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作品紹介

トップページ > 作品紹介 > はじらい

2007-12-28 更新

はじらい
(C)La sorciere rouge / TS Productions

イントロダクション
前作『ひめごと』(02)で官能的な性を描いてみせたジャン=クロード・ブリソー監督。フランスの映画誌「カイエ・デュ・シネマ」の2002年ベスト1、2003年フランス文化賞シネアスト・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、名実ともにフランスを代表する監督となったブリソー監督が満を持して発表した新作『はじらい』は、自らの体験をもとに描いたとされる問題作。本作で魅せる女優たちの顔や体から伝わる優美な恍惚感は強烈なエロティシズムを発し、過激でありながらも幻想的で美しい性描写は、2006年カンヌ国際映画祭監督週間でも大いなる話題を集めた。 2005年、ブリソーは4人の女優から『ひめごと』のオーディションでのセクハラを訴えられ、裁判の結果、性的嫌がらせの罪に問われ、1年の執行猶予と多額の賠償金を支払うこととなった。「私はオーディションを受けに来た女優と浮気をしたことはありません」「訴訟が起きる前に『はじらい』の脚本はできていました。本作品は真実とは無関係です」とブリソーは語るが、あまりにも出来すぎた事実と映画との関係に、観客はさまざまな想像をかき立てられるだろう。スキャンダルにまみれた巨匠ブリソーが本作に込めたのは、懺悔か、それとも皮肉か……。

作品紹介
映画監督のフランソワは、新作の準備にとりかかっていた。テーマは「タブーと歓びについて」。最も重要なシーンのカメラ・テストを行う主義のフランソワは、オーディションを受けに来た女優たちに、あることを要求する……。
「女性の真の歓びを探りたい。だから、カメラの前で興奮を感じてほしい……」。
タブーとされる性的行為に挑む女優たちの、絶頂へと高まる過程の神秘を撮影したいというのだ。監督の要求に、呆然とする者、怒って出て行く者が続出する中、ついにフランソワは3人のミューズを手に入れた。3人の官能的なセックスを撮影したフランソワは、映画の成功を確信するが、一方で秘められた性の意識に目覚めた女性たちは次第にフランソワに依存するようになり、フランソワもまた彼女たちにのめり込んでいくのだった。監督と女優、男と女、複雑で微妙な関係は、いつまでも続くはずはなかった……。
(2006年、フランス、100分、R-18)

キャスト&スタッフ
監督・脚色:ジャン=クロード・ブリソー
出演:フレデリック・ヴァン・デン・ドリエッシュ、リーズ・ベリンク、マルーシア・デュブルイユ、マリー・アラン、ソフィー・ボネ、ジャンヌ・セラールほか

配給
アートポート
シアター・イメージフォーラム、銀座シネパトスにて公開中

オフィシャルサイト
http://www.hajirai-movie.jp(外部リンク)

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