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トップページ > 作品紹介 『女たち』

2021-05-22 更新


女たちonnatachi
©「女たち」製作委員会

イントロダクション

 映画『ハチ公物語』(87)、『ソナチネ』(93)、『GONIN』(95)と邦画斜陽期から攻撃的な姿勢で様々な色合いの映画を製作してきた、レジェンダリープロデューサー・奥山和由。現在もプロデューサーとして『エリカ38』『銃』『海辺の映画館-キネマの玉手箱』などの意欲作を手掛けるとともに、映画監督作も発表する八面六臂の躍動を見せている。そんな奥山が、コロナ禍でふさぎ込んだ時代に風穴を開ける新作映画を製作した。それが『女たち』だ。

 舞台は透き通った青い空と、自然豊かな緑が眩しい山あいの田舎町。年老いた体の不自由な母親と二人暮らしをする美咲は、母・美津子のホームヘルパーとして自宅を訪れる直樹との結婚を夢見ていた。罵詈雑言を浴びせかけてくる毒母・美津子との息苦しい日々のオアシスは直樹との逢引き。そしてもう一つは幼なじみの親友・香織が営む養蜂場。丹精込めて作った香織のハチミツは甘く優しく、癒される。ところが直樹の手ひどい裏切りと香織の突然すぎる死によって、美咲の心のダムは決壊寸前を迎える。「なんで死んじゃったんだろ……」。人と人との距離が引き離されたコロナ時代。でも心と心は? ひとさじのハチミツが“女たち”の心を繋ぎとめる。

 幅広い映画やドラマでその演技が評価され、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの女優・篠原ゆき子が主演を務め、親友役の倉科カナは長かった髪の毛をばっさり切って役を作りこみ撮影に挑んだ本作品。女優たちの名演技によって、悩みの袋小路に追い込まれた人たちのとんでもない感情の爆発がリアルに伝わってくる。


onnatachi

ストーリー

 美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。

 あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。

 美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。


onnatachi

(2021年、日本、上映時間:97分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:内田伸輝
製作:奥山和由
プロデューサー:木谷真規
エグゼクティブ・プロデューサー:中村直史、ジャッキー・ウー、橋本 浩
脚本協力・構成:奥山和由
撮影:斎藤 文、木谷真規
撮影:斎藤 文
主題歌:荒木一郎 カバーバージョン:Little Black Dress(TOKYO RECORDS INC)
企画:チームオクヤマ
製作:吉本興業、チームオクヤマ、グローバルジャパン、キョウデングループ
出演:篠原ゆき子、倉科カナ、高畑淳子、サヘル・ローズ、筒井茄奈子、窪塚俊介ほか

配給
シネメディア、チームオクヤマ
6月1日(火) TOHOシネマズ シャンテ他全国公開!

■ オフィシャル・サイトhttps://onnatachi.official-movie.com/ (外部サイト)



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