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『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』公開アフレコ イベント
2021-04-20 更新
梶 裕貴、雨宮 天、倉科カナ、川島 明（麒麟）
配給：東映７月２日(金) 全国公開！
©鈴木央／講談社 ©鈴木央・講談社／2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
映画『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の公開アフレコ イベントが都内で行われ、共闘するメリオダスとゼルドリス役を１人で演じる梶 裕貴と、エリザベス役の雨宮 天、ゲスト声優で最高神役の倉科カナと魔神Ａ役の川島 明（麒麟）が出席した。
本作は、鈴木 央の週刊「少年マガジン」に約８年にわたって連載され、単行本の累計発行部数は3700万部を突破している人気コミックが原作。７人の大罪人により結成された、最凶最悪の騎士団「七つの大罪」が世界の危機に立ち向かっていく姿が描かれる。TVアニメから続く“最終章のその先”が鈴木による新作オリジナル・ストーリーで展開される。
この日のイベントでは、２組に分かれて公開アフレコが行われた。はじめに登場したのは梶、雨宮、倉科の３人。
エリザベスの母で、女神族を統べる“最高神”に声を担当した倉科は、原作、アニメともに大好きだと告白し、「まさか自分がその世界に入れるとは思っていなかった。オファーが来た時は“夢かな”と思うくらい嬉しかった」と喜びを爆発させる。また、梶や、雨宮の生声の演技をすぐそばで堪能した倉科は「スゴイ!!感動しちゃって……」と感激しきり。そんな倉科に、梶や雨宮は「新鮮なリアクションが嬉しいです」とにっこり。
倉科は長編アニメ映画の声優に初挑戦。「すごく難しかった。周りに対して上から目線で言葉を発して、形があるようなないような役で、リアクションの加減が分からなくて……。あと、『目を開く音を出してください』と初めていわれました」と苦労を口にした。
そんな倉科の声優ぶりについて、梶は「最高神は表情のはっきりしない難しいキャラクター。女神族のトップでありつつ、その美しさを持ちつつ、無機質な感じっていうのを、すごく上手に表現されていてびっくりしました」と絶賛した。雨宮も「声優をやっていると、語尾の着地を難しいと感じるのですが、生き物でないような冷たさもあって完璧に演じられていました」と同調した。
川島と梶のパートでは、梶は「いい声ですね」。雨宮も「低音ボイスに、悪い感じも出ていて、でも忠誠心も感じて魔神族っぽいですね」と川島の美声を称賛。川島は、コミック・アニメの大ファンと告白し、「オファーをいただいたときは、完成された世界に入っていけるかと思ったけれど、大好きな作品に自分の名前が残ってありがたい」とコメントした。
本作で、主人公メリオダスとゼルドリスという兄弟を演じている梶は「７年近くともに過ごさせてもらっていますが、原作の完結、そしてアニメも最終章ということで、こうやって２度目の劇場版をさせていただき、本当に嬉しかったです」としみじみ。続けて「アフレコが終わった後もすごくステキな作品が生まれたなと感じました。最後のセリフを言い終わってOKが出た途端に、急に寂しさが胸にこみ上げてきて……。公開された劇場版を観て泣いちゃうんじゃないかな」と感慨深げに語っていた。
雨宮は「７年以上、エリザベスを演じさせていただいて、彼女から得たものっていうのがたくさんありました。母性や包容力だったり、エリザベスが持っているものを感じさせていただきました」と振り返った。
作品のタイトルにちなんで、「最近してしまった罪なこと」を告白するコーナーでは、食べるのが大好きだという雨宮は、「ダイエット中に誘惑に負けて、餃子とご飯一杯を食べてしまいました。それと、バター醤油ご飯も大盛で……」と話す。梶も「僕も食欲には勝てない。お弁当を用意していただいているとき、お肉とお魚を選べる時なんか、肉と魚どっちもいただくという甘えの罪を犯しています」と笑顔で話した。川島は３歳になる娘にメロメロで「娘に甘すぎる罪です」。倉科は「連絡がマメじゃないんです。LINEとかいただいててもすぐに返せなくて……」と告白していた。
（取材・文・写真：福住佐知子）
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