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作品紹介

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2008-03-19 更新

コントロール
(C)Nothsee Limited 2007

イントロダクション
U2、ビョーク、デペッシュ・モード、ドリームズ・カム・トゥルー、北野 武……ロック界のみならず世界を揺り動かすカリスマを撮り続けるフォトグラファー&アーティスト、アントン・コービン。独特の美しいモノクローム映像でフィルムのワンカット・ワンカットに青春期の若者の心の痛みを描いた一級のドラマとして、今年のカンヌ国際映画祭カメラドール/スペシャル・メンション賞、英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多5部門受賞など、海外の映画祭で映画監督としての手腕が高く評価されている。
ハリウッドでも活躍しているビッグ・ネームの若手俳優たちを抑えて抜擢されたイアン役のサム・ライリーは、恵まれた容姿と初々しい魅力でブレイク直前。「ヴァラエティ」誌の“今年注目の10人の俳優”にも選出。妻デボラには英国の名女優サマンサ・モートン(『ギター弾きの恋』)、愛人アニークは、コッポラやアンゲロブロスなど巨匠監督作品目白押しのアレクサンドラ・マリア・ララ(『ヒトラー~最期の12日間~』)が演じている。

作品紹介
1976年、セックス・ピストルズによる伝説的なマンチェスター初ライブ。レッサー・フリー・トレード・ホールに集まったのはわずか42名だったが、のちに“マッドチェスター・ムーヴメント”の旗手となる若き男たちが詰めかけた。ファクトリー・レコードの創設者トニー・ウィルソンや天才プロデューサーのマーティン・ハネット、ザ・スミスのモリッシー、シンプリー・レッドのミック・ハックネル、スティッフ・キトゥンズのバーナード・サムナーとピーター・フック……。
田舎町でデヴィッド・ボウイに憧れるイアン・カーティス少年もその歴史的瞬間を体験していた。ギターもろくに弾けなかったが、音楽の道に進む決意を抱いていた。翌年、バーナードとピーターのバンドにイアンは加入。“ワルシャワ”となったバンド名は、ファクトリーと契約する頃には(ナチス・ドイツ時代の将校用慰安所から)“ジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)”へと改められる。ヴォーカル兼ソングライターだったイアン・カーティスは、低い独特の歌声と聴衆をどこか煽情するような歌詞と激しいステージ上のパフォーマンスで、“ポスト・パンク”を代表するカリスマ・ヒーローになっていく。
しかし、一方で、イアンは原因不明のけいれんに悩まされる。やがて彼は、献身的な妻デボラと自分に全身全霊の愛を注ぐ愛人アニークとの間で板ばさみになり、自分自身を抑制(コントロール)できずに悩み苦しむ。行き場を失った彼が向かったのは、ロック・スターを夢見ていた少年時代の思い出に満ちた場所だった――。
(2007年、イギリス・アメリカ・オーストラリア・日本、119分)

キャスト&スタッフ
監督:アントン・コービン
原作:デボラ・カーティス
出演:サム・ライリー、サマンサ・モートン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ジョー・アンダーソン、ジェームズ・アンソニー・ピアソン、ハリー・トレッダウェイ、クレイグ・パーキンソン、トビー・ケベル、リチャード・ブレマーほか

配給
スタイルジャム
シネマライズにて公開中、全国順次ロードショー

オフィシャルサイト
http://control-movie.jp(外部リンク)

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