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記者会見

トップページ > 記者会見 > 『トワイライト~初恋~』来日記者会見

来日記者会見

2009-03-07 更新

ロバート・パティンソン、クリスティン・スチュワート、テイラー・ロートナー

トワイライト~初恋~

配給:アスミック・エース、角川エンタテインメント
4月4日(土) 全国ロードショー
(C)2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 世界各国で公開され、大旋風を起こし、社会現象を巻き起こしているヴァンパイア映画『トワイライト~初恋~』の来日記者会見が行われ、ロバート・パティンソン、クリスティン・スチュワート、テイラー・ロートナーが登壇した。
―『トワイライト~初恋~』は、越してきたばかりで周囲になじめない転校生のベラと出会ったエドワード。二人はお互いに激しく惹かれあうものの、実はエドワードのは正体はヴァンパイアだったというストーリー。ステファニー・メイヤーの原作はすでに累計4200万部を突破、「ハリー・ポッター」についで世界第2位のベストセラーを記録している。

まずはご挨拶からお願いします。

クリスティン・スチュワート: (日本語で)日本に来られてとてもうれしいです。
ロバート・パティンソン: (日本語で挨拶した)クリスティンにまた負けちゃっているね(苦笑)。とにかく多くのファンの皆さんが歓迎してくださり、うれしく思います。皆さん、ありがとう!
テイラー・ロートナー: 日本に来ることが出来て、うれしいです。

映画に出演することで、原作者から何かアドバイスを受けられたのでしょうか?

ロバート・パティンソン: 原作者は初の映画化ということで、すべて僕たちに任せてくださったので、僕たちは自由に演じることが出来たよ。
クリスティン・スチュワート: 特に具体的なアドバイスは受けなかったわ。必要なものはすべて原作に書かれていたから。
テイラー・ロートナー: 一番重要だと思うのは、本に描かれている役を僕が忠実に演じることだと思ったんだ。

ロバート・パティンソンさんは『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』にも出演されていますね。二つの映画の共通点や相違点はどんなところにありますか?

ロバート・パティンソン: 僕は、共通点は特に無いと思っている。『ハリー・ポッター』の世界はすべてファンタジーな世界で繰り広げられるけれど、『トワイライト』の場合は人間関係が強く描かれている。セクシーな描写もあるしね。その部分は『ハリーポッター』には無い部分だね。

役作りで行ったことを教えてください。

ロバート・パティンソン: あえて、人と会わないようにした。人と接しない時期を設け、人とまったく話をしなかった。僕はいままで長い時間社会から自分を遠ざけて、自分を社会から遮断するって機会は今まで無かったから、その時間をエンジョイしたよ。主に本を読んだりしていたけれど、かなり集中力を高めることが出来たと思う。次回作でも同じ様にするつもり。楽しみにしているよ。
クリスティン・スチュワート: ベラ・スワンの役はかけ離れたものではなく、自分に近い存在だった。私はナーバスなほうで、あまりじっとして入られないの。ベラはじっとしていることが出来る人、静のエネルギーを持っている人物ね。原作を読み込んで、ロバートと一緒に話し合いながら二人で役作りをして、準備をしたわ。次回作となる『NEW MOON(原題)』もすでに読んだわ。
テイラー・ロートナー: すべては原作に書かれていると思っていたので、本を読み込んだよ。僕はクルト人の役(ベラの幼なじみジェイコム役)なので、実際にクルト人の方にお会いして話を伺ったんだ。

ヴァンパイアをテーマにした作品がなぜこれほどまでに人を惹きつけると思いますか?

ロバート・パティンソン: 今回実際に演じてみてビックリしたのは、いかにヴァンパイアのファンが多いかってことだった。どんな風にヴァンパイアが描かれるかってことに、すごく執着を持っているんだ。『トワイライト』の中でのヴァンパイアというのは、神に近い存在で強烈なパワーをもっているけれど、人間から血をもらわなければ生きていけない。そこが人間からみて魅力的なのかな。それと、ヴァンパイアは血を吸うために首に噛み付く。その行為はとてもセクシーだと思うよ。そんな部分も人々を引きつけるんだろうね(笑)。
クリスティン・スチュワート: 最近気がついたことがあるの。人というものは“変化を恐れる”ということ。いつまでも若いまま、同じでいられるというヴァンパイアに魅力を感じると思うけれど、それは違うんじゃないかしら。108歳になっているヴァンパイアのエドワード・カレン(ロバート)の人生が、ベラと出会うことでひっくり返ってしまうのだから(笑)。
テイラー・ロートナー: ヴァンパイアの魅力については、多くの女性を魅了したロバートに聞いてもらうほうがいいね……(笑)。

ファクトリー・ティータイム

世界中の女の子をとりこにしている美形ヴァンパイアを演じたロバート・パティンソンが来日するとあって、会見の後に開かれたプレミア・イベント=レッド・カーペットには、当日雨だったにもかかわらず早くから多くのファンが詰め掛けた。人気があるってねすごいことなのね~。ファンのパワーに圧倒されてしまった。
美形ヴァンパイアとの禁断の恋――やっぱり、ビジュアルは大切なのね。本当は108歳なのに……。
予断はさておき、続編の映画化も決定している本作は、果たして日本でも旋風を巻き起こすか?
(文・写真:Sachiko Fukuzumi)


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