエ監督

タイタンの戦い

配給:ワーナー・ブラザース映画
4月23日(金)より丸の内ピカデリー他 全国ロードショー!
(C)2010 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES

 ギリシャ神話をベースに、人間と神々の戦いを描いたアクション・アドベンチャー大作映画『タイタンの戦い』の来日記者会見が都内某ホテルにて行われ、主演のサム・ワーシントン、ルイ・ルテリエ監督が登壇した。サムの来日は映画『アバター』以来、約半年ぶり2度目となる。

まずはご挨拶からお願いします。

ルイ・ルテリエ監督: 日本には4年ほど前に一度来たから、2度目の来日になる。昨夜、桜を見たけれど、とても美しかった。
サム・ワーシントン: 『アバター』から6ヵ月ぶり、また戻ってこれて嬉しいよ。今日は、カメラのフラッシュがまぶしいからサングラスをかけて出てくれば良かったかな(笑)。

女性に特に観てほしい場面はどの場面ですか?

サム・ワーシントン: 女性が着るドレス(スカート)のような衣装を着ている場面かな。丈をなるべく短くして、みんなチキンとのような足を出しているよ(笑)。たぶん気に入ってもらえると思う(笑)。

本作は作1981年の映画『タイタンの戦い』のリメイクですが、オリジナルとはどんな点が違っていますか? 特に力を入れた部分はどんなところでしょうか?

ルイ・ルテリエ監督: 僕はオリジナルの大ファンだよ。この作品は、サムが出演したことでオリジナルとは大きく変わったと思っている。サムはキャラクターに深い感情をもたらしてくれたと思うよ。

本作では家族のために戦うヒーローが描かれていますが、あなた方にとって家族とはどのような存在ですか?

サム・ワーシントン: 家族は、僕にとって全てだよ。でも、血がつながった家族だけではなくて、僕の人生の中で縁をつなぐ人たちもすべて含めてね。
ルイ・ルテリエ監督: 僕には妻と二人の娘がいるんだが、とても大切に思っているよ。

リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズと共演された感想はいかがでしたか?

サム・ワーシントン: 彼らのような名優といるときは、僕は黙って、ただ、彼らの言うことを聞くだけだよ。長年の俳優経験の中で、彼らが身につけてきた振る舞いは“マスタークラス”というにふさわしいものだね。演技レッスンを受けているような感じだった。彼らには勇気がある。役に飛び込んでいく姿はほんとうに素晴らしい。共演して、多くを学んだよ。

『アバター』に続いて、戦うヒーローを演じられましたが、見事な肉体作りの秘けつは?

サム・ワーシントン: 赤面してきたよ(笑)(大テレのサム)。ビールを飲むのを控えたぐらいだ。あと、地獄のキャンプにも行かされたね(笑)。僕は普段はなまけ者だけど、6ヵ月間の撮影中はちゃんとトレーニングしてベストを尽くした。 ルイ・ルテリエ監督: サムは謙虚なコメントをしたね。彼を起用したのは体うんぬんではなく、強い心で役そのものに成り切ってくれるからなんだよ! 実は、サムはすごく目が悪いんだ。メガネなしでは何も見えないくらいね。撮影中にサムが爪をはがしてしまったことがあった。それでも僕は、クールに「テイク2」って撮影を続行したけれどね(笑)。

大作への出演が続いていますが、あなたにどんな変化がありましたか? 今後はどのような作品に出演していきますか? 3D作品についての考えを教えてください。

サム・ワーシントン: 出演する作品は、自分が観たい映画かどうかで選んでいるだけ。僕にとっては(故郷の)オーストラリアで400万ドルの予算で作る映画も、ハリウッドで1億ドルをかけて作る映画も同じなんだ。製作費は関係ない。時間はお金で買うことができないからね。
 大作の場合はプレッシャーも大きいけど、メディアへの露出度も多くなる。そこでどう重みを出すかがチャレンジにもなるんだ。次回作も自分がお金を払って観たいかどうかで決めるよ。
 『アバター』、『タイタンの戦い』は両方ともに3D映画だけれど、俳優の仕事としては(2Dでも3Dでも)同じ。3Dは観客を全く違う世界へ連れていくツールだけど、映画というのは現実を忘れて旅に連れていくものだと思う。そのためには物語や俳優、キャラクターが強くなくてはいけないんだ。今後もいろんなタイプの監督と仕事がしたいと思っている。楽しみにしているよ。

本作はGWに公開されますが、最後にお二人からメッセージをお願いします。

ルイ・ルテリエ監督、サム・ワーシントン: この映画を観て、ゴールデン・タイムを過ごしてください。 家族みんなで楽しんで観てください!

ファクトリー・ティータイム

 映画『タイタンの戦いは、ギリシャ神話を題材にしたアクション大作。神と人間が共存する世界を舞台に、体は神、心は人間の男ペルセウス(サム)が人類の危機を救うために戦いを繰り広げる。
 記者の質問や監督の突っ込みに大声で笑うサム。飾らない人柄が魅力的。今後はどんな役に挑戦するのだろう? 活躍が期待される。
(文・写真:Sachiko Fukuzumi)


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