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『DUNE/デューン 砂の惑星』
ジャパンプレミア

2021-10-02 更新

河北麻友子、板垣李光人、チョコレートプラネット

DUNE/デューン 砂の惑星dune ©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
配給:ワーナー・ブラザース映画
10月15日(金) 全国公開

 2021年最大の超大作である映画『DUNE/デューン 砂の惑星』が10月15日(金)に日本公開される。本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデスの物語。この度、本作の公開を記念してジャパンプレミアイベントが実施され、ゲストとしてDUNE応援団員に就任した河北麻友子と俳優の板垣李光人、お笑い芸人のチョコレートプラネットが登壇した。


 本作の主演であるティモシー・シャラメに似ていると話題の板垣李光人は、ティモシー演じるポール・アトレイデスの正装をイメージした衣装で登場。河北も、レベッカ・ファーガソン演じるレディ・ジェシカのような美麗な衣装で登場し、作品さながらの華やかなステージとなった。そしてタイトルが『DUNE/デューン 砂の惑星』ということで、プラネットつながりでイベントに登壇したチョコレートプラネットはなんと、劇中に登場する砂の惑星“デューン”の自由民フレメンが、過酷な環境に適応するために特殊な装備を備えた保水スーツ(スティルスーツ)に身を包んで登場し、ゲストを驚かせた。さらに、「今日は一日デューンプラネットです! デュンプラです!」と自己紹介し、イベントへの気合いを見せた。

 SF好きで過去にデヴィッド・リンチが映画化した作品を観て衝撃を受けたというチョコレートプラネットの長田が、「最新技術で映像化されてほしいと思っていたので遂に!(実際に観たら)映像美に圧倒されたし、どうやって撮ってるん?地球でこんなん撮れるの?という連続で、スペクタクルが過ぎる! これはIMAX®で観ないといけない!」と熱く感想を語ると、前情報なしで観賞した松尾も「めちゃくちゃ面白かったです! 本当に映像がきれいで、この場に砂が飛んでくるんじゃないかと思うくらい……観終わったあとに服払っちゃいましたもんね」と、本作の臨場感に、思わず観賞後に服についた砂を払ってしまったかのうような感覚に陥ったというエピソードを披露し、笑いを誘った。河北も「小説で描かれた壮大なスケールを映像化するってすごく難しかったと思うんですけど、世界観をこのまましたような映像が本当に素晴らしい。こういう世界がどこかにあるのかな、と思うくらいリアルに描かれているのでそこが見どころの一つだと思います」と語り、どこか自分たちの世界と地続きのように感じられる本作の世界観の魅力についてコメント。原作も読んだことがある板垣は、「原作の持っている叙情的な部分がどのように表現されるのだろう、と思っていたんですが、スケールの大きさと映像の美しさ、音楽の壮大さで見事に表現されていました。でもそのスケールの大きさの中に、ポールの繊細な心理描写があって、その対比がすごく魅力的でしたね」と、本作の壮大さの中で語られる、主人公のポール・アトレイデスの繊細な心理描写も魅力のひとつであると語った。


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 また、本作の見どころのひとつともいえるのが、主人公のポール・アトレイデスを演じたティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』で、弱冠21歳という1939年来のアカデミー賞®史上いちばん若くして最優秀主演男優賞にノミネートされ、新時代のハリウッドを背負う“プリンス・オブ・ハリウッド”として世界中から注目が集まる彼についての話題になると、河北は「かっこいいということはもう言うまでもないのですが、ポール・アトレイデスという役では最初、幼いイメージだったのが、だんだんとたくましく見えてくるという、とても多くの顔を見せてくれるんです。あと目元だけでもその緊迫感が伝わってきます」とコメント。河北同様に、ティモシーの瞳が印象的だったと語る板垣は、「一見柔らかい雰囲気に見えるのに、目に注目するとどこか虚ろな感じや、熱いものを秘めていたり……」とその魅力について語った。チョコレートプラネットの長田は「芯があるのに、どこか影があるような雰囲気がすごくポールにあっていると思いました。キャスティングが大成功だと思いました!」と語ると、松尾は「役柄を見ていると、すごく自分と重なるなと……」と神妙に語り、「どこが!?」とゲストから総ツッコミされていた。


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 イベントでは、劇中でポールが「ペインボックス」と呼ばれる箱の中に手を入れて、己の隠れた力を試されるというシーンにちなみ、ゲストが箱に手を入れて中身を当てるゲームを実施。こういった企画にはあまり挑戦したことのない板垣や、意外にもこういった企画は初めてという河北が、百戦錬磨のチョコレートプラネットに負けないリアクションを披露した。チョコレートプラネットは、本作の主人公ポールの名前にちなんで、電流が流れるポールというお題だったが、「ポール・アトレイデスですよね? ポール・ビリビリじゃないですよね?」(長田)、「ジャパンプレミアで出すものじゃない」(松尾)と超難易度の高いクイズに驚きの様子だった。

 また、もう一つの企画として制限時間内にポール・アトレイデスを演じるティモシー・シャラメを描くという「即興絵力対決」が行われた。30秒という短時間で、全員が苦戦しながらも、見事なクオリティのイラストを描いた板垣に、ゲスト一同「うまい!」と大絶賛する一幕も見られた。


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 最後に、河北が「本当に今回の作品は、今まで観たことないような作品になっているのではないかと思います。最初から最後までハラハラが止まらないので、ぜひ劇場で体験してください!」とコメントすると、板垣も「ポールの運命に翻弄されながらも強く生きる姿はスケールが違っても、皆さん共感できるのかなと思いますし、この映像と音楽は、劇場で観ないといけないと思うので、ぜひ劇場でご覧いただければと思います」、チョコレートプラネットも「どこを切り取っても絵画のような作品なので、この映像美をぜひ体験していただきたいと思います!」(長田)、「映像の美しさだけでなく、僕とティモシー・シャラメが本当に似ているのか、ぜひ劇場で確かめてください!」(松尾)とコメントし、終始、笑いの絶えない雰囲気のまま本イベントの幕は閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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