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『アイの歌声を聴かせて』
完成披露試写会

2021-09-23 更新

土屋太鳳、福原 遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野 聡、大原さやか、吉浦康裕監督

アイの歌声を聴かせてainouta ©吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
配給:松竹
10月29日(金) 全国ロードショー

 アニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』の完成披露試写会が都内で行われ、舞台挨拶に土屋太鳳、福原 遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野 聡、大原さやか、吉浦康裕監督が登壇し、作品について語った。


 本作は、ポンコツ“AI”とそのクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメント・ストーリー。「イヴの時間」「サカサマのパテマ」などの吉浦監督が原作、脚本を手掛け、「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの大河内一楼が共同脚本。「コードギアス 亡国のアキト」などの島村秀一が総作画監督を務めている。

 主人公のAI・転校してきたシオンの声を担当した土屋は「完成して嬉しいです。素晴らしい先輩やキャストたちとご一緒できて夢のようで、胸がいっぱいです」と感無量の様子で挨拶。


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 吉浦監督も「皆様に観ていただいて映画は完成します。この日を迎えられて、本当に嬉しい。胸いっぱいです」とコロナ禍の中で作品を観客の元に届けることができたことを喜び、晴れやかな表情で挨拶した。

 クラスでいつも独りぼっちのサトミを演じた福原も「私自身、すごく大事な作品で、愛にあふれた作品です。その思いが届けばいいなと思います」と客席に向かって挨拶の言葉をのべた。


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 声優初挑戦で、幼馴染のトウマ役を演じた藤は「初めての声優挑戦で、やばい、やばいと思っていましたが、監督から『大丈夫!』と言っていただきました。大変でしたが、楽しく最後までやらせていただきました」とにっこり。

 何かと言えばミュージカル調で歌い出す主人公のシオンを演じた土屋は、「シオンは、頭脳は持っていますが、呼吸が出来ているわけではないんです。物体なのですが、動きますし、感情もあります。だから、どう演じたらいいか分からずに苦しかった」と弱音を吐露し、実際の給湯器が話す『お風呂が沸きました』というセリフを話して見せたり、役作りのために、携帯の声を何度も聞いたり、AIらしい声を周囲の家電を参考に研究したことを明かした。また、「コロナ禍なので(ほかの共演者と)一緒に収録することは出来なかったですが、離れていても、皆さんに支えられて演じることができたと思っています」と共演者に感謝の言葉を述べた。


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 また、福原や美津子役を演じた大原さやかなどから、「心が掴まれるというか、涙が止まらなくて……」と、その歌唱力を絶賛された土屋は、「小さい頃はあまり声が出なかったんです……。自分で自分の歌声を聞いて、うまいか下手かは別として『奇跡だな』と思います」と感慨深げに話した。土屋の優しく包まれる美声には、他の声優陣・ゴッちゃん役の興津和幸、アヤ役の小松未可子、サンダー役の日野 聡も納得の表情だった。


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 吉浦監督は「キャスティングで大事なのは、役柄に合っているかということ。感情のバランスが人間とはちょっと違っているのがAIらしさ。土屋さんが持つ人間の部分がシオンそのものだなと思ったので、監督としても不安はなく、つつがなく収録したという記憶があります」と収録を振り返っていた。

 映画のテーマに沿って、最近幸せだったことを問われ、土屋はしばらく考えて、「本当に今日! 今! ナウです! 観てくださる方々と同じ空間にいられて、本当に胸がいっぱいです」と誇らしげな表情と笑顔で発表した。


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 最後に、吉浦監督は「この作品を多くの方々に届けたい」とコメントし、土屋は「暖かな愛情溢れる作品に仕上がりました。未来を救うお話です。たくさんの皆様の心に届きますように」と思いを込めてメッセージを送った。


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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