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『ある家族』初日舞台挨拶

2021-08-01 更新

川﨑麻世、野村真美、寺田もか、奥仲麻琴、伊藤真央、中西悠綺、阿南萌花、新藤栄作、ながせきいさむ監督、友田勇生製作総指揮

ある家族arukazoku ©「ある家族」製作委員会
配給:テンダープロ
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開中

 映画『ある家族』の初日舞台挨拶が7月30日(金)、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、ダブル主演の川﨑麻世、野村真美、共演の寺田もか、伊藤真央、中西悠綺、奥仲麻琴、阿南萌花、新藤栄作、メガホンをとったながせきいさむ監督、製作総指揮の友田勇生氏が登壇した。


 本作は、平成20年の児童福祉法改正により小規模住居児童養育事業として実施された「ファミリーホーム」を舞台とした物語。養育者としてホームを経営する一ノ瀬泰(川崎)・陽子(野村)夫妻と、2人の実子である一ノ瀬茜(寺田)は、育児放棄、いじめ、虐待、障害、就活苦など、多種多様な問題を抱える家庭環境を失った子どもたちを自らの家庭に迎え入れ、ともに泣き、ともに笑い、雨の日も風の日も家族としてともに日々を送っていたが、とある事情により、一ノ瀬ホームの終焉が静かに、だが確かに近づいていく……というストーリー。

 本作をどんな思いで作り上げたのかと聞かれた川﨑は「家庭環境を失った子どもたちを預かるお父さんとして、こういうお子様がまだまだいるということ、そして全国には数少ないですけどファミリーホームという形で子どもたちと生きている家族があるということを知っていただきたいというメッセージを込めて、この映画を作りました」と説明。今回、映画初主演となったが、「13歳から芸能界に入って約45年ですけど、この歳になって初主演の映画を撮ることができたということは本当に感謝しているし、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」と目を輝かせた。

 そんな川﨑と共演しての感想を求められた野村は「しっかりお芝居として組んだのは初めてだったんですけど、もっと『俺、川﨑麻世だよ!』ってタイプだと思ったんですよ。ところが違うんですよ! 川﨑麻世さんはいい意味ですごく普通なんですよ。とっても普通で余分なことを喋らず、みんなを見守っていて、スタッフに対してもいつも温かい思いでいらして、私はいろいろなことを喋るタイプなんですけど、黙って受け止めてくれて、本当にびっくりしました。人として本当に誠実だなと思って、大好きになって大ファンになりました」と人柄を絶賛すると、川﨑も「僕も野村さんとご一緒して、改めて素敵だなと!」と笑顔を見せた。

 また、一ノ瀬陽子役を演じて感じたことを聞かれた野村は「子どもたちがすごくかわいかったんですよ。私の人生は子どもがなく生きているんですけど、『お母さん』って言われることだったり、『ママ』って言われることが幸せなことなんだなと思って、短期集中の撮影期間だったんですけど、とても温かい気持ちで演じることができました。包容力のある夫と、かわいい子どもたちに囲まれて幸せでした」と充実した表情を浮かべたが、突然「麻世さん、これは『ある家族』ですよね。『あの家族は?』」と川﨑にキラーパス。これに対して、現在、タレントで妻のカイヤと裁判中の川﨑は「あの家族ってあの家族ですか?今、それを聞く?」とタジタジになるも、野村から「皆さん、この大変な時期に来てくださったんですよ。ちょっとはサービスしないと」とプッシュされ、川﨑は「マスコミからチップでももらったんじゃないですか(笑)?」と野村に突っ込んで笑いを誘った。

 また、一ノ瀬陽子役を演じて感じたことを聞かれた野村は「子どもたちがすごくかわいかったんですよ。私の人生は子どもがなく生きているんですけど、『お母さん』って言われることだったり、『ママ』って言われることが幸せなことなんだなと思って、短期集中の撮影期間だったんですけど、とても温かい気持ちで演じることができました。包容力のある夫と、かわいい子どもたちに囲まれて幸せでした」と充実した表情を浮かべたが、突然「麻世さん、これは『ある家族』ですよね。『あの家族は?』」と川﨑にキラーパス。これに対して、現在、タレントで妻のカイヤと裁判中の川﨑は「あの家族ってあの家族ですか?今、それを聞く?」とタジタジになるも、野村から「みなさん、この大変な時期に来てくださったんですよ。ちょっとはサービスしないと」とプッシュされ、川﨑は「マスコミからチップでももらったんじゃないですか?(笑)」と野村に突っ込んで笑いを誘った。

 そして、一ノ瀬茜役を演じた寺田は「私は普段、シンガーソングライターとして活動していて、『ある家族』の音楽プロデューサー、主題歌、そして麻世さんが作詞作曲された劇中歌の歌唱やバックミュージックを作る形でも参加させていただいたんですけど、ガッツリ映画のお芝居というのは初めてで、すごく緊張していたんですけど、川﨑麻世さん、野村真美さんはじめ、みなさんが温かい空気作りをしていただいていて、真美さんのことを今でも『ママ』って呼ぶくらいで、いまだに家族のように思っています」と感謝。すかさず川﨑は「まだ19歳で素晴らしい才能です。感動しました」と褒めた。



(オフィシャル素材提供)



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