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作品紹介

トップページ > 作品紹介 > ラフマニノフ ある愛の調べ

2008-03-07 更新

ラフマニノフ ある愛の調べ
(C)2007 THEMA PRODUCTION JSC (c)2007 VGTRK ALL RIGHTS RESERVED

イントロダクション
世界で最も美しく、最も弾きこなすことが困難な名曲を生み出す作曲家であると同時に、その曲を超絶的な技巧を持つ“魔法の手”で完璧に演奏できるピアニスト。
セルゲイ・ラフマニノフは、まさに天才だった。たとえ彼の名前を知らなくても、往年の名作映画『逢びき』から、ドラマ化された大ヒットコミック「のだめカンタービレ」まで、様々な作品に流れる「ピアノ協奏曲第2番」や、『シャイン』に登場した「ピアノ協奏曲第3番」なら、誰もが耳にしたことがあるだろう。
時代を超えて、今も私たちを魅了する名曲を生み出したラフマニノフは、驚くほど波乱に満ちた生涯をおくった。
裕福な生家の没落、恩師との決別、初めての交響曲の失敗、作曲家生命の危機、ロシア革命と亡命、アメリカでの第2の人生──次々と襲いかかる運命の嵐のただ中で、彼はなぜ、永遠に残る名曲を書くことができたのか? そこには、秘められた愛の物語があった……。
ロシア映画、演劇界を代表するキャストをそろえた監督は、『タクシー・ブルース』で、カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞したパーヴェル・ルンギン。
時に叙情的に、時にダイナミックに、魂を捉えて離さない旋律が紡ぎ出す愛の物語が今、幕を明ける──。

作品紹介
その夜、カーネギー・ホールは、熱狂的な感動に包まれていた。ロシア革命を逃れてアメリカに亡命したラフマニノフ(エフゲニー・ツィガノフ)の、ニューヨークでの初コンサートが開かれたのだ。時は1920年代、人々は目の前で繰り広げられる音楽の奇跡に、破格の賛辞を贈り続けた。
この日を皮切りに全米ツアーが始まるが、行く先々での大成功とは裏腹に、ラフマニノフは日に日に憔悴していく。
祖国への望郷の念、そして何よりも新しい曲が生まれない苦しみ──妻のナターシャ(ヴィクトリア・トルストガノヴァ)は、そんな夫を辛抱強く励まし支え続ける。
ある日、ラフマニノフのもとに、贈り主不明のライラックの花束が届く。故郷に咲き乱れるその花の甘い香りをかいだ瞬間、切なくも情熱的な愛の日々が甦る。
募る想いを込めて交響曲を捧げた年上のアンナ(ヴィクトリア・イサコヴァ)。革命に燃える瞳に心を奪われたマリアンナ(ミリアム・セホン)……。それからも、花束は届き続ける。いったい贈り主は誰なのか?
愛の記憶に導かれるように、ラフマニノフの心に新たな旋律が生まれようとしていた……。
(2007年、ロシア、上映時間:96分)

キャスト&スタッフ
監督:パーヴェル・ルンギン
出演:エフゲニー・ツィガノフ、ヴィクトリア・トルストガノヴァ、ヴィクトリア・イサコヴァ、ミリアム・セホン、アレクセイ・コルトネフ、アレクセイ・ペトレンコ、イーゴリ・チェルニェヴィチほか

配給
ギャガ・コミュニケーションズ
G.W. Bunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ他にて全国順次公開

オフィシャルサイト
http://rachmaninoff.gyao.jp(外部リンク)

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