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作品紹介

トップページ > 作品紹介 1978年、冬。

2008-05-19 更新

1978年、冬。
(C)2007 China Film Group Corporation & Wako Company Limited

イントロダクション
2002年のベルリン映画祭は、中国映画、あるいはアジア映画を最も精力的に見続けてきた業界人たちでさえ、長らく忘れることのできない想定外の驚愕に震えた年となった。まったく聞いたことのない名前の監督と、誰一人知っているスターさえ出ていないキャスティングによって作られた一本の無名中国映画が、まるで“新人”チャン・イーモウがその監督デビュー作『紅いコーリャン』で1987年のベルリンに初登場した時のように、人々に中国からまた一人新しい本物の才能が誕生したことを確信させたからだ。 その作品は『思い出の夏』、そしてそれを監督した主こそ、同作によって監督デビューを遂げたリー・チーシアン(李継賢)だった。そんな彼の、待望の最新作が『1978年、冬。』。完成するなりロッテルダム映画祭を皮切りに各地の国際映画祭で好評を博し、昨秋の東京国際映画祭コンペティション部門ではみごと審査員特別賞に輝いた。

作品紹介
1978年冬、中国北部の小さな町西幹道。絵を描くことが趣味の11歳のファントウと、その兄で、いつも工場の勤めをサボっている18歳の不良なスーピンの退屈な毎日は、ある日、北京から突然一人の少女が彼らの家の前に引っ越してきたことで、ガラリと様相を変えていく。少女から絵の才能を褒められ、いつの日か展覧会を開くことを夢見るようになるファントウ。片や兄のスーピンは、少女に秘かな恋心を抱きはじめる。肉親から遠く離れて一人孤独にこの町に暮らしはじめた少女も、次第にスーピンと心を通わすようになる。しかしやがてスーピンは、兵役で町から出征。そして一年後、1979年の冬。彼らの誰もが予想しなかった報せが、この町にもたらされる……。
(2007年、中国・日本、上映時間:101分)

キャスト&スタッフ
監督・脚本:リー・チーシアン(李継賢)
共同脚本:リー・ウェイ(李薇)
出演:ファントウ(方頭)、チャン・トンファン(張登峰)、スーピン(四平)、リー・チエ(李傑)、シュエン(雪雁)、シェン・チアニーほか

配給
ワコー/グアパ・グアポ
6月14日(土)より渋谷ユーロスペースにてロードショー 全国順次公開

オフィシャルサイト
http://1978-winter.com/(外部リンク)

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