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『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』公開直前イベント

2021-06-16 更新

ダチョウ倶楽部(寺門ジモン、肥後克広、上島竜兵)、生見愛瑠

クワイエット・プレイス 破られた沈黙quietplace ©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
配給:東和ピクチャーズ
6月18日(金) 全国公開

 いよいよ今週公開の『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の宣伝隊として、「めるる」こと生見愛瑠とダチョウ倶楽部の寺島ジモン、肥後克広、上島竜平の3人が登場した。


 めるるは「観るまでは怖くてドキドキする映画は苦手でしたが、この映画は展開が気になりすぎて、アトラクションのようなので普段(怖いのが)苦手という人にもおススメです!」と怖がりな自分でも楽しめたと作品の魅力をアピール。ダチョウ倶楽部の肥後は「家族のストーリーもあって怖いだけじゃないんです。(劇中で)赤ちゃんが泣くんですが、最近1歳くらいの孫ができて赤ちゃんは泣くのよ。これは本当に怖いだけじゃなくて気持ちが揺さぶられた」、寺島は「サバイバルが好きで、あの世界に入ったらどうしようって考えた。今は何が起きるか分からない世界なので、音を出しちゃいけない世界で生き延びることを考えたら汗かいてきちゃって、家の中を整理して導線まで考えちゃった(笑)」と自分自身に重ねて作品を楽しんだことを明かし、上島は観てないとボケつつも「本当に怖かった。怖さで1時間半くらいあっというまだった。酒飲まないとやってられない! 怖くて声出しちゃいそう」と本作の恐怖を語り、「声出していいんだよ!」と寺門と肥後から突っ込まれ、会場のマスコミから笑いが起こった。


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 前作の舞台は家の中という閉ざされた空間だったが、今回は外の世界へとアボット家が足を踏み出しスケールアップ! その他にもスケールアップしたと感じる部分について問われると、めるるは「声を出しちゃいけない移動距離が『無理じゃん!』という距離なんです! お父さんが前作で死んでしまっていないので、家族の絆が強くなって感動して泣きました。結構涙が出そうになるシーンがありました」と怖さだけでなく家族の絆が描かれている本編でのエモーショナルな展開に感動したことを明かす。更に、サバイバル・ホラー映画だが“家族の絆”や“成長”が描かれている本作にちなんで、最近絆を感じた瞬間や成長したと思うことについて問われると、めるるは「地元が愛知なんですが、4人の友達がいて、駅でポスターを見てそれと一緒に写真を撮って送ってくれた時に、離れていても一緒にいると絆を感じました」と自身の心温まるエピソードを披露した。


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 また、音を立てたら“何か”がくるという極限の世界を描く本作にちなんで、芸能界というサバイバルを生き残っていく秘訣について、肥後は「現状維持です! 先輩によいしょをして後輩にもよいしょをしていく。そして新しいことをやらない! 新ネタをやらないんだぞという信念を持つこと。安全安心なリアクション芸ですから! 繰り返しに飽きないことが大切」と極意を明かし、めるるも「勉強になりました!」とうなずく。4人の中で誰が一番沈黙の中で生き残れそうかという話に及ぶと、寺門は「サバイバル好きなんですが叫んじゃう!」と言い、肥後も「楽屋でずっと喋ってるもんね」と共感。めるるも「無理です! 絶対きゃーとか言っちゃう!」と生き残れないと予想し、上島は「普段は沈黙になれているから生き残れると思います。今も沈黙だろ? 俺が何やったって沈黙だから(笑)!」と自虐を入れてコメントし会場のマスコミたちの笑いを誘った。

 今日のイベントは「音を立てたら、“何か”に襲われる」という極限の世界を生きるアボット家がサバイバルをしていく映画の世界をイメージした廃工場風のセットで実施! そんな映画の世界観そのままの会場で、映画の世界を疑似体験してもらうために「音をたててはいけない」2つのミッションに挑戦! 宣伝部長の座をかけて、ダチョウ倶楽部とめるるの対決が実現した。本編で「沈黙不可避」な存在の象徴として描かれた赤ちゃんをテーマに、赤ちゃんの人形が泣き出さないように、トラップが入ったボックスを避け、哺乳瓶を探し出し、赤ちゃんをあやしていくが、リアクション芸人のレジェンドでもあるダチョウ倶楽部。おなじみの「アツアツおでん」が出てきてしまい、結果的に音を出しまくって沈黙を破ってしまい、めるるが勝利!


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 しかし、ダチョウ倶楽部は再度対決を懇願し、「サイレントでめるるを笑わせたら勝ち」というゲームに挑み、スケッチブックにお題を書いて顔芸をしたり、上島の持ちネタである「くるりんぱ」をサイレントで行い笑いを誘い、見事勝利を収めた。


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 最後にこれから映画を観る観客に向けてめるるは「怖いのが苦手な方も好きな方も楽しめます! 本作は前作と繋がっているので前作から観て欲しいです!」と、怖がりな観客に向けてもアピール。肥後は「怖いだけでなく家族愛がぎゅっと詰まっている」と言い、寺門は「今度は外に出ます! ぜひ劇場で観てください!」と、怖いだけでなくエモーショナルな部分が描かれていて舞台もスケールアップしていると映画をアピールし、イベントは幕を閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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