このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2009-10-15 更新
イントロダクション
故障のため走ることをあきらめた元天才走者と、事件を起こし競技から遠ざかった天才走者、そして陸上経験のないド素人の総勢10人が、<箱根駅伝>を目指す!?
何の目標もなく日々を過ごしていた男子たちが、頂点を極めるために必要な強さを手に入れていく、真っ向勝負の青春ストーリーが誕生!
原作は、直木賞作家・三浦しをんの同名小説。選手たちの「走るとは何か?」の問いかけは、すべての人々の「生きるとは何か?」の問いかけに重なっていく。胸躍るスポーツ青春小説であると同時に、普遍的な人生のテーマを追いかけた作品として広く愛されている小説の、待望の映画化が実現した。
長距離選手に必要なのは、“速さではなく強さ”──故障による泥沼から這い上がり、独自の結論に達したハイジを演じるのは、『ROOKIES─卒業─』の小出恵介。その確かな演技力で、若手俳優の中でも一歩抜きん出た存在だ。
純粋に心の底から走ることを望むあまり、他人との衝突も多いカケルには、『バッテリー』の林遣都。その他、『体育館ベイビー』の中村優一、「ROOKIES」の川村陽介、『タッチ』の斉藤慶太、斉藤祥太、ソフトバンクのCMで大ブレイクしたダンテ・カーヴァーなどが出演。また、津川雅彦がチームの監督役に扮して脇を固める。
監督は、これがデビュー作となる大森寿美男。NHK大河ドラマの「風林火山」、「クライマーズ・ハイ」、映画『星になった少年』などの脚本家として知られている。
本作のもう1人の主役は、箱根駅伝。コースの1区から10区までを忠実に再現、3万人のエキストラを集め、40ヶ所にカメラを設置、スクリーンにリアルなレースを再現した。10人が起こした本当の奇跡とは何だったのか? 2009年秋、スクリーンで、魂を焦がすレースが始まる──!
ストーリー
寛政大学4年の灰ニ(ハイジ)は、ある日、完璧なフォームで駆け抜ける走(カケル)に出会い、彼を自分の住むおんぼろアパート竹青荘(実は陸上部の寮)に誘う。カケルは長距離の天才走者だが、ある事件で陸上から遠ざかっていた。実は、ハイジも元天才走者だった。カケルを含め住人の数が10人揃った所で、ハイジは「今から1年間、みんなで箱根駅伝を目指す!」と宣言。ハイジとカケルの他は、漫画オタク、ヘビースモーカー、アフリカからの留学生、司法試験合格者などの素人メンバー、しかもたった10人での無謀な挑戦だ。当然、メンバーは猛反発!! しかし、ハイジが考えた個々に適したトレーニングメニューや住人同士の絆で、次第に駅伝に挑む身体と強靭な精神力を身につけていく……。果たして10人は奇跡を起こすのか!?
(2009年、日本、上映時間:133分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:大森寿美男
原作:「風が強く吹いている」三浦しをん(新潮社刊)
出演:小出恵介、林 遣都、中村優一、川村陽介、斉藤慶太、斉藤祥太、ダンテ・カーヴァー、橋本 淳、森 廉、内野謙太ほか
配給:松竹
助成:文化芸術振興費補助金
10月31日(土) 全国ロードショー
オフィシャルサイト
http://www.kaze-movie.com