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作品紹介

トップページ > 作品紹介 > タクシデルミア ある剥製師の遺言

2008-04-04 更新

タクシデルミア ある剥製師の遺言

イントロダクション
1人のおじいさんの「しゃっくり」が止まらなくなるにつれて、なぜか村全体がおかしくなっていく様子を描き、世界中で熱狂的に迎えられた『ハックル』を、若干28歳で監督したハンガリーの異才パールフィ・ジョルジ。カンヌ国際映画祭で誰もが注目した最新作『タクシデルミア』のモチーフは、なんと「はく製」と「大食い」! 「人間の欲望」と「命の極限」を描くことにより、「人間とは何か?」をあぶり出す本作の脚本は、サンダンス映画祭でサンダンス・NHK賞を受賞。しかし、その“規格外”の内容により、NHKが日本でのTV放映権を手離し、出資を見送る異例の事態を生んだ。
「異様な美しさを放つ」「おぞましくも陽気」と評される本作は、ハンガリー映画史上、最大の制作費を投入。奇妙な親子の物語を通して、いつの時代も愛や成功、不死を求める人間という存在を恐ろしくもユーモラスに描き出す。突然、床がぐるりと裏返る回想シーン、ポップアップ絵本に見立てた夢想の世界、冗談とも本気ともつかない大食い競争のトレーニング・センターなど、デヴィット・リンチやモンティ・パイソンに通じる映像とユーモアのセンス、更にはガルシア=マルケスの小説を彷彿とさせる魔術的世界をも感じさせる唯一無二の作品が完成した。

作品紹介
ハンガリーで剥製店を営んでいる若き剥製師・ラヨシュ。彼には、第二次世界大戦で一兵卒だった祖父、共産主義時代に大食いアスリートだった父と母がいる。激動の時代に生きた肉親たちの数奇な人生と、ラヨシュの平凡な毎日……。なぜ、ラヨシュは「剥製」を作り続けるのか? 
彼が目指す究極の剥製とは何か?
(2006年、ハンガリー・オーストリア・フランス合作、上映時間:91分)

キャスト&スタッフ
監督:パールフィ・ジョルジ
原作:パルティ・ナジ・ラヨシュ
脚本:ルットカイ・ジョーフィア
出演:ツェネ・チャバ、トローチャーニ・ゲルゲイ、マルク・ビシュショフ、シュタンツェル・アデール、ヘゲドゥーシュ・デー・ゲーザほか

配給
エスパース・サロウ
3月29日(土)、シアター・イメージフォーラムほか、全国順次ロードショー

オフィシャルサイト
http://www.espace-sarou.co.jp/taxidermia/(外部リンク)

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